山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

境浄水場

2012-04-15 22:08:56 | 運転・車・道路の事


桜橋交差点のところにある、立派な敷地の入口みたいなものは何なのだろう?
ここにあるのは何かな?と車で通るときに、以前から漠然と思ってはいたのですが、今日見てみると「境浄水場」でした。



ああ、あれか!!!
と思い出したのが、これです。



地図上にある水色の四角が並んだところですね。
しかし、地図の味もそっけもない図形と違って、実物はなんと美しいところなのでしょう。
門から覗くと、庭園のように見えます。



浄水場を右にして桜を眺めながら武蔵境通りを北に向かって歩くと、すぐそばに「しまむら」があります。



この建物はひときわ目立って、運転を始めたころにも、こんなところにショッピングセンターみたいなものがあるんだ、と驚きました。
しかし、今日、武蔵境から歩いてみると、駅からも大した距離ではないことがわかります。
せっかくなので、中に入ってみることにしました。所持金が少ないので、買い物はしませんが、今度車で来るのもよさそうなので、駐車場も観察しときました。

1階は駐車場。2階は「いなげや」、3階が「しまむら」です。「しまむら」は衣料品など安くて庶民的です。なかなかかわいいデザインのものなどが売っているので、今度ぜひ買いに来ようと思います。2階の「いなげや」も食料品がよさそうです。3階には「サイゼリヤ」もあって、これもまた庶民が食べるのに適しています。日曜日の昼ごろでも駐車場は空きがあったので、クルマで来ても大丈夫そうです。駐車場出入り口は武蔵境通りと井の頭通りの両方にあるので、出入りもしやすそうでした。

さて、それで、すごいのは、3階フロアから出られる屋上の眺めです。

じゃ~ん。


境浄水場の全景です。周囲を桜の木が取り囲んでいます。




正門の近くはみごとな庭園です。秘密の花園か!!!

人の気配はありません。大切な飲み水ですから、一般人が立ち入れないわけですが、なんという美しいところなのでしょうか!!!
水道局の人だけが入れるのかな?

とにかく素晴らしいながめです。



この建物は、武蔵境通りと浄水場の間にあり、裏側(東側)から浄水場を眺めることができます。
右の端のほうに写っているのが武蔵境通り(独歩通り)を走る車です。

すごいものを発見したぞ。



コメント (2)

国木田独歩と桜橋

2012-04-15 21:11:30 | 運転・車・道路の事


写真は“独歩通り”にある桜橋と桜橋交差点です。
独歩通りとは、駅前の“スキップ通り”が終わったところから、この桜橋までの区間を言うようです。そして、この通り全体は田無から調布の甲州街道まで続く“武蔵境通り”であって、“独歩通り”は武蔵境通り含まれる一部分ということになるようです。



桜橋は玉川上水にかかる橋です。



橋の下は、このような水の流れになっています。



桜橋付近は、この玉川上水に沿った緑道に桜の木が多く、また特に、この交差点の東に広がる「境浄水場」内に咲く桜の木が驚くべきものであることを発見しました。(それについては後ほどあらためてご紹介します。)

この交差点に国木田独歩の石碑があることは、ネット検索で知ったのですが、目立たないところにあるとのことだったものの、すぐに見つかりました。



文学碑には「武蔵野」の中の次の部分が書かれています。



『今より三年前の夏のことであった。自分はある友と市中の寓居を出でて三崎町の停車場から境まで乗り、そこで下りて北へ真直に四五丁ゆくと桜橋という小さな橋がある、』

桜の花びらが、石碑の文面に舞い落ちていました。

このあとの原文は、次のように続いています。

『それを渡ると一軒の掛茶屋がある、この茶屋の婆さんが自分に向かって、「今時分、何にしに来ただア」と問うたことがあった。
 自分は友と顔見あわせて笑って、「散歩に来たのよ、ただ遊びに来たのだ」と答えると、婆さんも笑って、それもばかにしたような笑いかたで、「桜は春咲くこと知らねえだね」といった。そこで自分は夏の郊外の散歩のどんなにおもしろいかを婆さんの耳にも解るように話してみたがむだであった。東京の人はのんきだという一語で消されてしまった。自分らは汗をふきふき、婆さんが剥《む》いてくれる甜瓜《まくわうり》を喰い、茶屋の横を流れる幅一尺ばかりの小さな溝で顔を洗いなどして、そこを立ち出でた。この溝の水はたぶん、小金井の水道から引いたものらしく、よく澄んでいて、青草の間を、さも心地よさそうに流れて、おりおりこぼこぼと鳴っては小鳥が来て翼をひたし、喉を湿おすのを待っているらしい。しかし婆さんは何とも思わないでこの水で朝夕、鍋釜を洗うようであった。
 茶屋を出て、自分らは、そろそろ小金井の堤を、水上のほうへとのぼり初めた。ああその日の散歩がどんなに楽しかったろう。なるほど小金井は桜の名所、それで夏の盛りにその堤をのこのこ歩くもよそ目には愚かにみえるだろう、しかしそれはいまだ今の武蔵野の夏の日の光を知らぬ人の話である。』

小金井は、桜の咲く季節が良いと言われていますが、夏の盛りの散歩もすばらしいことが書かれている場面です。



独歩さんは、自分の書いた文章が、後世になって、ここに石碑となって刻まれるなんて思いもしなかったかな?なんか不思議な事だな・・・。
この碑は、独歩の50回忌(昭和32年)に建てられたものらしいです。
しかも、道路まで「独歩通り」なんて名前になっているのですからね。

小金井は本当に良いところですね。

クルマの運転をしなければ、私はこの道路と出あうこともなかったでしょう。
コメント

独歩通り(武蔵野市)

2012-04-15 17:32:16 | 運転・車・道路の事
本日は、土曜日に車で走った“独歩通り”を歩いて探索に行きました。
まずは、JR中央線で武蔵境まで行き、北口に出ます。駅前は“スキップ通り”です。



歩行者専用道路で商店が並んでいます。ここは以前に何度か歩いた事がありました。
そこをまっすぐに進むと、スキップ通りが終わり、視界が開けてきます。



その先の道路が“独歩通り”です。(赤信号から向こう側)



歩いてみると、よく知っている駅や商店街のすぐそばで、な~んだ、ここだったのか、と驚きました。先日は、左の道からここに出てきて、左折して北(画面上方向)に進みました。



独歩通りは、広々としていて、走りやすいです。
このへんでは、武蔵境自動車教習所の「東京車人」の教習車をよく見かけます。デザインがよく目立ちます。赤い車のほかに、白いのもあります。



街路樹は「はなみずき」です。まだ、少し早いようですが、ちょうど咲き始めていました。



ピンクの建物。 1階は美容院のようです。日曜なのに休みとは、営業していないのかな?



「床屋さん」なのか「肉屋さん」なのかわからない建物。H2 水素?じゃないよね。
よく見ると、床屋さんの建物と、肉屋さんの駐車場でした。



「むさしや」という名の食堂。このあたりは、「武蔵○○××」という名前のお店が多いです。

「びーどろ」という名の海鮮・ステーキ店。おいしいかも。



さらに進むと、少し上り坂になって、桜橋交差点が見えてきました。
桜橋というだけあって、桜が多い。
この交差点は、北から南に向かって何度も走ったことがありますが、
運転に必死で周囲をあまり見たことがありませんでした。

それで、いよいよここに国木田独歩の文学碑があります。
(次の記事に続く)


コメント

もう1度の出会い

2012-04-15 01:47:12 | 日記


国木田独歩について、誰かブログを書いていないかと思って検索してみたら、とあるブログが出てきた。
あれっ?このブログ見たことがあるような・・・。

それは、現在、お気に入りやブックマークには登録していないものなのだが、確かに以前読んでいたブログだった。たぶんお気に入りに登録してあったこともあったのだが、いつしか削除してしまった。もしかしたら、そのブログ主が、一旦ブログを中止したのがきっかけだったかもしれない。その後、知らないうちに復活したのかもしれなかった。

何万とあるブログの中で、それが検索によって選びだされる確率。そして、いくつか抽出された中から、これはと思う記事の書いてあるブログは微々たるものだ。

そのようにして自分が発見し選んだブログが、以前発見し選んだブログと同じだった場合、それは、よくよく趣味が似ているか、好みが似ているか、関心事が同じか、感性に共通するものがあるか、どこか波長が合うものであると思える。

そのブログを、今回またお気に入りに登録することにした。

(写真は 武蔵野の桜 )・・・小金井公園でした・・・
コメント