今日は、森山開次のダンスを見てきました。
以前映画「茶の味」で、インパクトのある存在で踊っていた怪しい姿。
そして、「情熱大陸」にも出演している番組を見て、
かなり気になっていました。
たまたま公演を知って、初めてチケットをget。
ミュージカルやバレエなど音楽メインのダンスを見た事はあっても、
コンテンポラリーダンスを見るのは初めて。
ワクワク
暗闇に浮かび上がる姿。
言葉はなく、効果音的な音楽とともに、体だけで表現していく。
残像が残るようなとてもしなやかな動き、
そして時にはとてもパワフルに。
人間の体一つでこんなに表現出来るなんて、すごい
全てご本人が共演者と創作。
一部は、最古の能「翁」をモチーフにした「OKINA」
能楽師との共演で、日本独特の間と激しさが、
シンプルにそしてストイックに表現されていて、
思わず息をのむ作品でした。
二部は、「弱法師 花想観」
女性のダンサー、能楽師との競演で、
尺八のように響くフルート演奏とともに、
弱法師が梅の花に戯れる姿を描く。
きれいな演出でした。
そして三部は、「狂いそうろふ」
パーカッショニスト・YAS-KAZとセネガル人ドラマー4人が
繰り出す躍動的なリズムの中で、踊り狂う。
アフリカン・ドラムが大好きな私にとっては、
ちょっと得した気分
そして、静もありつつ、弾けるようなエネルギッシュなダンスも
とても素敵でした
全てのステージが終わりカーテンコールに答える森山開次さんの笑顔が、
踊っている時の張りつめた表情と対照的にとても可愛く素敵でした
ファンになっちゃいました
渾身のステージお疲れ様です。
(1ステージごと、したたるほど汗をかいていました)
感動的なステージをありがとうございました
是非また足を運びたいと思います。