甲州街道を走っていて、以前から不思議に思っていた物があります。
場所は、調布市つつじが丘という住所になるようです。
写真のこの先なのですが、このあたりは下り坂になっていって、めずらしくカーブがありちょっと変化に富んだ道路状況になっています。
そこに出現するのがこれです。
この、対向車線との間に建っている建物みたいなのは、いったい何なのだろうか?と思っていました。
これは、数年前にはなかったのです。
昔は、普通に片側2車線の道路があっただけだと思うのですが、数年前に道路が広くきれいになり、それと同時に、対向車線との間にこんなものができたのです。
なんか、地下の工事をしているのかな?地下に高速道路とかあるのか?排気口かな?などと思いました。
しかし、なかなか調べるところまでいかず、通るたびに何だろうと思いつつもそのままになっていました。
そもそも、ここがどこなのか、単に車を走らせている者にとっては、それもわからなかったのです。
今回、ドライブレコーダーの映像を車から取り出してきたので、この場所をやっとつきとめました。
そして、調べた結果、これは地下の電気と通信ケーブルの「共同溝」の工事をしているものだということがわかりました。
走り進むと、このような壁になっています。
ちょうど、道路がカーブしており、下り坂も急こう配になっているところです。
通り抜けました。
結局のところ、これは共同溝の建屋というものだそうです。
それは、調布市の市議会議員(公明党)の方のブログで判明しました。
共同溝とは、国土交通省のHPによれば、
- 共同溝とは、生活に欠かせない、上下水道、ガス、電話・電力線などのライフラインをまとめて収めるための施設で、道路の地下に設置しています。
- 「共同溝」には、ライフラインのメンテナンスのための空間も確保するため、ライフラインの点検補修のため発生する道路工事を少なくできると共に、地震時のライフラインの安全性を向上することができます。
ということです。
相武国道事務所の「国道20号 調布共同溝」に設備の詳細、工事内容が載っていました。
共同溝があれば、今後はいちいち道路を掘り返して工事をする必要がなくなるようです。
地上に見えているものは、共同溝の建屋ということで、地下の工事が完了し、地上にきれいな建屋ができて完成ということになるようです。
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