ぽれぽれ日記

大泉学園にあるアロマテラピー・かっさサロン
「POLEPOLE」のセラピストによる、
ゆるーい日記(たまーに更新)

薬膳Salonの料理教室「枯れない女の秋の薬膳」

2014-10-18 | アロマ・健康
昨日は、薬膳Salonのお料理教室に行ってきました。
今回のテーマは「枯れない女の秋の薬膳」

秋は、暑くて日の長い“”の盛んだった季節から、
寒くて日の短い“”の盛んな季節へ移り変わって行く時期。

空気も乾燥して来て、“肺”にダメージを受けやすい季節になってきます。

“肺”が潤いを失うと
喉の痛みや乾燥、咳や痰が出たり、肌や髪、唇が乾燥したり、便秘になります。

“肺”を潤すには、「潤肺」してくれる食材(白キクラゲ、梨、杏仁、くこの実)を取る事。
身体に潤いをあたえてくれる食材(銀杏、ゴマ、山芋、牡蠣、ほたてなど)
血を補ってくれる食材(ほうれん草、小松菜、いか、たこ、レバーなど)をとる事。

そして、身体も日々冷えすくなってくる季節。
適度に辛味温性の食材(葱、生姜、しそ、ニンニク、唐辛子など)を取れ入れて、
身体を温めてあげましょう。

初秋などまだ暑さを感じるとき、のぼせがある時は取り過ぎに注意


ということで、今回のメニューは、



●五味子茶と大根とカッテージチーズのオードブル

 五味子は、肺を温めて潤いを与え、慢性の咳や、喉の乾きを癒してくれます。
 少し酸味もありますが、飲みやすい。色もきれいですね~。

 大根は、生の状態は消化酵素も豊富。
 痰を出しやすくして、咳を鎮めてくれる作用もおります。

 ごま、くこの実、カッテージチーズは肺に潤いを与えてくれます。
 カッテージチーズは、低カロリー、高タンパクなのも有り難いですよね~。

 万能ねぎやシソを加える事で、身体を冷やさないようにバランスを取っています。

 さっぱりしているけど、くこの実やシソがアクセントになっていて、美味しい~。



●百合根まんじゅうの菊花あん添え

 菊花あんが華やかで、見た目も奇麗ですね~

 百合根は、肺を潤し、咳を止めてくれるだけでなく、
 イライラや不眠を解消して、精神を安定してくれる作用もあります。
 
 銀杏も咳止め効果があります。

 菊花は、熱っぽい風邪の初期や、
 目の充血、春の頭痛などに効果的です。

 百合根のホクホク感、優しい味の菊花あんが
 気持ちもほっこりさせてくれます



●白きくらげと海老団子のスープ

 白きくらげは、肺を潤してから咳を鎮め、
 唾液の分泌を促進し、口の乾きを抑えてくれます。
 血を増やして、浄化してくれる作用もあります。

 白きくらげのコリコリ感、
 身体を温めてくれる海老団子はふんわり柔らかく、
 三つ葉の風味が食欲をそそって、美味しい~。



●さんまの薬膳南蛮漬けと栄養ご飯

 さんまは、胃腸の調子を整え、
 気(生命エネルギー)を補ってくれます。 また血の巡りを良くしてくれます。

 くこの実は、肺を潤し、咳を気血を補って生命力をアップさせてくれます、

 お魚もタレにさっと浸しただけなので、味が濃すぎずさっぱり。
 くこの実や、生姜、葱、みょうががアクセントになって、
 野菜もサラダ感覚でたっぷり頂けちゃいます
 
 さんまは塩焼きが定番ですが、こんな食べ方もいいですね~。
 あんまり青魚が得意でない方も、これだと食べれちゃうかも。

 秋の実り満載栗、さつまいも、かぼちゃ。
 そして、松の実、黒米、くこの実も入って、塩を少し入れているだけなのに、
 色々な素材の味がして楽しい、栄養満点ごはん。



●杏仁のブランマンジェ

 杏仁は、肺と腸を潤して、空咳を鎮め、
 便が硬くなるタイプの便秘に効果があります。

 杏のジャムもアクセントになって、美味しい。
 こんなグラスに作ると見た目も美しいですね~。


自分ではこんなにおしゃれに作れませんが
是非挑戦してみようと思います。

皆様も、外からだけでなく、身体の内側から潤してくれる食材を積極的にとって、
乾燥知らずの、プルルン女子を目指しましょう

食だけでなく、深い呼吸をすることで、肺を養ってくれます。
 ヨガなど、深い呼吸を意識して体を動かすようにして、
 肺を元気一杯な状態に保ってあげましょう




 

 
 
 

















コメント
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