ぽれぽれ日記

大泉学園にあるアロマテラピー・かっさサロン
「POLEPOLE」のセラピストによる、
ゆるーい日記(たまーに更新)

「薬膳salon の料理教室・頭痛の薬膳」

2016-12-22 | 薬膳
昨日は「薬膳salon の料理教室・頭痛の薬膳」に行ってきました。

中医学的に、頭痛の原因を大きく分けると…
 
 外からの刺激(風、寒さ、湿気、熱)

 体内のバランスの崩れ

ミドルエイジ以降に発症しやすいのは、体内のバランスの崩れによるものが多い。

私も若い時はほとんどなかったのですが、歳を重ねるに従って、
頻度が増しているような

ということで、体内のバランスの崩れによる頭痛を更に分けると…

ストレスタイプ
 頭痛+めまい、脇腹の張痛など、ストレスにより頭痛が悪化する。

 肝の高ぶりを抑える食材→セロリ、セリ、春菊、菊花、貝類、枸杞など
       菊花茶
          ストレスをためないように、アロマを活用する  

  気の巡りをよくする食材→柑橘類、そば、大根、しそ、ジャスミン、玫瑰花など。

気血が両方足りないタイプ

 頭痛+めまい、疲労、倦怠感。
 疲れると頭痛が悪化する、比較的激しくない、生理中に悪化する。

 気血を補う食材→穀物、豆、きのこ、ほうれん草、牡蠣、まぐろ、黒ごま、黒豆など
 
 気血の働きが弱まっているという事は?
  気血を作ってくれる源=胃腸が弱っているという事なので、胃腸に負担をかけないもの
  →脂っこいもの、刺激物、アルコールを控え、消化の良い調理法で。

瘀血(おけつ)タイプ
 固定痛で、痛みが強く、慢性的な場合も。

 気血の巡りをよくする食材→黒きくらげ、黒豆、三つ葉、紅花、ターメリック、シナモンなど

  身体を動かして血の巡りを良くしてあげる事も必要

むくみタイプ

 頭重+頭がぼんやり、体が重だるい、むくみ

 食べ過ぎ、飲み過ぎ、刺激物、脂っこいものの摂り過ぎにより胃腸の働きが
             ↓
         気の巡りが悪くなる。

 むくみを取り除いてくれる食材→里芋、コンニャク、わかめ、へちま、竹の子、あさりなど。
  気の巡りをよくしてくれる食材をとることもお薦め

腎が足りないタイプ

 頭痛+足腰のだるさ、めまい、耳鳴り、不眠、目の乾燥(涙目)
 高齢者や長患いの人に多く見られる。

 腎を養ってくれる食材→牡蠣、ほたて、いか、はまぐり、山芋、枸杞、黒ごまなど。


ということで、今日のメニューは



●椎茸を載せた白菜と豚バラのミルフィーユ

 むくみや便秘も解消すしてくれる白菜、気血を補って胃腸の働きを助けてくれるしいたけ
 気血を補ってくれる豚肉

 豚バラと野菜から出た優しいスープに、気の巡りを良くしてくれるゆずポン酢で、
 シンプルに美味しい



●鮭といくらの玄米まぜご飯(写真下)

 気を補って、食物繊維も豊富な玄米、気血を補って、胃腸の働きを助けてくれる
 気の巡りをよくしてくれる菊花、しそ、腎を補ってくれる黒ごま

 ご飯に味付けしていなくても、鮭やいくら、香味野菜などの風味でとっても美味しい

●薬膳五目煮(写真上)

 むくみを解消してくれるたけのこ、血を補って巡りを良くしてくれるれんこん
 消化吸収を高め、血を補ってくれるピーナッツ、気血を補ってくれる豚肉

 血の巡りをよくしてくれる黒糖黒酢
 気の巡りをよくしてくれる五香粉などのスパイスも効いて、食感も楽しい



●鮭の胡麻焼き

 気血を補って、胃腸の働きを助けてくれる、血を補ってくれる黒ごま

 胡麻たっぷりで、香ばしくて食べ応えも



●里芋と大根のスープ

 胃腸の働きを整え、血を奇麗にしてくれる里芋、気血を補ってくれる牛肉
 気の巡りを良くして胃腸の調子を整えてくれる大根

 牛肉からいいお出汁も出て、優しい味


私の場合は、気血が足りないタイプとむくみタイプもありかな〜という感じ

外からの刺激は避ける事はもちろん、普段から薬膳的にも対処して、頭痛にならないよう心がけて行きたいと思います

皆様にも的確なアドバイスを出来るよう、復習しておきま〜す

年末年始、何かと慌ただしい季節、お疲れもたまりやすい頃だと思いますが、
食事でも体内のバランスをとって、
トリートメントでもお疲れをとってくださいね

ご予約お待ちしております

HP引っ越しました 
 お手数おかけ致しますが、どうぞよろしくお願い致します

●●● アロマテラピー&リフレクソロジーサロン  POLE POLE ●●●
 
コメント
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