石狩美術館

毎年12月になると行われる、家人との
クリスマス会＆忘年会。

レストランで食事をしながら今年１年間の
「我が家の10大ニュースを決定する」という
しょもないイベントなのですが今年は趣向を
こらして、クリスマスデート（？）っぽく、６月に
オープンしたばかりの石狩美術館に行って
まいりました。

こちらの美術館には神奈川県でホテルを
経営するオーナーが個人で収集したという
エミール・ガレやルイ・イカールの作品が
多数展示されています。

一階で入場券（一般1000円・2007年12月現在）を
購入したあと、展示室入り口のある３階まで
エスカレーターで登ります。

３階のフロントにも絵画やガラスのランプが
飾られていました。


展示室の入り口は映画館みたいだな～と思いつつ、
ドアの向こうに一歩足を踏み入れたら、そこは異世界。
幻想的な美しさに一瞬息を呑む。

暗い部屋に、無数のガラスのランプたちが柔らかい光を
静かに放っています（トップ画像参照）。

ガラス作品はランプが圧倒的に多いのですが、こんな
作品もありました。


そしてこの美術館の一番のみどころは、吹き抜けに
なった回廊の展示。







画像ではその美しさ、感動を伝えきれないのが
残念～(>_<)。

展示作品が多いことに加え（←予想外に多くて見るのに
疲れたくらい）、美術館全体が作品そのものであり、
美を体現していると思いました。

はっきりいって1000円でこれだけのものを見られるなら
安い！！　リーズナブル！！　　お得感あり！！

まだあまり知られていないのか、館内もすいており
穴場的場所です。

レストランも併設されているので（※詳細は下記関連記事参照）、
若い方であれば、これからの時期、クリスマスデートスポットに
いいのではないでしょうか～。

どこに出かけてももはや何のトキメキもない我々夫婦、
結婚前に訪れてみたかった～とマジ思ったワタクシで
ありました。

ドライブがてらに行ってもよし、シャトルバスも出ているので
それを利用してもよし。

おすすめです！


※館内はフラッシュなしの場合のみ撮影可能です

■石狩美術館：
http://ishikari-museum.jp/

■関連記事：レストラン　ラ・シェネガ

**************************************************
■今日の小ネタコーナー　１■
ガレの作品……きのこ型のランプが
圧倒的に多い。家人に「あなたは今、
マタンゴのことを思い出しているでしょう～」と
ふってみると、「そうだ」という返事。
マタンゴは昔のＢ級映画で、無人島に
流された人がそこに生えていたキノコを食べて、
キノコ人間になるというもの。
「今夜は絶対にマタンゴの夢を見るわ～」とおどして
おいた私(笑)。
せっかくの美術品を見ても、こんなおちゃらけた
発想しか出ないのがいつまでもおしゃれな
奥様になれない原因か～。。。

■今日の小ネタコーナー　２■
いろんな美術作品を見て、心が豊かになりました。
個人で集めた美術品をこうして一般公開して
くれるのはありがたい。美術品を収集した人は
もちろん豊かでしょうが、公開することで
それを見た人が豊かな気持ちになれば、
結局豊かさが増えていってるのだと思う～。



人気ブログランキング（地域・北海道）