山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

置き去りにしたもの

2016-01-26 18:03:54 | 日記
私は、何十年も「引きこもり」になっている大人の人の気持ちがよくわかるよ。もう取り返しがつかない年月が経ってしまっているんだけど、その人の「時」は、その前で止まっちゃてるんだもの。
置き去りにしてきちゃった・・・いや、置き去りにできないから、前へ進めないんだろう。

置き去りにしてきたのは、私のほうだ。
だから、とりあえず、全然違う方向とか、進める方向に安易に進んで、妥協の人生を送ってきた。
でも、それは、妥協ではなく、努力しても自分にはそれしかできなかったってことだ。自分の身の程に合った道に進んだだけだよ。

アタシはあなたの世界で、最後の1人にはなれない・・・

ある男性にとって自分はそれほど重要な女性ではなく、
また、ある大学にとって、自分は入学させるにふさわしくない人間だった。

私は男にとっても、大学にとっても、必要な人間ではないのだった。

なんでそこが重なるのかというと、
その男が、私が落ちた第一志望の女子大を出た女と結婚したのだ。

女は同級生だよ。でも、私と同じ日に受験して受かったわけじゃないよ。
女は一浪してるんだよ。
一浪なんかしたら、私だって入れたよ。

学生時代、私はその男と友達として時をすごしていたのだ。
そうしたら、ある日、これから、その女性と会う約束をしているから、
帰るというんだよ。

そして、その女に私と会うと言ったら泣かれちゃったとのことだ。

ふ~ん、じゃあ、彼女の希望の時間に行ってあげなよ。
私は友達だから、別にかまわないよ。

男は泣く女に弱いんだろうね。

私は泣かないし、私は、第一の女にしてくれなんて言わないし、
第二でもないし・・・
そもそも私は「女」じゃないし「人間」なんだ。

そんなこんなで、
結局のところ、私はさっさと別の男と結婚しちゃったよ。

その人たちが大学生のうちにね。

短大なんか、あっという間に卒業しちゃってさ、それから就職して働いて、
彼らが大学で学んでいるうちに、さっさと人生をかけぬけていったのさ。

振られる前に振ってやる。
少しはショックを受けろだ。(いや、ショックなんか受けなかったと思うけど)

不釣り合いは分かっていたのだ。
だから、釣り合いの取れてる相手と結婚しただけだよ。

現実的なんだから。

夢なんか、さっさと捨てて、適当に生きていくんだ。

でも、いつかはその人たちを見返してやろうと思っていた。

だけど、全然見返せないよ。

最初から劣ってるんだもの、ぬかせるわけがないよね。

差はどんどん広がるばかりだよ。

ちなみに、私はその人たちを恨んでなんかいない。
優しくていい人たちだよ。お似合いだったよ。今でも友達だと思っているよ。

・・・・・・

自分が思い描いていた道に進んでいる人がどれだけいるだろうか。
人生をやり直しても、やっぱりきっと挫折するんだろう。

だから、今がなるべくしてなった状態なんだろう。
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ラストシーン

2016-01-26 00:38:54 | 音楽
Riceの“ラストシーン”は、最初は、「あまり好きではない」と書いた。
それは、主に、歌詞が嫌いだと思ったからだ。

♪アタシはあなたの世界で「最後の1人にはなれない」ずいぶん長いこと泣けた だから、もういいの♪

こんな歌詞は、女の未練を歌った演歌みたいではないか。

でも、これはよくある女の心だし、こんな内容の日記を私も昔書いたことがある。

そして、自分から去っていってしまうのだ。

だから、自分みたいで、嫌だったんだ、この詩は。

女から見て、けっして美しい心持ちだとは思えないわけ。

でも、このように自ら離れていっちゃった女を、男性の有紀さんは歌にしているってことか・・・。

テンポが速くて、走馬灯のように走り抜けていく歌。

“Plasma”に似てるところがあると思ったけど、もっと似ているのは“Gleam”のほうかもしれない。

でも、どっちとも違う。

高い音域を裏声みたいので歌う手法は「ファルセット」というのかな?
これも有紀さんの歌い方の1つの魅力だ。

どこかに、「櫻井有紀さんの歌にはまると病みつきになる」と書いてあったけど、その通りだ。
こんなアーティスト、他にはいないと思う。
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