このあいだ、東京都杉並区のお店から世田谷区の住所へ商品の宅配便を頼んだ。
それが、翌日に届く指定をしたが、先方から届いたという連絡がこないので、いったいどうなっているのかと思い、伝票番号で追跡を見てみた。
送ったのがちょうど東京で雪が降った後だった。
雪に弱い東京では宅配にいつもより時間がかかっていて翌日は無理かもと店の人が言っていたが、宅配業者に確認してくれ、雪は解消されたので予定通りつくだろうとのことだった。
でも、到着しないのは、やはり遅れたのだろうかと思った。
追跡によると、その荷物は、一旦埼玉県の配送センター(?)に行き、それから品川区だか大田区だったか、海の近くの配送センターに行き(大きな倉庫でもあるのかな?)、それからやっと世田谷区の配送先近辺に移動していたので、なんでそんなに遠くの地点を経由するんだろうと思った。
頼んだ商品が、埼玉工場から出荷されるとかなら埼玉でもわかるが、確かに杉並区内のお店の売り場で現物を用意していて、配達伝票も記載して貼っていたのだ。
品物は、お店から宅配業者によって集荷され、その日のうちに埼玉県に行き、翌日大田区だかどこだかに運ばれ、そこから世田谷区に行ったようだが、受取人が留守で再配達を2日後に希望し、持ち帰りになっていた。
杉並から世田谷は隣の区だが、一旦埼玉県まで行っちゃうというのが一番の驚きだ。
そういえば、郵便物なども同じ区内に郵送するものでも、一旦はどこか遠くの1か所に集められてから配達されるらしい。
・・・
余談だが、お正月におせち料理の配送をネットで注文してあった。
31日に静岡県の実家に届いたのだが、これは元々京都で作ったものだった。
開けてみると中の仕切りを超えて、細かいお料理があっちこっちに飛んで移動していたのである。
3重の重箱だったが、その中の1つは大きめの仕切りで、それが一番お料理の移動がひどく、パンフレットの写真を見ながら、元どおりの位置に料理を戻すのにちょっと苦労した。
重箱に入っている料理を振動させずに静かに運ぶのは、長距離でいくつもの中継地を移動してくるのだから大変なことなのだろう。
どのような経路を通って京都から静岡まできたのか分からないが、大きな配送センターのベルトコンベアーの上を何度も動いて来たのかもしれない。
最終配達の方は、丁寧に両手に持って配達してくれたのだが、その前に既に中はしっちゃかめっちゃかになっていたみたいだ。
まあ、品質に変わりはないので、位置を戻せばOKだった。
大晦日の忙しい時に働いてくれる人がいることはありがたい。