缶詰だけど、それが何か?

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DoaU364日目_Part1_メンチカツカレー

2010-02-27 18:53:13 | 食べ物
2/27(土)

mince meat
つまり挽肉である。
これをcutletにする、つまり
♪小麦粉、卵に、パン粉をまぶして 揚げれーば♪
そうメンチカツである。

洋食であるけれど、欧米では食べられない食べ物、和食である。
ミンスミートカツレツなので、関西風にミンチカツの方が近いけれど、
東京ではメンチカツと言われる。
ハンバーグを揚げたものだけれど、なんでこんなものが生まれたんだろ?
さっぱりわからんけれど、しかし、嫁さんがエレベーターで叫ぶ。
メンチカツだよ、メンチカツ!
OKストアのエレベーターに貼ってあったチラシ、見たまんまを叫んだだけ。

昼ごはんは前夜のオリエンタルのカレーである。
何か揚げ物をトッピングするのもいいよな、そう思う。
2階で白ワインやらラム酒やら足りないものを買って、
3階に上がると、メンチカツがホントにある。
嫁さんがメンチカツを掴むと思ったら、コロッケだよ。
しかし、メンチカツも喰いたそうな顔である。
しょうがねえなあ。

家に帰って昨日のカレーを温めればいいだけ。



ジャガイモがほぼ形をなくしているので、粘性が上がっている。
昨夜、焼肉を食べに行っていた嫁さんは初見である。

黄色っぽいカレーって豚肉のカレーを想像しちゃうんだよね
嫁さんはそもそも肉が喰えなくて、カレーも肉抜きで食べていた。
友達の家で出された時、食べたらしいけれど、その後、さすがに吐いた、と。

だから黄色いカレーはイヤなのだ。
いや、豚じゃないんだって、牛すね肉だって、そう言っても
牛肉は茶色いイメージだから、なんかヘン
で、食が進まないのだ、嫁さんは。
結局、あと1食分ぐらい残る。
夜はイヤだ、てか、晩ごはんは決まっている。
明日もカレー?
う~ん、明日も洋食という和食か・・・。

DoaU363日目_Part2_オリエンタル即席カレー

2010-02-27 10:50:11 | 食べ物
世の中は評価でできている。

モノの値段だって売る側が勝手に値段が付けられる訳ではない。
買う側が評価する、最終的に。売れなければ下げざるをえない。
裁判は裁判官が評価する、量刑という名の下に。

ちょっと大きな会社だと人事評価か行われる。
目標を立て、その目標の達成率で評価が決まる。
営業はわかりやすいけれど、管理部門はかなり難しい。
ミスなく、それは当たり前であって、目標にはならないからだ。

同様に、何かを作る部門でも難しい、客観的な評価ができないからだ。
芸術作品だって同じだ、客観的な評価はない。
権威のあるものが、これは素晴らしい、その一言で決まる。
論理学で言う権威による誤謬でしかないけれど、
キム・ヨナと浅田真央のメダルの色を決めたのも、
論理的には誤謬でしかない評価というものである。

昼寝する?
フィギュアスケートを見終えた嫁さんがニコニコ顔で言う。
外を見ればけっこうな勢いで雨がふっている、
ああなるほど、そう納得する。
ただ、ハローワークに行くって言ってたじゃん、オレ。

ちゃんと16時前に着くけれど、なんだか遅いのだ。
かなり待って呼ばれると、意味がわからんことを言われる。
いや、もちろん悪い話ではない。

しかし、だ。
どういう評価なんだ?さっぱりわからん。

帰りにキミサワに寄る、ビールが足りないのだ。
つらっと見ていると、なんだかスゴいものがある。



オリエンタル即席カレー
昭和20年に発売された粉末タイプのカレーである。
元祖即席カレーはハウスだけれど、コレがかなりうまいのだ。
シェアではハウス、S&B、グリコでほぼ100%。
オリエンタルはホントに局所的な人気?
昼のヨコイに続いて、またも名古屋飯だ、なにしてんだか。

牛すね肉が20%オフだったので、それも買う。

18時に家に帰ってから、すぐにカレー作りにとりかかる。
牛すね肉に塩をふって、臭みをとる。
汗をかいたら、ナツメグとタイム、白コショウをふっておく。
小さめのジャガイモ3個の皮をむいて、水にさらす。
セロリを細かく刻む。
ニンジンの皮を剥き、テキトーに切る。
タマネギ1個は櫛切りにしておく。

鍋にオリーブオイルをひいてセロリを炒める。



強めの弱火ぐらいで炒めはじめる。
セロリの香りがたったら牛すね肉を放り込む。



牛肉を入れたら強火にして表面の色が変わるまで炒める。
強火のままニンジンを炒める。
ニンジンにオリーブオイルが絡んだら、ジャガイモも放り込む。



ジャガイモが崩れないように、ざっくりと。
白ワインを100ccぐらい入れてアルコールを飛ばす。
水1,000ccを加えて沸騰させる。
タマネギは食感を残したいので、この時点で投入。
とろ火に落として、ことこと1時間ぐらい煮込む。

一度、火を落とす。
オリエンタル即席カレーを少しずつ加え、しっかりと混ぜ合わせ撹拌。



中火で沸騰させたら1時間ぐらい休ませる。
それから、とろ火で1時間ぐらい煮込んだら完成。



This is the curry rice !
そんな感じのできである。
とろっとはしていないけれど、さらっともしていない。
茶色よりも黄色っぽい感じ。
牛すね肉の香りが漂うし、その食感もいい、なかなか。

オレにとってはこれぐらいの辛さがちょうどいい。
言いたくはないけれど、昔のカレーライスなのだ。
しかし、OKはこれをカレーと認めないかもしれない。

カレーの評価って何だ?
これまた個人の趣向でしかない、食べ物すべてに言えることだけれど。