(言いたいことは前半ではなく後半です。)
原発事故後の原子炉から発生している放射性物質の含まれた汚染水をアルプスという処理装置で処理し、セシウム・ストロンチウム・ヨウ素・コバルトなどの危険な放射性物質は基準以下の量まで除去され、トリチウムのみが除去できず残っている状態の処理水を、福島の海に放出し始めた。
現在、敷地内に貯蔵されている量は膨大であり、これを30年かけて海水で希釈しつつ海に放出し続けるのだそうだ。
それに関しては、濃度・分量ともに安全性が認められているので、何ら問題はないのだそうだ。
トリチウムというのは、水素の一種であり、自然界にもある程度存在している物であって、人体に長期間取り込まれることもなく、全く問題がないのだそうである。
にもかかわらず、中国や韓国では大反対がされ、中国政府は日本の海産物を輸入しないこととなってしまった。
しかし、実際には、中国や韓国、その他の外国のほうが、日本よりずっと多くのトリチウムを排出しているのだそうで、そうなると日本の処理水排出だけが危険だなどということは、全く理屈に合わないことになる。
だから、中国などが反対していることは、まったくおかしなことだと結論付け、何ら問題はなく、日本では、トリチウムの含まれる処理水が放出されている近海で採れた海産物を喜んで安心して食べることができる・・・
と言うことが、言えるだろうか???
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実際には、まあ、できるならば、処理水排出地域よりも離れたところで採れたものを食べたいと思うのが正直なところ。
三陸(結構離れてはいるが)のわかめと鳴門のわかめがあったら、距離が離れている鳴門の方を買おうかと思ってしまうし、魚は太平洋側より日本海側の方のが良いかな?なんて思ってしまう。
それは、いくら害のない処理水だとはいえ、これまで放出しないで溜めてきたのは、やはりあまり環境に良くないからだと思うし、できれば何事も、リスクの少ないほうを選びたいというのが人間だれしも思うことだろう。
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あと、私個人の感情としては、とにかく日本政府とマスコミが信用できないのである。
それは、例えば新型コロナのmRNAワクチンのことで、ワクチンが原因で亡くなった人は1人もいない等と言っていたではないか。
今でも、深刻な副反応が多数出ているし、因果関係が否定できない死亡例も多数出ている。にもかかわらず、このワクチンが「安全だ」などとどうしていえるのであろう。
こんな政府だから、何を言っても同様に信用できないと思ってしまう。
危険なものを安全なものだと言い切ることなど常習犯なのだから。
また国際的な機関なども、このコロナ騒動では信用できないことがわかった。
WHOやIAEAなども裏でどんな利権が絡んでいるのかもわからず、公平性に欠いているかもしれない。
本当に何もかも信じられないのだ。
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だからといって、これらが全くの悪の黒幕というわけでもないだろうし、人の命を救おうという目的でワクチンが発明され普及されたのだと思いたいし、原発処理水も実際、ものすごく危険なんてことはなく、できれば放流したくはないけど、まあ環境に対してそれほど支障はないだろうというところだろう。
今後、タンクが限りなく増殖し続けるわけにもいかないのだから、妥協点が必要だろう。
だが、気に入らないのは、「全く安全であって危険性は1ミリもない」というような表現である。
ワクチンだって汚染水放出だって、デメリットの部分は確かにあるはずではないか。
それを「100%安全です」というから、全く信用できないのです。