6/6(日)
チャリティにもボランティアにもまったく興味はない。
慈善ではなく偽善になることは多い。
人のために、ではなく、人のためになっている自分が好きな人も多い。
もちろん、ホントに人のために活動している人たちもいる、それは当然認める。
ただし、自分は関わりたくない。
人のためになりたい、人から頼りにされたい、そんな動機は一切ない。
横浜を歩くか
1ヶ月ぐらい前、嫁さんが言い出した。
彼女の職場の人たちと一緒だけれど、というエクスキューズは付いたけれど、
横浜をたった5km、まあ、いいよ、詳細を知らずにうなずいた。
ただ、詳細がわかってからは、ちょっと困惑する。
United Nations World Food Programme
国際連合世界食料計画、略称WFPなる組織のイベントだったのである。
Walk the World
世界を歩け!そう謳うイベント名に続く、サブタイトルが素敵だ。
地球のハラペコを救え
ジャンクフード大国・アメリカがその消費量を減らし、その分を寄付すれば、
地球上から貧困なんてなくなるんじゃね?
てか、オレがハラペコだ、なんとかしてくれ。
バカなアメリカ人が行動すれば済むハズなのに、参加料は1人1,000円。
しかもキャップを被ってプロモーション。
こっちが1,000円欲しいぐらいだ、いや、ホント。
しかも、恐ろしいことに8時50分にみなとみらい駅に集合。
死ねる、朝から死ねるぞ、ホントに。
6時前に起きて、なんとか8時過ぎに家を出る。
ギリギリ8時50分に着いて、職場の人にご挨拶。
ああ、なんと嫌いな子供までいる・・・暗黒の1日のスタートである。
みなとみらい駅からてけてけスタート地点の臨港パークまで歩く。
ガキが遅い、ホントに、コイツら5kmも歩けるのか?
受付を通過すると、何やらサンプリング。
クリスタル・カイザーを手に入れて、さらに日清のブースでチキンラーメンmini、
日本リーバでDoveとLuxのトリートメント・・・
嫁さんがわしわし掴んでくる、そして、ニコニコ顔をオレに向ける。
ああ、やっぱり、そりゃそうだよね、オレが持って歩くんだよね?
いつものTUMIの斜め掛けバッグに詰め込みがてら海辺に出る。
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横浜ベイブリッジ
約3km先、横浜港を縦断するベイブリッジがキレイに見える。
手前の横浜港の水は泡立ってかなり汚い、
5/4、氷川丸の辺りはキレイになっていたのにねえ。
9時45分ぐらいに臨港パークのステージでイベントが始まる。
物見高いアホ夫婦はいそいそと向かう。
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蝶野である、蝶野正洋がそこにいるのである。
隣には横浜ベイスターズのマスコット・ホッシーに、横浜Fマリノスのマリノス君。
何だかよくわからんけれど、まあ、蝶野はホントに常識人である。
そして10kmコースのスタートに合わせて蝶野達は移動する。
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ちょぉ~の~
そう叫ぶと、にっこり笑って手まで振ってくれる。
いやはやなんとも
リングで見せる姿とはまったく違う顔を見せつける。
このギャップがいいんだろうなあ。
こちらに渡ってくるので、手を差し出してみる、ファンでもなんでもないけれど。
ホントにファンサービスがスゴい人である、いや、オレはファンでもないけれど。
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握手攻めに合いながらも、笑顔で応える。
スタッフが先導しなければ、ずっとココにいたんじゃない?それぐらいの誠実さで。
10kmコースの人たちがスタートする。
ステージはがらがらになる。
10時半スタートのアホ夫婦はそのままステージを見る。
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横浜ベイスターズの公式チアリーダー、ディアーズが動き回る。
ホッシーもホッシーナもノリノリで絡む。
ただ、見た目も動きもどうにも・・・まあ、野球でチアリーダーって言ってもねえ。
続いて、かなりやる気無さげなマリノス君が登場。
今度はマリノスの公式チアリーダー、トリコロールマーメーズが登場。
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ディアーズとは違って、こっちはスゴい。
右足を空にぶん投げるし、小柄な女の子まで空にぶん投げる。
マリノス君とは大違いである。
最後にdekirukoto.netなるユニットが出てくる。
この3人組の女の子の歌は聞くに耐えないのでステージから離れる。
そして気付く、嫁さんの会社の人たちからはぐれたことを。
まあ10時のスタート時間、スタート地点にいれば会えるでしょ?
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右からホッシー、マリノス君、蝶野正洋、一人おいてdekirukoto.net。
さあ、スタート。
しかし、周辺を歩き回っても嫁さんの会社の人たちはいない。
そうこうするうちに、嫁さんのケータイにメールが来る。
赤れんが倉庫の手前にいます
確実に10時前にスタートした模様、
協調性のないアホ夫婦並にマイペースな人たちである。
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スタートしてすぐにこんな光景。
右手にランドマークタワー、目の前にコスモワールドのコスモクロック。
コスモクロック手前の国際橋を渡って、わりとすぐに合流する。
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横浜赤れんが倉庫
その手前に横浜税関事務所遺構がある。
赤れんが倉庫を抜けると、すぐに横浜税関。
神奈川県庁や開港記念館、歴史博物館など横浜らしい建造物を見ながら進む。
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万国橋周辺
30年前ぐらいには立ち飲み屋などが建ち並ぶ、かなりヤバい地区。
キレイに取り壊されている。
黄金町から日ノ出町、野毛、そして万国橋周辺まで、
そして石川町から老松町などなど、横浜には危険地帯がいっぱいあった。
それが今ではホントに安全な街・・・この変化はどうなんだろ?
ナビオスの横を抜けて汽車道を渡る。
ココを電車で通ったって、大学時代とか
いやいや、ココを走っていたのは貨物だから乗ったことはないハズである。
横浜博の時にイベントで走ったかもしれないけれど。
そして、貨物列車の代わりに向こうからやってくる。
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もちろんジョージ・ルーカス得意のCGではない。
トルーパーたちが普通に歩いている。
いやはやどうにも
どうやら臨港パークでコスプレのイベントがあったようである。
その一環?まったく意味がわからないけれど。
ゴールまで1.2km、ランドマークタワーでガキ2体がぐずる。
アイスを喰わせないと梃子でも動かない気配。
殺すぞ、そう思うけれど、そんなことを口走る訳にはいかない、
オレが働いてきた環境とは180度違うのだ、ランドマークでしばし拘束される。
イライラが募る、ホントに、ダメだ。
自分と同じだからじゃん
嫁さんはトルーパーか?それともリングでの蝶野か?
30分ぐらい時間を浪費して、13時25分。
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ホッシーとハイタッチをしながらようやくゴールである。
臨海パークはこのイベントに参加した人たちの姿はほぼない。
変わって、痛い、いやホントに痛い、そんなコスプレイヤーが溢れている。
何だ?ココ?
たった5kmを3時間半・・・
歩道橋を巡っている時は、歩行者の通過待ち、新幹線待ちをしたって、
倍ぐらいの距離は行けるのだ。
ガキのスピードに合わせてのかなりのスローペースなので、疲れ方も激しい。
しかし、ガキは言う。
おねーちゃん達はなんでどんどん先に行っちゃうの?
天下一大五郎だけで大河原番三がいなければ、殺っちまったかもしれない。
ああ、ビールとタバコ・・・
お疲れさまでした
嫁さんの会社の人たちに、そう告げて別れたつもりだった、その時は。
チャリティにもボランティアにもまったく興味はない。
慈善ではなく偽善になることは多い。
人のために、ではなく、人のためになっている自分が好きな人も多い。
もちろん、ホントに人のために活動している人たちもいる、それは当然認める。
ただし、自分は関わりたくない。
人のためになりたい、人から頼りにされたい、そんな動機は一切ない。
横浜を歩くか
1ヶ月ぐらい前、嫁さんが言い出した。
彼女の職場の人たちと一緒だけれど、というエクスキューズは付いたけれど、
横浜をたった5km、まあ、いいよ、詳細を知らずにうなずいた。
ただ、詳細がわかってからは、ちょっと困惑する。
United Nations World Food Programme
国際連合世界食料計画、略称WFPなる組織のイベントだったのである。
Walk the World
世界を歩け!そう謳うイベント名に続く、サブタイトルが素敵だ。
地球のハラペコを救え
ジャンクフード大国・アメリカがその消費量を減らし、その分を寄付すれば、
地球上から貧困なんてなくなるんじゃね?
てか、オレがハラペコだ、なんとかしてくれ。
バカなアメリカ人が行動すれば済むハズなのに、参加料は1人1,000円。
しかもキャップを被ってプロモーション。
こっちが1,000円欲しいぐらいだ、いや、ホント。
しかも、恐ろしいことに8時50分にみなとみらい駅に集合。
死ねる、朝から死ねるぞ、ホントに。
6時前に起きて、なんとか8時過ぎに家を出る。
ギリギリ8時50分に着いて、職場の人にご挨拶。
ああ、なんと嫌いな子供までいる・・・暗黒の1日のスタートである。
みなとみらい駅からてけてけスタート地点の臨港パークまで歩く。
ガキが遅い、ホントに、コイツら5kmも歩けるのか?
受付を通過すると、何やらサンプリング。
クリスタル・カイザーを手に入れて、さらに日清のブースでチキンラーメンmini、
日本リーバでDoveとLuxのトリートメント・・・
嫁さんがわしわし掴んでくる、そして、ニコニコ顔をオレに向ける。
ああ、やっぱり、そりゃそうだよね、オレが持って歩くんだよね?
いつものTUMIの斜め掛けバッグに詰め込みがてら海辺に出る。
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横浜ベイブリッジ
約3km先、横浜港を縦断するベイブリッジがキレイに見える。
手前の横浜港の水は泡立ってかなり汚い、
5/4、氷川丸の辺りはキレイになっていたのにねえ。
9時45分ぐらいに臨港パークのステージでイベントが始まる。
物見高いアホ夫婦はいそいそと向かう。
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蝶野である、蝶野正洋がそこにいるのである。
隣には横浜ベイスターズのマスコット・ホッシーに、横浜Fマリノスのマリノス君。
何だかよくわからんけれど、まあ、蝶野はホントに常識人である。
そして10kmコースのスタートに合わせて蝶野達は移動する。
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ちょぉ~の~
そう叫ぶと、にっこり笑って手まで振ってくれる。
いやはやなんとも
リングで見せる姿とはまったく違う顔を見せつける。
このギャップがいいんだろうなあ。
こちらに渡ってくるので、手を差し出してみる、ファンでもなんでもないけれど。
ホントにファンサービスがスゴい人である、いや、オレはファンでもないけれど。
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握手攻めに合いながらも、笑顔で応える。
スタッフが先導しなければ、ずっとココにいたんじゃない?それぐらいの誠実さで。
10kmコースの人たちがスタートする。
ステージはがらがらになる。
10時半スタートのアホ夫婦はそのままステージを見る。
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横浜ベイスターズの公式チアリーダー、ディアーズが動き回る。
ホッシーもホッシーナもノリノリで絡む。
ただ、見た目も動きもどうにも・・・まあ、野球でチアリーダーって言ってもねえ。
続いて、かなりやる気無さげなマリノス君が登場。
今度はマリノスの公式チアリーダー、トリコロールマーメーズが登場。
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ディアーズとは違って、こっちはスゴい。
右足を空にぶん投げるし、小柄な女の子まで空にぶん投げる。
マリノス君とは大違いである。
最後にdekirukoto.netなるユニットが出てくる。
この3人組の女の子の歌は聞くに耐えないのでステージから離れる。
そして気付く、嫁さんの会社の人たちからはぐれたことを。
まあ10時のスタート時間、スタート地点にいれば会えるでしょ?
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右からホッシー、マリノス君、蝶野正洋、一人おいてdekirukoto.net。
さあ、スタート。
しかし、周辺を歩き回っても嫁さんの会社の人たちはいない。
そうこうするうちに、嫁さんのケータイにメールが来る。
赤れんが倉庫の手前にいます
確実に10時前にスタートした模様、
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スタートしてすぐにこんな光景。
右手にランドマークタワー、目の前にコスモワールドのコスモクロック。
コスモクロック手前の国際橋を渡って、わりとすぐに合流する。
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横浜赤れんが倉庫
その手前に横浜税関事務所遺構がある。
赤れんが倉庫を抜けると、すぐに横浜税関。
神奈川県庁や開港記念館、歴史博物館など横浜らしい建造物を見ながら進む。
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万国橋周辺
30年前ぐらいには立ち飲み屋などが建ち並ぶ、かなりヤバい地区。
キレイに取り壊されている。
黄金町から日ノ出町、野毛、そして万国橋周辺まで、
そして石川町から老松町などなど、横浜には危険地帯がいっぱいあった。
それが今ではホントに安全な街・・・この変化はどうなんだろ?
ナビオスの横を抜けて汽車道を渡る。
ココを電車で通ったって、大学時代とか
いやいや、ココを走っていたのは貨物だから乗ったことはないハズである。
横浜博の時にイベントで走ったかもしれないけれど。
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もちろんジョージ・ルーカス得意のCGではない。
トルーパーたちが普通に歩いている。
いやはやどうにも
どうやら臨港パークでコスプレのイベントがあったようである。
その一環?まったく意味がわからないけれど。
ゴールまで1.2km、ランドマークタワーでガキ2体がぐずる。
アイスを喰わせないと梃子でも動かない気配。
殺すぞ、そう思うけれど、そんなことを口走る訳にはいかない、
オレが働いてきた環境とは180度違うのだ、ランドマークでしばし拘束される。
イライラが募る、ホントに、ダメだ。
自分と同じだからじゃん
嫁さんはトルーパーか?それともリングでの蝶野か?
30分ぐらい時間を浪費して、13時25分。
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ホッシーとハイタッチをしながらようやくゴールである。
臨海パークはこのイベントに参加した人たちの姿はほぼない。
変わって、痛い、いやホントに痛い、そんなコスプレイヤーが溢れている。
何だ?ココ?
たった5kmを3時間半・・・
歩道橋を巡っている時は、歩行者の通過待ち、新幹線待ちをしたって、
倍ぐらいの距離は行けるのだ。
ガキのスピードに合わせてのかなりのスローペースなので、疲れ方も激しい。
しかし、ガキは言う。
おねーちゃん達はなんでどんどん先に行っちゃうの?
天下一大五郎だけで大河原番三がいなければ、殺っちまったかもしれない。
ああ、ビールとタバコ・・・
お疲れさまでした
嫁さんの会社の人たちに、そう告げて別れたつもりだった、その時は。