6月8日(金)、姫路から帰って、大学院の授業を終えたあと、夕方8時に帰宅しました。
荷物が届きました。福岡県に住む義妹が、福岡県の辛子明太子メーカーの「かば田」の商品の詰め合わせを送ってくれました。
このメーカーは妻の母が昔から使っているもので、必ず、書を使った包装紙を使うのです。辛子明太子や、各種加工品の品質が良く、味に定評があるのは勿論なのですが、この包装紙にたいへん存在感があり、私も以前から注目しています。
写真に撮ってみました。墨象的な筆のかすれ、飛び散りなどを上手にデザインとして利用しています。ちゃんと篆刻の印も押しています。
各種の食べ物、特に自然素材に近いものや、自然素材の味が重要な加工品の場合、デザインに書がとても合います。日本・中国・韓国由来の食べ物は特にそういう傾向が強い。全て書を使う国々です。
今後、このような分野に学生の書を活用したいと考えています。
かば田の包装紙は見たことがありませんが、書の作品を使っているのは、新鮮ですね。和菓子の包み紙に、和歌を書いてあるのがあります。
これから、いろいろ見つけたいです。
食品の包装紙にはよく書が使われていますが、やはり良い効果をあげていますね。中身まで美味しく感じます。今後も、生活の中の書を見付けたら、自分の作品に生かすようによく観察してみてください。