缶詰だけど、それが何か?

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DoaU466日目_Part1_そねのや(中華料理/自由が丘)

2010-06-09 21:04:39 | 食べ歩き
6/9(水)

TINA
ティナ・ターナーなど英語圏の女性の名前ではない。
There is no alternative.
鉄の女と言われたマーガレット・サッチャーがスローガンとしてよく使った言葉、
他に選択肢はない
そう口にすることで、イギリス国民を導こうとした訳である。
ただ、選択肢なんて星の数ほどある。
南側から敵がせめて来ているときに、
北に行くしかない!
そう宣言して北へと進軍させる手法である。
ただ、東にも西へも行ける、戦うことだってできる。
全ての選択肢を、自分以外の人々に検討させるのではなく、
自分の考え通りに進ませようと誤謬させる手口である。

雨が降りしきる中、朝からハローワークに行く。
さすがに雨だし水曜日だし、かなり空いている。
昨日、面接に行った会社をどうするか、それは週末までに考えよう。
もう少しマシな条件を引き出せれば、それに越したことはないけれど・・・。
帝国ホテルがオフィス?どんな会社?どんな仕事?
ああ、もうさっぱりわからん。
11時半には終わってしまう。
タワレコでオアシスのアルバムを買うか、ちょっと逡巡・・・。
まあ来週でもいいしねえ。

何を食べたいのか?タバコを吸いながら南口でモアイと相談する。
もちろん応えはない、ハローワークの相談員ではない、石だし。
そのまま自由が丘へと帰ってくる。

ノープランのまま帰ってきて北口に出る。
ちょっとガッツリしたものを食べた方がいい、
そんな気がして緑が丘方面へと足を向ける。
萬珍軒の前を通る、日替わり定食にはあまりそそられず、そのまま進む。
寿福でラーメンとミニちゅーシュー丼のセットもいいか?
一瞬浮かんですぐに打ち消す、無謀だ、喰える訳ないじゃん、そんなに。
そう思っているうちに、そねのやに到着。
日替わりの、豆腐のうま煮にも心を引かれるけれど・・・。



肉やさい炒め定食(800円)
豚肉をちょっと炒めすぎてる嫌いはあるけれど、まあ鉄板ですわ。
塩加減もちょうどいいし、野菜の炒め方もちょうどいい。
ハズレがないねえ、ホントに。

満腹になって表に出る。
そして気付く、ガッツリした食べ物はどこへ行った?と。
自らTINAに陥った、そんな選択の典型。

DoaU465日目_Part2_キハダマグロの豆豉炒め

2010-06-09 18:02:22 | レシピ
Is our children learning?

ほんの少しでも英語を知っていれば、主語が複数形の場合、
isではなく、areを使わなければならない、そうわかるハズである、
英語を母国語としていない日本人でも。

こう発言した人間は名門イェール大学を卒業し、兵役後、
ハバード・ビジネス・スクールでMBAを取得する高学歴。
ただ、彼は母校で演説する。
成績がCでも大統領になれる

43代アメリカ大統領は、子供たちに向かって「学んでいるのか?」
そう問いながらも、彼自身は全く学ばない。
錯誤と失言を堆積させた、彼の名はGeorge Walker Bush。
やっぱりウォーカーって付くと・・・。

嫁さんは昼ごはんにガッツリ系のハンバーガーを食べているはずなので、
魚だよなあ、そう思って代々木からの帰り道、キミサワをふらつく。
キハダマグロが198円@100g。
これでいいんじゃない?

ただ、刺身と漬けだと毎度同じなので、ちょっと変化球を。
ほぼ冷凍状態だったので、気付かなかったけれど、けっこう血がある。
斜めにそぎ切りして、半分に分ける。

バットに日本酒大さじ1、醤油とみりん大さじ2を入れてキハダを。



そのまま食べるのはちょっと気が引けたので漬けにする。
ラップを密着させるように被せて冷蔵庫で寝かせる。

もう半分はさらに半分に切る。
ボウルに日本酒、塩、おろしニンニク、豆豉醤を混ぜて、
キハダを入れて優しく揉み込む。
片栗粉で味を閉じ込め、ごま油でコーティングする。

椎茸2枚を細切りに、タマネギ1/2個を櫛切りにする。
昨日の残りの小松菜を取り出して準備はおしまい。

フライパンにサラダ油、ごま油をひき、乾燥ニンニクを馴染ませる。
豆豉醤小さじ2、甜麺醤小さじ1を加えて撹拌する。
強火で一気に香りを出したら、下味をつけたマグロを放り込む。



さっと火が入る程度でOK。
タマネギを加える。



ざくざく炒めて、タマネギがしんなりする前に椎茸を放り込む。
椎茸の香りが出たら、小松菜を。



小松菜が温まったら、ごま油を回しかけて完成。



生ものが最初じゃないの?
嫁さんが当たり前の疑問を口にする。
冷蔵庫に入っているからとってくればいいだけだ。
あつあつはあつあつの内に食べた方がいいな
ノリツッコミじゃないんだから・・・。

もうちょっと豆豉を加えた方がよかったかも。
味にしまりがない。

先週の宅配野菜で来たキュウリでナムルを作る。
板刷りしてから潰すように割いたキュウリを、
ごま油、おろしニンニク、豆板醤、塩で和える。



ナムルみたいなもんである。
屁たれな夫婦でも大丈夫なほどよいピリ加減。
ただ、これで嫁さんはバクバク米を喰う。
いあ、ごはんの友は違うでしょ。



漬け丼でしょうて、今日は。
キハダの漬け時間が2時間弱とちょっと短かったけれど、
ちゃんと脱水して、ねっちゃりした食感。
ちょっぴりわさびをつけると、味がしまる。

おかげで嫁さんは完璧に食い過ぎである。

Which of wife and me are bad ?
もちろん、areではない、isである。
ウォーカーだったら、こう尋ねるかもしれない、そして応える。
Of course it's she.
もちろん、sheではない、herである。
ただし、このアホ夫婦においては、どっちもどっち、それが応えである。