今年の私の漢字は「道」ですが、本当にわけのわからない道を迷い走ることが多々ありました。
先週は、国立市の谷保天満宮に行きました。
これは、甲州街道を西に向かって走っていって、府中を過ぎて本宿交番前という大きな交差点を過ぎて、その先の左側に谷保天満宮があると記憶していたのです。
そういうわけで、第一車線をずっと走っていけば、谷保天満宮の交差点より数十メートル手前を左に入ると天満宮の駐車場に入れるんだと思っていたのでした。
ところが、うっかりしていました。谷保天満宮の手前に左に入る「国立インター入り口」という日野バイパスへの入り口があったのです。それで、第一車線が左折専用レーンになっていたのでした。
気づいたときは、とっさに第二車線に変更することができず、日野バイパス方面に左折するしかなくなってしまいました。
これは、日野バイパスをそのまま進んで、谷保天満宮とは違うどこか別の遠いところに行くしかないのか・・・
あっけなく、目的地放棄になりそうです。しかし、そんなに簡単にあきらめてよいのか。
すると、左に曲がったあと、すぐに「青物市場東」という交差点があったので、ここを左に曲がってみました。これなら甲州街道に戻れそうだと思いました。
その道は、片側2車線の広くて新しい道路でしたが、ほとんど車が走っていない不思議な道でした。
今、グーグルストリートビューで確かめてみると「都道20号」と書いてあります。(ちなみに数字は同じ20号ですが、甲州街道は国道20号ですね。)
都道20号を進んで「府中西高前」という交差点を左折しました。方角的に甲州街道に戻れるはずです。
走った道をグーグルストリートビューでたどってみると、大山道と書いてあります。
交差点を曲がって直ぐに大山橋という橋を渡りました。この川は「府中用水」というものらしいです。
この道は狭くて、だんだん登り坂になり不安になってきました。
なんでこんな坂なのか、甲州街道はこんなに上に登っていくものなのだろうかと不審におもいました。
道は左にカーブし、そして無事に甲州街道の「西府橋」という交差点に出ることができました。
今、地図を見て気づいたのですが、この大山道という道のすぐわきに南武線が走っているようなのです。車で走ってきたときには右側に線路があったことになりますが、全然知りませんでいた。
これが谷保駅に続いているということですね。
西府橋というのは、下に線路が走っているので、それを渡る橋ということらしいです。
ここを甲州街道に左折するときに、今度は第二車線に入って、無事国立インター入り口の交差点を直進し、谷保天満宮に到着することができた次第です。
・・・
余談ですが、
今道路地図を見ていて気付いたのですが、私は「甲州街道=国道20号」だと思っていたのですが、そうではありませんでした。
「国道20号」は、甲州街道の「国立インター入り口」交差点で左に曲がっていく「日野バイパス」であって、谷保神社のほうに直進する道路は「甲州街道」なのですが、こちらは「都道256号線」と書いてあります。
それで、こっちの甲州街道のほうは、日野バイパスよりも狭く古い道でした。
・・・
谷保天満宮前から、国立の大学通りにまっすぐつながる道路がないのもちょっと残念です。
南武線を越えてさらに北に続く道路が狭く、踏切もあるので、電車が通るときは、狭い道に車が連なっているようでした。
そして、甲州街道から谷保駅方向(北)に曲がる車や、谷保駅方向から甲州街道に出てくる車でこの交差点がゴタゴタするのかなと思います。
南武線が高架になって、そこに広い道路ができたら、すっきりするんじゃないかと思ったのですが、そのような計画が無いかと調べてみたところ、線路の勾配の問題で傾斜が急になってしまうため高架にするのは難しいのだそうです。
そう言えば、迷走してきた大山道はすごい坂で、谷保に向かって土地が高くなってきているのですね。線路は甲州街道の下を走ってきているのに、谷保で高架にするというのは無理な話のようです。
やはり、北側の東八道路を大学通りにつなげるのがいいのかなと思ったのですが、東八道路は日野バイパスにつなげるらしい。(東八道路と南武線の立体交差工事は進んでいるらしいです。)
確かに、それが合理的なようです。
そうなると、やはり国立駅や谷保駅からは、幹線道路にはつながりにくいということになるのですね。
学園都市だから、幹線道路は不要なのかもしれませんね。
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