銀座ソニービルの地下を降りていくと

マキシム・ド・パリの入り口があります。
若干緊張しつつ、
あまり意味がないかもしれないが
背筋をピーンと伸ばして気合入れて階段を降りるぞ

漂うは高級感のかほり
ここで階段を踏み外して忠臣蔵よろしく階段落ちすれば
末代まで語り継がれるであろうか。
店の入り口には店員さんがいて
『地下4階は、お高い料理もございますが
リーズナブルな料理もご用意しています』
といったような事をもっと丁寧に説明していたけど
自分は3階のティーサロンでミルフィーユが食べたかったので
スルッとティーサロン(バールーム)に入る。

わお!スゲー
豪華とか優雅とか、そういった言葉を凝縮したような店内。

壁や天井に椅子、
そして細かな調度品まで細工がされている。
『壁のロートレックは本物なのだろうか?』って親と話をしていたんだけど
どうやら模写のようです。
バシっとメニューを決め注文する。
料理がくるまでの間、
店内をよ~く観察していたんだけど
男性の店員さんが燕尾服を着ていたのが目に付いた。
わたくし、パーティーの類は一切参加していないので
(参加しないのではなく、呼ばれないのだ)
燕尾を着ている人を見るのは初めて。
(コムデギャルソンで燕尾を売っているのは観たことあるけどさ)
おっと料理が来たぞ

まずはキッシュとサラダ
どっちもウメー
間にかかっているソースもすんばらしくオイシイ。

続いて和牛のワイン煮込みとライス
お肉の柔らかさにうっとり。
さあてデザートだ、
これを食べるためにマキシムに来たんだ!

ミルフィーユ
パイの周りにはローストアーモンド
パイ生地はサクッサクで、
ザクッザクに近いかも。
ウマいウヒャヒャハラホレヒレハレと頂きます。
地元のケーキ屋さんでは
ミルフィーユのパイがクタッとなってるんだけど
(そんなのミルフィーユじゃね~ぞ!)
マキシムはそんなことありません。
ザクッとしたそのパイ生地には、
クタッとしないためにバターが塗られてあるんだってさ。
コーヒーを2杯飲み、
タバコを吸うと
ふっかふかのベルベットなソファーに沈んでしまい、
動きたくなくなる。
だって外は雨だし、寒い。
そうして、
1時間半近くマキシムにいたとさ。
ちなみに灰皿の台はネコ足だったぞ。
続きは
風雨の中、銀座界隈で歩きつかれるの話