通勤途中に建設現場の前を通る。
その出入り口にヘルメットにマスク姿のおじさんが立っているのだけど、いつも「おはようございます。どうぞ、お通りください。お気をつけて。」などと挨拶をしてくれる。
その工事現場なのだが、どうも8時から5時までが作業時間で、12時から1時までが昼休みという、きっかり8時間労働の職場のようだ。
そして、土日祝日が休み。
だから、私が平日9時前に通るときには、もう働いているのだが、5時過ぎに通るときには、作業は終了していて誰もいない。
この頃は、労働基準法が厳しくなって、サラリーマンみたいな働き方になっているのだろうか?
確かに、そのビルを建設しているのは、大手の有名な会社である。
今どきは、急いで建物を建てる必要もなく、決まった時間に無理のない労働で建設が予定通り進行していくのであろう。
また、工程表や、騒音レベルの表示などもしっかりとされていて、なんてきちんとした会社なんだろうと驚くばかりである。
それから、工事現場の人は、皆マスクをしている。炎天下の暑い日でも、屋外だというのにちゃんとマスクをして働いているので、驚いてしまう。外しても感染のリスクとしては問題なさそうだが・・・。
熱中症にでもなったらどうするんだろう、と思うが、ちゃんとした会社の人たちなので、世間体というか、近隣からあそこの建設現場の人たちはマスクをしていない、などと言われないないように模範的な行動をしているのではないかと思う。
私は、なるべくマスクをしないで歩いているが、ここを通るときは、入り口に立っている人が挨拶をしてくれるので、それに答えて挨拶をしたいため、10mくらい接近するとマスクをして挨拶し、通り過ぎると外すようにしている。
この建設現場の他にも、もう少し小さい建設現場があり、そこは大企業ではない会社が手掛けているが、そこの人たちもしっかりマスクをしている。みんな、あまりにもきちんとしすぎているようで驚く。昔の建設業の肉体労働者というイメージとは全然違う。
時代が変わったんだなあと思う。
それにしても、外で仕事をするのに、マスクは無理にしなくて良いんじゃないかなと思う。
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