缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU476日目_Part2_牛丼というか牛皿

2010-06-19 23:20:49 | レシピ
If you win or you lose
It's a question of honour
And the way that you choose
It's a question of honour

サラ・ブライトマンの人とは思えない超高音が鳴り響く、
名誉の問題だ、そう訴えながら。

テレ朝はどうしてこの「A Question of Honour」を選んだんだろ?
勝とうが負けようが名誉の問題だ・・・負けようが、はないでしょ?
おおかたの日本人にとって。

ただ、オランダにとっては圧倒的な格下の日本に全力で来る訳がない。
イエローカードを増やさずに、選手にケガをさせないように、
無理せず勝ち点3をさらえばいいぐらいの感じでしょ?
だから、あんまり見る意味はなかった、オランダは当然のように手抜きだし。
闘莉王が頑張ってた、それぐらいかも、今日のゲームでよかったのは。

昼ごはんを食べて、嫁さんはしっかり16時まで昼寝。
武蔵小山の信濃屋とカルディに、
いや、嫁さん的にはミスドへ行くハズだったけれど、
すんなり断念、あるモノを食べましょう、あるモノを。

昨日、キミサワでアジ3尾とともに牛を捕まえてきた。
国産牛のもも肉と肩肉の切り落としが198円@100g。
タマネギがいっぱいあるし、牛丼風な煮物でも作りますか。

水700ccを鍋に入れて、牛肉150gぐらいを入れる。



198円@100gとは思えない、いい刺しだけれど、
強火の中火で火を入れる。
当然、凶悪な灰汁が出るので、しっかりととる。
灰汁をとったら白ワインを加えて、アルコールを飛ばす。



櫛切りにしたタマネギ小1個を加えてさらに煮る。
色が変わるぐらいで、和風だしの素を中さじ1、ブイヨン1個、
弱火に落として煮込み開始。

しっかりと煮込んだら、みりん大さじ2を加えて、まずは甘みを。
醤油大さじ1を加えて、塩を小さじ1。

火を落として味を入れる。

タマネギ小1個を櫛切りにして鍋に入れたら、また中火に。
再沸騰したら弱火におとして煮込む。

リーフレタスを水にさらしてから、刻んで皿に入れて電子レンジで加熱。

別鍋に卵を入れて沸騰したら2分。
すぐに流水にさらして、殻を剥く。



半熟の黄身に牛肉をつけて食べる。
レタスにマヨネーズをちょっとつけて、牛肉と一緒に食べる。
どっちも卵だけれど、やはり濃厚さは黄身だ、当たり前だけれど。

昨夜、残してしまったなめろう。
アジの賞味期限は今日までだけれど、念のために火を入れる。
薄くのばして、油をひかずにフライパンで炙る感じで。



つみれを炙ったような感じの食べ物になる。
もう1つのゆで卵の黄身をすくいながら食べる。
柚子胡椒をちょっぴりつける、そんな食べ方もOK。

どんな食べ方をしようと、うまけりゃいいの、
誇りの問題ではないし。

DoaU476日目_Part1_ジノス「ラグー・ディ・コニーリョ」

2010-06-19 18:24:29 | 缶詰
6/19(土)

バニーガール

映画ぐらいでしかお目にかかることはないけれど、
そもそもの起源はあのPLAYBOYである。
ラビットヘッドと呼ばれるあのマークから作られたもので、
プレイボーイクラブという高級クラブのホステスが着用した。
ほ乳類では人間とウサギだけに発情期がない。
だから、万年発情期という隠語になり、PLAYBOYがロゴ化した訳である。
日本人が抱くイメージとはほど遠いけれど、ウサギとはそんな生き物である。

もちろん、発情期がないということには理由がある。
ウサギには天敵が実に多い、だから足が速いし、声が出ないように声帯もない。
いつ襲われるかわからんのに年に1度の発情期を待っていては絶滅してしまう。
だからオスの射精により排卵が誘発されるという仕組みができあがる。

人間の発情期がないのは・・・

溝口で買ってきた缶詰がそろそろ賞味期限である。



ジノス「ラグー・ディ・コニーリョ」
3月に食べたラグーはチェルボ、ノロジカだったけれど、
こちらのコニーリョは穴ウサギ。
その名の通り、地中に巣穴を掘って生活する。
もちろん狩猟の対象となるウサギで、ダックスフントに追いまくられる。
そんなときも、この巣穴に逃げ込んで危険を回避する、そんなウサギ。

●名称:ミートソース
●原材料名:アナウサギ肉、トマトの果肉、ヒマワリ油、白ワイン、豚肉、玉葱、
      トウモロコシ澱粉、塩、野菜ブイヨン(塩、イースト菌(小麦を含む)、
      乾燥野菜(玉葱、人参、トマト)、ヤシ油、ウコン、ローズマリー、
      セージ、ナツメグ)、黒オリーブ、黒胡椒、ニンニク、ローズマリー、
      セージ、ナツメグ、グルコン酸第一鉄
●内容量:190g
●賞味期限:缶底に表示(2010.09.26)
●保存方法:冷暗所にて保存してください。
●原産国名:イタリア
●輸入者:光が丘興産株式会社 東京都練馬区高松5-8-20 J.City 17F

輸入缶詰なので、カロリーなど栄養成分表示はない。



パッカンと開けてみるとこんな感じ。
増粘多糖類を使っていないのに、きちんとまとまっている、な~んか謎。

そのままだと、嫁さんがイヤがるだろう、そう思う。

フライパンにオリーブオイルをひいて、乾燥ニンニクを。



オリーブオイルの香りが飛ばないように弱火でじっくりと火を入れる。
乾燥ニンニクの香りが出てきたら、黒コショウをがりがりと。
黒コショウの香りが出たら、缶詰の中身を。



赤ワインを入れて伸ばす。
さらに水を追加して、しっかりと煮込む。



ノロジカのラグーが高血圧必至な塩分量だったので、
かなり緩めにしておく。
エダムチーズの粉末を入れて、塩分調節をする。

パスタはディチェコのスパゲッティーニ。
8分半でいい感じになるので、フライパンへ放り込んで絡める。



イタリアンパセリをのせたら完成である。
穴ウサギ、パサ着いた鶏肉のような食感である。
まあまあ、うまいんでない?そう思っていると目の前で。
ぐわわわ、くさい、くさいぞぉ
多少の臭みはもちろんある、だって獣肉だもん。
ラムは大丈夫なのに、なぜウサギはダメなのか、クビをひねっているうちに、
ウサギ肉がこっちへぽんぽん投げ入れられる。
最近、嫁さんはプロテインダイエットという言葉を口にしている。
プロテイン、つまりたんぱく質じゃん、喰えよ、そう言うけれど、
嫁さんの逃げ足は速い、ウサギ並みに。
食べ終わるやいなや、ヤツが巣と呼ぶベッドへ一目散。穴ウサギか?キミは。