今日、久々に瑞穂町のジョイフル本田に車で行ってきたのだが、その帰り道、新青梅街道の小平霊園あたりを走っているときに、歩道にゼッケンをつけた若い男子数人が歩いているのを見つけた。
いったい何なのだろうと思ってみるとゼッケンに「本庄~早稲田100キロハイク」のようなことが書いてあった。
本庄とは、一瞬友人の出身地である秋田県のことかと思ったが、秋田だったら100キロじゃおさまらないはずで、そういえば埼玉あたりにも本庄というところがあったようだなと思い出した。
埼玉県本庄市からちょうど100kmとすれば、マラソンの42kmコースの2.4倍くらいだけど、マラソン選手たちが42kmを2時間半くらいで走るとすれば、朝から晩まで一日中歩けば100km歩けないこともないのかな?と夫と話したものの、歩いてそんなに進むものなのか、一般人にはかなりきつそうである。
見れば、もう足が痛くてたまらなそうで、変な歩き方をしてやっと前に進んでいる人もいるのだった。
そこで発見した数人を見て、少人数のグループが何かやってるのかな?と思ったのだが、さらに進んでいくと次々に歩道に同じような人が歩いていた。
最初に発見したグループよりももっと先に進んでいる人たちであり、中には女性もいるし、特に足が痛そうでもなく普通に歩いている人もいるのだった。
年齢は20代くらいで若い人たちに見えるが、いったいどういう人たちなのだろう?早稲田というと早稲田大学を連想するが、大学とは書いてないし、早大生がよく掲げているえんじ色の旗なども見えなかったから、単に地名の早稲田まで行く会なのだろうと思っていた。
西東京市のニトリのあたりで旗を持った人たちがいたと夫が言っていたので、それが先頭だったかもしれないが、何の旗だったかまではわからなかったようだ。
早稲田だったら、このままずっと東に進んで行ったら近いのかな?
このまま進んで、区内に入れば、練馬・杉並・中野・新宿区で夕方までには早稲田に到着できるだろう。頑張って~~と応援したくなる。
この人たちは新青梅街道を真っすぐ行くのが近いのかも? 並走したいところだけど、私たちは北原交差点から青梅街道に進んだ。すると、もう100キロハイクの人たちは見かけなかった。
・・・
自宅に帰ってから気になってパソコンで検索してみた。
すると「本庄~早稲田100キロハイク」は早稲田大学生の催物であることがわかった。
2日間かけて本庄市役所から早稲田大学の大隈講堂まで歩くらしい。途中で仮眠をとるようだ。
この100キロハイクは、今年で60回にもなるとのことで驚いた。
2020年と2021年は新型コロナのために中止になってしまい、昨年は半分の50kmに短縮されて開催されたのだそうで、100kmは4年ぶりだそうだ。
これ以上開催ができないことが続けば、大学生が経験をつなぐことができなくなってしまうため、今年100kmの完全ルートが開催されて本当によかった。
2019年に1年生だった人は、その年に100km歩いたとして、2年3年次が中止、2022年に4年になってやっと50kmの半コースを歩いて卒業。
それより年下の学生は、1~3年生が昨年初めて50kmを歩くことになり、今年は新1年生と昨年50kmを経験した2~4年生が100kmを初めて経験することになる。
となると、どの学年もなんとか4年間のうち1回は100kmを歩く経験を得ることができたわけだ。
本当に、コロナって何だったのだろうか?コロナそのものよりもコロナ対策がどれだけ学生生活を制御してしまったんだろう。
でも、本当に100km歩けて良かったねと思う。
また、これって誰でも参加できるものではなく、早稲田大学生だけしかできないんだなあ~と思うと、ちょっとうらやましい行事だなと思った。
何か意味とか効果を期待してるんだろうけど机上の感染対策って感じですね。
こんなことで若い人はどれだけ辛い目に遭ったんだろう。
> ちょっとうらやましい行事だなと思った。
一般の人が山梨から佐久まで歩くのもありますよ(^^)
距離はやや短くて75kmくらいなんだけどうちの同居人は何回も歩いてます。
4月にやるので標高の高い野辺山辺りで雪に降られたりするのでかなり過酷。
夜通しなので睡魔と闘わないといけません。
山梨から佐久まで歩くのもあるんですね。私はとても75kmなんて歩けません、10kmも無理かも…と思います。
睡眠不足で歩くのはちょっと不健康ですよね。