私は、何十年も「引きこもり」になっている大人の人の気持ちがよくわかるよ。もう取り返しがつかない年月が経ってしまっているんだけど、その人の「時」は、その前で止まっちゃてるんだもの。
置き去りにしてきちゃった・・・いや、置き去りにできないから、前へ進めないんだろう。
置き去りにしてきたのは、私のほうだ。
だから、とりあえず、全然違う方向とか、進める方向に安易に進んで、妥協の人生を送ってきた。
でも、それは、妥協ではなく、努力しても自分にはそれしかできなかったってことだ。自分の身の程に合った道に進んだだけだよ。
アタシはあなたの世界で、最後の1人にはなれない・・・
ある男性にとって自分はそれほど重要な女性ではなく、
また、ある大学にとって、自分は入学させるにふさわしくない人間だった。
私は男にとっても、大学にとっても、必要な人間ではないのだった。
なんでそこが重なるのかというと、
その男が、私が落ちた第一志望の女子大を出た女と結婚したのだ。
女は同級生だよ。でも、私と同じ日に受験して受かったわけじゃないよ。
女は一浪してるんだよ。
一浪なんかしたら、私だって入れたよ。
学生時代、私はその男と友達として時をすごしていたのだ。
そうしたら、ある日、これから、その女性と会う約束をしているから、
帰るというんだよ。
そして、その女に私と会うと言ったら泣かれちゃったとのことだ。
ふ~ん、じゃあ、彼女の希望の時間に行ってあげなよ。
私は友達だから、別にかまわないよ。
男は泣く女に弱いんだろうね。
私は泣かないし、私は、第一の女にしてくれなんて言わないし、
第二でもないし・・・
そもそも私は「女」じゃないし「人間」なんだ。
そんなこんなで、
結局のところ、私はさっさと別の男と結婚しちゃったよ。
その人たちが大学生のうちにね。
短大なんか、あっという間に卒業しちゃってさ、それから就職して働いて、
彼らが大学で学んでいるうちに、さっさと人生をかけぬけていったのさ。
振られる前に振ってやる。
少しはショックを受けろだ。(いや、ショックなんか受けなかったと思うけど)
不釣り合いは分かっていたのだ。
だから、釣り合いの取れてる相手と結婚しただけだよ。
現実的なんだから。
夢なんか、さっさと捨てて、適当に生きていくんだ。
でも、いつかはその人たちを見返してやろうと思っていた。
だけど、全然見返せないよ。
最初から劣ってるんだもの、ぬかせるわけがないよね。
差はどんどん広がるばかりだよ。
ちなみに、私はその人たちを恨んでなんかいない。
優しくていい人たちだよ。お似合いだったよ。今でも友達だと思っているよ。
・・・・・・
自分が思い描いていた道に進んでいる人がどれだけいるだろうか。
人生をやり直しても、やっぱりきっと挫折するんだろう。
だから、今がなるべくしてなった状態なんだろう。
置き去りにしてきちゃった・・・いや、置き去りにできないから、前へ進めないんだろう。
置き去りにしてきたのは、私のほうだ。
だから、とりあえず、全然違う方向とか、進める方向に安易に進んで、妥協の人生を送ってきた。
でも、それは、妥協ではなく、努力しても自分にはそれしかできなかったってことだ。自分の身の程に合った道に進んだだけだよ。
アタシはあなたの世界で、最後の1人にはなれない・・・
ある男性にとって自分はそれほど重要な女性ではなく、
また、ある大学にとって、自分は入学させるにふさわしくない人間だった。
私は男にとっても、大学にとっても、必要な人間ではないのだった。
なんでそこが重なるのかというと、
その男が、私が落ちた第一志望の女子大を出た女と結婚したのだ。
女は同級生だよ。でも、私と同じ日に受験して受かったわけじゃないよ。
女は一浪してるんだよ。
一浪なんかしたら、私だって入れたよ。
学生時代、私はその男と友達として時をすごしていたのだ。
そうしたら、ある日、これから、その女性と会う約束をしているから、
帰るというんだよ。
そして、その女に私と会うと言ったら泣かれちゃったとのことだ。
ふ~ん、じゃあ、彼女の希望の時間に行ってあげなよ。
私は友達だから、別にかまわないよ。
男は泣く女に弱いんだろうね。
私は泣かないし、私は、第一の女にしてくれなんて言わないし、
第二でもないし・・・
そもそも私は「女」じゃないし「人間」なんだ。
そんなこんなで、
結局のところ、私はさっさと別の男と結婚しちゃったよ。
その人たちが大学生のうちにね。
短大なんか、あっという間に卒業しちゃってさ、それから就職して働いて、
彼らが大学で学んでいるうちに、さっさと人生をかけぬけていったのさ。
振られる前に振ってやる。
少しはショックを受けろだ。(いや、ショックなんか受けなかったと思うけど)
不釣り合いは分かっていたのだ。
だから、釣り合いの取れてる相手と結婚しただけだよ。
現実的なんだから。
夢なんか、さっさと捨てて、適当に生きていくんだ。
でも、いつかはその人たちを見返してやろうと思っていた。
だけど、全然見返せないよ。
最初から劣ってるんだもの、ぬかせるわけがないよね。
差はどんどん広がるばかりだよ。
ちなみに、私はその人たちを恨んでなんかいない。
優しくていい人たちだよ。お似合いだったよ。今でも友達だと思っているよ。
・・・・・・
自分が思い描いていた道に進んでいる人がどれだけいるだろうか。
人生をやり直しても、やっぱりきっと挫折するんだろう。
だから、今がなるべくしてなった状態なんだろう。