12月18日(日)は徳島市内の駅周辺で3つの展覧会をはしごしました。
最初は文学書道館に寄り、徳洋社展。次にあわぎんホール3Fの臨池会展。最後に四国大学交流プラザ3Fの漢字作品展。
いずれも、在学生や卒業生に関係ある展覧会です。そのあと、別な用事もあったので、ゆっくりできず、サーッと眺めるような鑑賞でしたが、やはり知っている人の作品が多かったので楽しく見させて頂きました。
すばらしい作品が多く全部紹介しようとおもいましたが、写真が多くなりすぎますので、割愛させて頂き、個人的な好みだけで作品をいくつか紹介しておきます。お気を悪くされないようにご覧ください。
ゼミの 卒業生で高知出身のMさんが久しぶりに来てくれて話をしました。右写真は「誠愛」と読むそうです。おしゃれな作品です。
真っ赤なバックの書の色の上に別な文字を墨で乗せた立体感のあるパワフルな作品。
それから、在学生で大学院生のFさん。皆さん、それぞれの世界を表現しています。頼もしく思います。
書道を使って、何を伝えるか。
伝えたいメッセージは何なのか・・・
それが大事だと思っています。
最近、このようなデザイン性の高い表現に、魅かれます。
色彩も取り込んで、懐の大きな、さまざまなチャレンジの感じられる表現に
なっているのでは、
書道を通じて、何を伝えられるのか、という問をいつも、心に持ち続けたいです。
井上有一の貧のイメージ、赤は上田桑鳩のイメージで
書きました。なんか最近展覧会主義に疑問符が
ついたので自分が書きたい作品とは?などと自問自答する毎日です。
少しずつ前に進みたいと思います。
今後もご指導よろしくお願いします。