北海道の名物や名産、名所はたくさんあると思います
道民でありながら本州の方達に何が有名で何が好まれるのか
いまいちピンとこないのでありますが
ラーメンにジンギスカン、スープカレーと魚介類といった食事に
角にニッカウイスキーの看板があるビルの辺りから南側の
日本中の札幌へ出張する男性なら行かねばならないと言われるアレとか
そういうものはピンとくるけど
北海道庁赤れんが庁舎はどれくらいの知名度なのだろう?
札幌駅から目につくこちらの赤れんが(タイルだけどさ)のビルを
「お~北海道の赤れんが庁舎があった!」と写真を撮ったり、
見学に行こうと中へ入ろうとしたり
そういったことは誰もしないと思うけど
赤れんが庁舎はちょっと遠いし、行くのメンドクサイし
だって冬じゃん、寒いからこのビルの写真を撮っておけば
誰も分かるまいと
そんな気分になっておりました…というのは嘘で
この赤れんが風タイルのビルは元西武百貨店B館でして
昔は五番舘と言っていてその後「五番舘西武」と名前を変え
五番舘があった場所がA館となり、ちょいと離れたこのビルがB舘となって
そのB舘がロフトに変わったのは
今からいつだっけか、ちっとも思い出せないぞ
原田知世の「ロマンス」が流れていたCM、
あなたかっら~あなたへと~ロ~マ~ン~ス、にぎりしめ~
こんな歌詞だったと思うのですが
札幌ロフト開業の際のコマーシャルは今でも覚えている
なんで覚えてるかというと、
ロフトができるの?札幌に?マジ?スゲー!都会じゃん!!と大興奮鼻血ピューしたからであります
(すすきのへ行ってオネーチャンに鼻血ピューしたワケじゃありませんのよ)
同じ事が後日、東急ハンズができたときにも思ったのですが、それはさておき
この札幌西武B館が懐かしの場なのです
中学から高校のとき、札幌へ行くと必ず訪れてました
そのときはまだロフトの前のB館だったはず
地下のフードコートで佐藤水産の双子どんぶりを食べ、
1階にあったラルフローレンの売り場でハイソな気分を味わっていました
当時のラルフローレンの売り場は今の大丸店や丸井別館のお店とは商品がちょっと異なり、
インポート物が多かったと記憶しています
アメリカ製のニット類やスキーのパンツ、
その他いろいろあったけどシャツはナイガイ製だったことは覚えてる
今は中国製ばかりだけど、
ナイガイ製のシャツは中学高校と6年着てもくたびれず
洗濯する度に生地のツヤやハリがよくなっていくようなシャツでした
普通のブロード生地だったとは思うのだけど番手が高い生地だったのかな
今でもナイガイ製のシャツはあるのだろうか?
たま~にラルフローレンのお店へ行くけど、なにかちょっと違う
表参道のラルフローレンへ行くしかないのかな?
ちょっと話がそれたけど
中高のときの洋服や食事の思い出はここB館にあったのです
札幌西武百貨店は閉店し、
閉鎖されたこのビルは駅前再開発のために取り壊しのようです
壊される前に写真を撮らねばと
この日写真をパチり
道庁の赤れんがと間違って写真を撮った観光客じゃないぞ
重要文化財、北海道庁旧本庁舎
通称「赤れんが庁舎」はこちらです
遠かったけど何だかんだと行ってきたのだ
つづく