このあいだ、夫婦で樹木の多い公園を歩いていると、三脚で望遠レンズを斜め上の方に向けて設置しているオジサンがいた。夫はカメラが好きなので、2mくらい離れたところから、その人に向かって、「何を撮ってるんですか?」と聞いたのだが、その人からは何の返事もなし。反応もなし。
普通だったら聞かれていることに気づかないような状況ではないはずだが、どうしたことか?
あれ?聞こえないのかね?と言ってあきらめた。
それから数日後のこと、ある営業所に用事があって行ったところ、その敷地内で働いている人がいた。
受付けのある場所がわからなかったので、夫がその人に聞こうと「すみませーん」と声をかけたのだが、まるで反応なし。やはり、こちらがその人に向って呼びかけていることにまるで気づいてくれず、あきらめて自分たちで入口を探した。
どうやら、マスクをしていると、音声が届かないだけではなく、口が見えないので、視覚的にも、自分のほうに向かって何かを言っているということがわからないようである。
マスクって不便だ。それも、なぜか最近、以前よりも外出をするようになり、人とのやり取りが増えてから気づいたことだ。
これでは、赤ちゃんや幼児が、マスクの保育士さんの言っていることを理解しにくいというのもよくわかるし、一日中、マスクの先生の授業を受けている小学生もどれだけつまらないことか、わかりにくいことかと思う。
※
舗装された道を歩いている時、
地面からの距離が近い子供は大人より暑いなんてツイートがありました。
なのでマスクなんてとんでもない、と。
普段、どんな集団生活をさせられているんでしょう。
最近判明してきたことに、マスクを守っているのは意外に若者で、政府の方針にも従順な人が多いらしいです。