谷保天満宮の駐車場を出て、家とは逆の西方向へ進みました。単に左に出るほうが出やすいからです。
それで、予定では、甲州街道をずっと西に進んで多摩大橋通りに右折して、走り慣れた新青梅街道まで出ようと思っていたのです。
地図で調べたところ、それより手前では、右折しても新青梅街道まで南北にまっすぐ通っている道路はなさそうでした。
そして、日野橋交差点では、第一車線を走ると多摩川を渡って左へ行ってしまうだろうからと思い、最初から第二車線を走って行くことにしました。
ところが、なんといきなり矢川駅入り口という交差点で、第二車線が右折専用レーンになってしまったのです。
これは右折しないわけにはいかなくなりました。この道路は途中でわけがわからなくなることは、前夜の地図調査で分かっていたのですが・・・。
南武線の踏切を越えました。
その後「学園通り」という標識がありましたが、学園通りにはいかずにまっすぐ進みました。
そのあと、道路はさらに狭くなり、不安になってきました。ナビは「自宅に帰る」という設定をしてあり、斜め右に進むような案内が出ていたのですが、曲がらずにまっすぐ前の車について行きました。
道路が狭くなって、行き止まりになったりするのが一番不安ですが、前に走る車があれば、どこかに出られるはずです。
あとで地図を確かめると、斜めに右に進む道は「富士見通り」だったようです。そっちに進めば、国立駅の南口に出たようです。
しかし、そちらには行かずに、さらに狭くなった道をまっすぐ進んで行きました。
ここは、スクールゾーンになっていて、平日は車は走れない道路のようですが、日曜なので問題は無いようでした。そして、正面に鉄道の高架のようなものが見えてきました。
この時点で、それがどこなのかまるでわかりませんでした。
高架をくぐると正面に大きなマンションがあり、突き当たって道路が左右に延びているので、右に曲がりました。
それからは、高架になった鉄道を右にして、それにそった道路を走っていきました。
この鉄道が何線なのかも全くわかりません。
それから、少し左に曲がって進んで行くと、右側に駅が見えました。
いったい何の駅なのだろう、とチラッと見ると「国立駅」でした。
そこで、それが国立駅の北口であることがわかりました。
その道は、1週間前に「新幹線資料館」を見に行ったときに歩いた「光町通り」でした。
そうして稲荷神社のある五差路のところに出ました。
知っている場所なので少しは安心しましたが、かといって、その先の道路がどうなっているかは全く知りません。
ナビはここで大きく右に曲がるように案内してきました。斜め右後ろのような感じに右折するわけです。ここを行くと戸倉通りという道路で、その先府中街道に出たようです。
しかし、右折嫌いな私はナビの言うことは聞かず、まっすぐ道なりに進んで行ってしまいました。
そうすると、その道はうねうねと続いていきます。こういうカーブの仕方は大昔からある道なのでしょう。
すると、八小入り口南という信号に突き当たったので、そこを右折して進みました。
そのあたりまでは、今グーグルストリートビューを見て判明したのですが、その後はどの道をどう走ったのか、よくわかりません。本当に迷走です。
そうして、ついに五日市街道に出ましたが、ここでも自宅に帰るなら右折するべきところ、左折してしまいました。それからようやく砂川九番という交差点に着き、そこのファミリーマートに以前入ったことがあったので、道を思い出し、右折して立川通りを北に進みました。
立川通りは、小川橋というわけのわからない交差点がありますが、そこは以前走った記憶があったので間違いなく右のレーンに進んで、そうして青梅街道に合流しました。
ここまでは、本当にヒヤヒヤでした。
その後、青梅街道を東に向かって走っていましたが、この道路は踏切もあり速度が遅いので、小川町という交差点で府中街道に左折して北に進み、やっと新青梅街道の野口橋交差点に出ることができました。
もうここまでくれば本当に安心です。
・・・
あの、中央線の高架の脇を走っていたときは、うちのナビが古いので、実際とは違う道路を示していたのかもしれず、本当に不安でした。
あんな大きな線路は、JR中央線しかないですよね。
しかし、そんなことにも、その時点では思い至らないのです。
まあ、とにかく、走り抜けることができて良かったです。
やはり、迷走は道を覚えるのには一番ですね。しかし、どこを走ったのか不明な部分が多々ありました。
未知・・・道 これは偶然に同音なのだろうか?
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