缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU342日目_Part3_大塚会

2010-02-06 23:58:57 | 大塚会
自由が丘に阿波の里という焼き鳥屋がある。
たぶん、多くの人が自由が丘だと認めたくない一角に。
結婚して間もない頃に、そのきったない焼き鳥屋に嫁さんと入った。
山葵の葉漬けというものがあった。
ぴりっとしていておいしいですよ、そう言われて頼む。
しかし、出張絶叫屋敷が出現する、店の一角に。
ワサビが頭頂部を直撃する。
異様なぐらいに鼻の通りがよくなる、てか、鼻水が出る。
とにかく、刺激物に弱い、ホントに、とことん。

かろうじて肉豆腐を作り上げて、家を出る。
19時半過ぎに飯田橋に着く。
先週のデジャヴュのように神楽坂を上って行く。
ただ、先週よりは遥かに近い、3つ目の角を左に入る。



竹子
まだ2月なのに年中無休の文字。
いや、まあホントに年中無休なんだろうけれど。
先に店に入っていたOKとSYを探して1階を1周、
2階で見つけ、遅れてSR。
今日の主役、大塚はまだまだ来ていない。

まあ、とにかく大塚が大変なのだ。
絶対に素人童貞だ、誰もがそう思っていたのに、
騎乗位で尻をいじられるのが好きだ、どうなってるんだ?
そんなルフィとしか思えないような、
しかし綾瀬はるか似だという女性と付き合っていた、
それだけでも十分にアゴが外れる。
しかし、だ。
外れたアゴを粉砕するような事態が9月にやってくる。
おめでとう
意味がわからんけれど、しかし、オレとSYで司会をやる、
そう詰め寄るけれど、無理だな、一般常識の人たちに大塚会は持ち込めない。

てか、今日はピンで登場です、そんなメールを寄越したくせに、
大塚の腕は相変わらずだ、R1の1回戦にも出られないぐらい。

唐辛子系のショックから立ち直りつつあるOKだけれど、
誰にでも弱点はある。

この日はいろいろ頼んだ。
牡蠣の鉄板焼き、メンチカツ、タコぶつ、鶏の唐揚げなどなど。
タコぶつにはシソの葉が1枚。
遅れてやってきた唐揚げにはぴったりじゃないか。
そういう親切心からOKの皿に鶏の唐揚げとともに葉っぱを1枚。

1口目、うまく外す。
2口目、直撃。

青とうがらしだとうとサドンデスだろうとデスレインだろうと、
額に汗が浮かぶ程度のOK。
涙目だよ、全員で大笑い。
しかし、なぜこれで涙目?
わからんけれど、OKの弱点はシソである。
これなら勝てる、オレでも。

しかし、惨劇は終わらない。
巻き寿司の一覧に奇妙な文字列。
ワサビ
どんな罰ゲームだよ、そう言い合うけれど注文。

いやはやなんとも。
ワサビとは葉ワサビの漬け物。
悶絶する、バカだろ、この食い物。

カプサイシン耐性がオレ以下、
幼稚園児レベルだとオレが笑い飛ばしたSRは平気な顔。
いや、オレをみて笑っている。
な~んだ、幼稚園児以下じゃないですか

当たり前だ、物事は適量適度である。
適量を超えているのだ、入っていたワサビの漬け物の量が。
オレだけじゃなくて、大塚だってかなりおもしろい顔をしていたし。

いやはやなんとも。

バカみたいに笑って、気付けば0時。
あっという間の4時間半が過ぎ、2010年初の大塚会は幕を下ろす。
1人3,000円という圧倒的なCPの高さで、今年の大塚会は幕を開けたばかり。
次回は久しぶりに二子玉川、遊食屋に決定。
かつての子分SRに従えば、遊食屋でも死ぬことはない、
もちろん、好奇心を消し去ることができれば、だけれど。

DoaU342日目_Part2_肉豆腐

2010-02-06 22:35:13 | レシピ
Die Welt ist alles,was der Fall ist.
世界は全てである、事実であることの。

Tractatus Logico-philosophicusを書き上げたヴィトゲンシュタインは
哲学的な問題は全て解決したと考える。
そして、念願だった小学校の教師となる。
ただ、あまりに特異な教え方のせいで生徒の親からは狂人扱い。
そして建築家となり、再度ケンブリッジ大学に復帰する。

論理哲学論考を書き上げなければ、小学校の教師にならなかったし、
小学校の教師にならなければ、建築家にもならなかった。
何事にも順番は大切だ。
事実は常に順番通りに起きる、それが世界のあり方だ。

萬珍軒から帰ってきて、世界を組み立てる。

1. 紹介状の処理
2. 溜まりに溜まったブログの処理
3. 嫁さんの晩ごはん
4. 大塚会

ざくざくと処理。
2.をやりながら、3.をやる。

鍋に水600cc、出汁昆布1枚、薄切りにしたタマネギ1/2個を入れ、
弱火にかける。



沸騰したら牛肉100gと日本酒大さじ1を加える。
灰汁をひいたら、みりん大さじ2、和風だしの素を加えて煮る。



醤油大さじ2を加えて、さらに煮る。
一度、火を落としたら、ミニサイズの豆腐を入れる。



あとは沸騰させないように、とろ火でことことと。
30分ぐらい煮たところで18時45分。
あわわと慌てる。
火を止めて、ガスファンヒーターを切り、
換気扇もストップ。

祝!大塚
行きますよ、飯田橋に。
この日の世界は大塚が全てだ。

DoaU342日目_Part1_萬珍軒(ラーメン/自由が丘)

2010-02-06 19:11:07 | 食べ歩き
2/5(金)

朝、OKのブログを読む。
金曜日、緊急大塚会とある。
うん?金曜っていつの金曜だ?今日か?来週か?

わからんままに、朝から渋谷へと向かう。
10時半過ぎ、ハローワーク渋谷は金曜日とは思えない混雑。
それでも12時半には自由が丘に戻る、今日は寄り道なし。
もらってきた紹介状を今日中に出してしまおう、そう思ったから。

東横線に揺られながら、ふと・・・
もやしをたべたい。
南口に出て、緑道で一服しながら考える。
そねのやには行き過ぎ注意報が出ている。
萬珍軒に行こう、前回、日替わり定食がもやし炒めだったし。

自由通りまで出て、東急大井町線の踏切を渡る。
緑が丘方面へ1分ぐらい歩けば、もう萬珍軒である。
日替わりはハムと玉子を炒めて甘酢あんをかけたもの。
おお、いいねえ。
もやしをタイに里帰りさせて、日替わりとヱビスを注文。

ヱビスのお供に、いつもの漬け物。
今日は白菜。
奥さんが、ヱビスを注ぎながら言う。
ごま油をかけます?
ごま油?なんで?そう思うけれど、
ちょっとおもしろそうなので、ハイとうなずく。
ごま油にちょっと醤油をたらしてくれる。

うまい

こんな食べ方をしたことがなかったけれど、
かなりうまい。
今度、白菜の漬け物を買ってきたらやってみよう。
お手軽だけれど、ごま油の風味が白菜の甘みを引き立てる。



正式名称は忘れたけれど、要するにハムオムレツである。
それに甘酢あんをかけた食べ物。
玉子の焼き加減は焼きすぎず、生すぎず、いい感じである。
甘酢あんはあまり得意ではないけれど、これはいいぞ。
ぱくぱくと食べられる。
また来るよなあ、やっぱり。
焼きそばを食べたことがないし。

食べている最中に携帯がぶるぶるとOKからメールが来たことを知らせる。
本日の大塚会
サブジェクトはそう書いてある。
ああ、緊急だもん、そりゃ今日だよなあ。
19時半に飯田橋、急げ、やることは山ほどある。

DoaU341日目_Part2_里芋とカツオの煮物

2010-02-06 15:05:54 | レシピ
5月頃、スーパーに出回るのが初鰹、
9月頃、スーパーに出回るのがもどり鰹。
そうは言っても、冷凍技術の進歩は旬を奪った。
キュウリでも茄子でも、奪い合うように旬の物を食べ、
女房子供を質に入れてでも喰え、なんて言われた江戸時代よりはいい。
だって、初鰹なんて庶民が喰えるようなものじゃなかったし。
年中旨いものが食べられる、悪いことばかりではない。

日本人には獣食の習慣がなかったから、カツオと言えば初鰹。
脂のノリが少なく、しっかりとした肉質のモノが好まれた。
今では初鰹でも宮城産は脂ノリがよく、やはりそちらが好まれる。

元祖札幌やを出てキミサワへ。
カツオのたたきが168円@100g。
夏から秋にかけてさんざん食べたけれど、こう寒いと刺身に目がいかない。
しかし、だ。
この安さを何かに利用できるんじゃない?

先週の宅配野菜できた里芋4個をさっと洗って、
水から火にかけて、沸騰したら10分。
水にさらして粗熱をとったら、つるつると皮をむく。
大きめの物は3等分、小さめの物は2等分にして、
表面のぬめりを落とすように、六方剥きな感じに。

鍋に湯を沸かして里芋を入れる。
日本酒大さじ1とみりん大さじ2を加えてしばらく煮る。
和風だしの素を加えたら、醤油大さじ2も入れて煮込む。
火を落として、味を含ませる。



カツオのたたき、尾の方は生で食べても旨くはない。
斜めに切るといい感じの塊になる。
次は垂直に切る、これで同じぐらいの大きさの塊ができる。
これを6つ作って、鍋に放り込む。
弱火でちょっと火を入れたら、また火を落とす。

菜花がまだ半分ぐらい残っている。
もう1週間だし、火を入れよう、さっと茹でて水にさらす。
しっかり水気を切って皿に並べる。
残りのカツオを斜めにそぎ切りにして、おろしショウガを。



あとはポン酢をかけて食べるだけ。
カツオのたたきと菜花を一緒に食べてもうまくはないな。
まあ、別々に食べれば問題ない。



里芋はほくほくといい感じだけれど、
カツオはどうなの?
火を通したら、なんか酸味が出た・・・
そもそもカツオはアミノ酸の塊、カツオ節だし。
なぜだかさっぱりわからん。
もうちょっと出汁をしみ込ませた方がよかったかもしれない。
次はちゃんと味を入れよう。

ところで、このカツオ、何カツオ?
磯野・・・失礼。