京都市左京区鹿ヶ谷にある霊鑑寺門跡の御朱印帳を購入し
御朱印を頂きました
紙の色がベージュ(茶系)の色で
ページ左上に菊の紋が印刷されています
御朱印中央には
「觀世音(かんぜおん)」と書かれています
観世音菩薩の略称で観音菩薩のことです
左には
「霊鑑寺門跡」と書かれています
霊鑑寺で購入した御朱印帳
中の紙と同じ色合いの表紙
菊の紋と寺院の名前が金色です
サイズは
建仁寺や毘沙門堂のような大判サイズの御朱印帳よりも小さい16センチです
何種類かの御朱印帳の中からこちらを選び
御朱印は書き置きの見開きのものもありましたが
通常の御朱印を頂きました
霊鑑寺の入口
秋の特別公開期間中で(11月29日に拝観しました)
2019年の秋は11月16日(土)〜12月1日(日)までの期間で特別拝観を行なっていました
10:00〜16:30(16:00まで受付)
拝観料は600円
2020年は第54回京の冬の旅 非公開文化財特別公開の銘を打って
1月10日(金)〜3月8日(日)の期間で拝観と特別公開が行われるとのこと
拝観料は同じく600円
霊鑑寺門跡
この石段を上り左手に受付があります
御朱印受付にて御朱印帳と御朱印をお願いし
霊鑑寺を参拝します
建物内写真撮影禁止で庭園のみ撮影がよいとのこと
写真は霊鑑寺書院横から本堂にかけて
ちょうど紅葉が見頃を迎えていました
本堂横、写真右下付近に石段があり
本堂横の石段付近は散り紅葉が見事でした
石段を上り左手に進みます
写真左手の建物が霊鑑寺書院です
靴を脱ぎ書院内に入ると
霊鑑寺門跡について係の方から説明をしていただけます
霊鑑寺は臨済宗南禅寺派に属する尼門跡寺院で
承応3年(1654)に後水尾天皇が皇女である宗澄を得度させ入寺させたことに始まります
所在する地により鹿ヶ谷比丘尼(ひくに)御所や谷の御所とも呼ばれています
霊鑑寺の書院は貞享3年(1686)、後西天皇の皇女宗栄の時に
後西天皇が御所旧殿の御休所と御番所を現在の霊鑑寺に移したとされています
書院内は大変格式が高く
上段の間の天井は格子となっており
襖絵は幼くして門跡入りした皇女宗栄が寂しくならないようにと
子供たちが楽しそうにしている様子も描かれています
霊鑑寺の庭園の苔は素晴らしく
そこに散った紅葉が綺麗に彩っていました
それにしても見事な紅葉です
苔と散り紅葉
なお後水尾天皇遺愛の日光椿(じっこうつばき)やその他数々の椿が有名で
春の公開の際には椿が見事に咲いていると思われます
谷の御所こと霊鑑寺門跡
哲学の道を銀閣寺方面から南へ進むと
法然院、安楽寺、霊鑑寺と続いています
霊鑑寺から南へ行くと
大豊神社や熊野若王子神社があります
(今年の春に大豊神社と熊野若王子神社の御朱印と動物みくじを頂きました)
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霊鑑寺は普段非公開ですが
来年1月10日から3月8日までの特別公開がありますので
京都へ訪れる予定の方は是非、立ち寄ってみてください