写真は深大寺の深沙堂です。(深大寺は東京都調布市にあるお寺。このあたりは、深大寺蕎麦が有名。「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるのゆかりの地でもあります。)
深大寺の由来。
深大寺を開いた人は「満功上人」という人だそうですが、そのお父さんは「福満」というそうです。この「福満」が、ある女性と相思相愛で結婚したいと思っていたのですが、その女性の親が反対し、娘を池の中の島に閉じ込めて会えなくしてしまったそうです。
そこで、福満は「深沙大王」に娘に会えるようお願いしたところ、霊亀が現れて、娘の元に案内してくれ、会うことができたそうです。そして、反対していた両親も、2人の仲を認めて、無事結婚することができました。
そして、生まれた息子が、後の「満功上人」だそうです。
息子は、深沙大王のおかげで両親が結ばれて自分が誕生したということで、その感謝のしるしとして、法師になり深大寺を開いたそうです。
この調布の深大寺のある場所は、水のきれいな場所で、パワースポットであり、厄除けのお寺として有名ですが、元々はこのような由来があるそうです。
深大寺周辺は、美しい水が流れ、池もあり、お蕎麦屋さんが建ち並んでいます。山門や本堂などはよく目立ちます。でも、それよりちょっと離れたところに、「深沙堂」(じんじゃどう)という小さいお堂があり、ここに深沙大王が祀られています。この深沙堂の裏に、このあたりの水源の泉があります。ここが、深大寺の発祥に深い関係のある泉だそうです。
ですから、親に反対されている人や、なかなか恋人に会えない人などは、ここにお願いすると良いのではないかと思いました。(深沙大王は仏教の守護神で、もともとは、疫病などから守ってくれる厄除けの神様らしいです。)
この深沙堂は、元々は鳥居もあったそうですが、神社とお寺を区別することになり、後に鳥居は取り除かれたそうです。絵馬があるところを見ると、やはり神社のようです。
(本堂と池)
(鐘楼堂)
深大寺が、縁結びと深い関係があることを知り、12月の初めに出かけてみました。
山門や本堂などを撮影しつつ、適当に歩いていって、見かけたものをわけもわからず写して帰ってきましたが、偶然にも「深沙堂」と、その裏の「泉」みたいなところも撮影してありました。紅葉がきれいでした。
きれいな水と空気でリフレッシュできます。ぜひぜひ縁結びにおいでください。
神代植物公園にも行ってみてください。良いところですよ~。
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