昨夜、夕飯を食べていたところ、何やら黒いものが飛んできて、おかずにとまろうとするのである。
それは蝿のようだが、ものすごい速さで飛んで来るのだった。
茹でたブロッコリーにとまろうとするので、あわてて手で払う。
手で払うと一瞬にして逃げていくので、姿がよく見えない。
いったい何なのかちゃんと確かめるために手で払うなと夫が言うが、払わなければ食べ物にたかって不潔なので,追い払わざるを得ないのだ。
最初、私が騒ぎ始めたときに、夫には見えなかったので、目の錯覚ではないのか、飛蚊症ではないのか?と私に言っていたのだった。
私も一瞬そうなのかな?と思ったほどだが、飛蚊症ならぬ飛蝿症か? 大きすぎるし速すぎる。
そのうち、確かに実物の蝿であることが夫にもわかり、しかも頻繁にブロッコリーめがけてやってくるので、おちおち食事もできず、ハエを退治しないといけなくなった。
夏の間、ベランダの緑のカーテンに生息するカメムシやイモムシを退治するために買ったキンチョールがあったので、ハエが壁にとまった瞬間を狙って噴霧。
どうも外れたようだし、一瞬にして逃げていってしまった。
失敗だ~ と思ったのだが、不思議にそれからあとは飛んでこなくなり、やっと食事ができた。
それにしても、ハエが食卓に飛んで来るなんて、今どきほとんどない事である。
もしハエがいたところで、そんなに食べものに向かってはこないような気がする。
そのハエは、よほどお腹が空いていたと思える。ブロッコリーって蝿の好物なんだろうか?
昨日は窓も開けなかったので、いったいいつ家の中に入ってきたのかもわからないし、いったいどこで生まれ育ったのやら?
そんな不潔な場所が近辺にあるんだろうか?
昭和の中頃までは、ハエなんか珍しいことではなく、ハエとり紙が天井からぶら下がっていたくらいだけど、今どきハエは珍しい生物である。
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