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重症筋無力症に負けてたまるか!

写真の無断転載禁止です カメラ抱えてスタコラサッサ
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興味を持ったものを写真とともに

北海道の岩見沢駅(その2)

2013-09-24 01:08:30 | JR岩見沢駅

 

岩見沢駅は無駄に立派

岩見沢は駅だけ立派

そんな声が聞こえてくるのが岩見沢市

いいじゃないか立派でも

だって駅なのだから

駅舎のファサードは上部のガラスと下部のレンガが特徴

ガラスの枠は

古いレールを使っています

下部のレンガは名前入り

市民プロジェクトで有志を募りました

レールにしてもレンガにしても

だから何だという話になる

タクシーの中や飲み屋で口論となる

 

僕はかっこよくて良いと思うよ

そういえば岩見沢駅を撮影している人が多い

ばんえい競馬の像が駅のホームにあるのだけど

先月の下旬、その前で電車を待っていたら

次から次へとカメラを持っている人が来て

自転車片手に撮っていたり

カップルの旅行、鉄道の旅と思われる人

Canonの白レンズの本気の人

いろいろな方がいました

 

岩見沢駅舎のデザインコンペ作品集の本

「まち再生への挑戦」


北海道の岩見沢駅

2013-09-19 22:46:12 | JR岩見沢駅

 

岩見沢駅は大きいのですよ

端から見ると

反対側が遠い

端から端まで駅舎に使っているのではなく

右が自転車置き場、真ん中はJR、左は市の建物となっています

市の建物側から

岩見沢の市の花はバラとなっていますので(バラ園12を参照)

駅舎前にバラが植えられています

 

先週の連休中、

鉄道写真家の中井精也さんが岩見沢に来ていました

お祭りに合わせて市がイベントを催したようです

すごく行きたかったけど

どうしようもないくらいの雨で断念

女心は秋の空

晴れていると思っていたら急な土砂降り

いつまでたっても女性の心を察することができません

天を見上げてタバコぷかぷか煙まみれ

けむいけむい

 


何かのロケ?

2009-03-14 00:05:28 | JR岩見沢駅


今朝、スカッと目が覚め。
さあて札幌へ行こう、
ホワイトデーのプレゼントを探しに行こう~と
ルンルン気分で駅へ向かい。

ルンルンルン、ん?んんん?

駅のホームで何かの撮影をしてるっぽいのを発見。
ありゃ珍しい、
うちの地元ってテレビに出ることって少なくて
出てもテレビ東京の旅番組で
電車で通過いたしましたとかだし。
なのでカメラがあると、
ピコーンと反応しちゃうのだよ。

札幌行きのホームの反対側、
旭川方面のホームで撮影をしていて。

俳優さんなのかモデルさんなのか、
男性のシュッとしてヒョロッと背の高い方がいて。
どんな顔立ちかというと、
チュートリアルというお笑いのコンビの徳井を
急性胃腸炎で3日くらい入院させて
ぶら下がり棒で縦軸にグイっと引っ張り、
髪をサッパリさせた感じ。
今風でカッコよいことは認めよう。
(自分は意地っ張りなのだ)

いったい誰なんだ??
世間では有名なのかもしれないけど、
男性芸能人にはあまり興味がないので
わかりまへん。

撮影スタッフが2~3名程度なら
地元のテレビ局だよなとは思うんだけど、
スタッフがやたら多くて15人はいた。
映画かドラマなのかなぁ。
カメラは固定されてて、
そばに監督らしき人がいて。
それが
『究極超人あ~る』という漫画の鳥坂先輩に似てた。
傷だらけのウサギと格闘してたり、
フイルムは「トライXで万全」という方です。

そして
ドラマか何かのロケ内容はというと…

俳優さん、駅ホームのベンチで1人たたずむ。
何かを考えている風ではある。
2~3秒後、スクッと立ち上がり
思い立ったかのごとく何歩か歩き出す。

↑これを何度も何度も撮りなおししてた。
その一連の撮影の流れを
5分の電車待ちの中、ボーっと見てたのですが
俳優さんって大変だね。
3月とはいえ寒い北海道で
薄着でロケをしてるんだもの。
それに同じ動作を要求されてたし。

今日のロケが何のドラマか何かなのか、
楽しみだな~

JR岩見沢駅再建②~明日開業 

2007-06-22 23:28:00 | JR岩見沢駅


とうとう、明日23日は待ちに待った岩見沢駅の新駅舎の開業の日です。



これは旧駅舎が全焼後、約6年間使い続けていたプレハブの駅舎です。

今までの感謝の意をこめての看板が掲げられています。



こちらが、そのプレハブの隣に新築された、新駅舎です。

下の仮の外壁の文字は、

「www.love-brik.com  coming soon 2009 spring」

と白抜きで書かれています。

全体の完成が2009年の春で、今回はJRが施工した部分の完成です。

残りの岩見沢市の施工部分の完成をもって、

全体の完成となります。

市民に募っていたレンガは、市側の施設の完成後に外壁に貼られる予定です。


さて、今回はこの駅舎のコンペのことを書いておきます。

この岩見沢駅の駅舎は、全国公募のコンペがおこなわれました。

駅舎の全国公募コンペというのは、初のこころみです。

今まで、JR京都駅のように国際指名コンペ
(内外の著名な建築家を選び、その中でコンペをする)

というのはありましたが、全国公募は岩見沢が初めてなのです。


岩見沢駅のコンペの開催概要の趣旨のところに、このような記載があります。


「駅舎のデザインの考え方と問うだけでなく、岩見沢の地域性を十分に

 理解した上でそれを活かし、岩見沢駅が変わらない価値をもつ駅舎

 となることを目指します」

変わらない価値、これがコンペの結果の重要なファクターになっていました。
 

改めて、コンペの最終審査に残った提案図面を見てみると、

レンガを使用した案が多数あるのがわかります。

つまり、

変わらない価値=レールセンターのレンガ

と考える方が多く、そして審査の方々もそれを期待していたのでしょうか。

一部の案では、

変わらない価値=旧駅舎

としているのもありましたが、そこまでのノスタルジックなものは、

どうかと個人的には思うのですが、

岩見沢市民の多くは、旧駅舎に深い愛着を持っているのが事実としてあります。


結果として、

ワークヴィジョンズの西村浩さんのコンペ案が最優秀作品になりました。

西村氏の他の作品は「ものをつくり、まちをつくる」という本の中に、

長崎水辺の森公園橋梁群を製作したことが記載されています。


西村氏は、変わらない価値としてレンガだけでなく、

レールセンターの古レールのこともあげています。

正面のファサードに、古レールとレンガを使用しています。



正面のガラスを仕切っているのが、古レールです。

そして西村氏の案には、

駅舎に使用するレンガを、市民や全国の方に寄付をつのり、

それに刻印をすることによって、寄付者の名前を残すということがあります。

これにより、市民が駅舎の製作に参加できるということになるわけで、

それが案外、最優秀作品に選ばれた大きな要因のような気もします。




岩見沢の発展は石炭にあり~JR岩見沢駅再建①

2007-05-17 00:07:16 | JR岩見沢駅


来月、JR岩見沢駅の新駅舎が半分完成します。

今作ってるのはJRの施設で、

2009年には岩見沢市の施設ができあがり、

そこで全て完成となるわけです。



1878年、幌内の石炭を運び出すために小樽~幌内間の鉄道工事が始まり、

1882年に幌内まで開通しました。

その工事期間中、幾春別川の川辺に工事関係者の休憩所ができて、

「湯浴み」をしていたのが起源で、

『岩見沢』と名前ができたと言われてます。


その後、室蘭までの線路もできて、

幌内の石炭を小樽と室蘭の港に運ぶ中継点として、

岩見沢は交通の要所として栄えていきます。


しかし石炭の歴史は永遠ではなく、

1975年に国鉄最後のSLが岩見沢に到着しました。

それとともに、国内エネルギーの転換により、

国内産の石炭の需要はなくなっていきます。


ほどなく、万字線や幌内線といった炭鉱路線は廃止され、

岩見沢の街は徐々に廃れていったのです。

石炭の全盛期、駅の職員が500人近くいて、

駅前にはたくさんの飲み屋があり、昼間から開いていた店もありました。

そういう駅前の飲み屋も今では数えるほどしかありません。

連動するかのように、街中には人通りが少なくなっていきます。



2000年12月。

漏電による火事のせいで、岩見沢駅は全焼してしまいます。

しばらくプレハブの駅で再建を待つことになるのですが、

2005年にやっと駅舎のデザインコンペが全国公募で実施されることに

なったのです。