話の本題の前に
以前、NikonサービスセンターでAF-S 28mm f/1.8をお借りして
試し撮りをさせて頂いた写真を一枚
さて
10日ほど前に舌の裏に異物感があって
見て分かるくらいに腫れていました
少々忙しくしていたので、すぐには病院に行けず
今週、市立病院の耳鼻科へ行く事にしました
診察してもらったところ
たぶん石だろう(唾石)とのこと
事前にネットで唾石を調べていたので
ここで摘出してもらえるのかな?と思ったのですが
市立病院の耳鼻科医は大学からの派遣で
派遣の先生は切開できないそうです
難しい処置は常勤の医師がいるところ、ということで
岩見沢の労災病院に紹介状を書いてもらい
後日それを携え、労災病院へ
病院内の地域医療連携室で紹介状を渡し
その隣にある耳鼻科でしばし待つ
呼ばれて診察台に座り
口の中を確認して頸部のCTを撮りに検査室へ
何事もなく終わり耳鼻科へ戻る
できあがったCTの画像を見て石に間違いないとのこと
医師が器具の準備をしている間
うまく口を開け続けていられるかな?と不安になる
まずは唾液腺に針金みたいなのを通して
唾石がどのくらいの深さにあるか調べるそうです
まさに針金だ
そんなもの通るのか
針金より太いマドラーみたいなのは尻に挿されたことがあるよ
そういうプレイじゃないYO!
いくらドMだからって、そういうのはしないのよ
腫れ痔の治療でキンキンに冷えたマドラーっぽいのを肛門に挿したのですよ
SM倶楽部の女王様に店外でのプレイじゃないぞ
札幌の厚別にある肛門科での治療だ
15分間、お尻に金属を刺された気分は
まるで串焼きにされたカエルのようだ
話がそれた
針金っぽいので唾液線を探っていくのですが
穴がなかなか見つからない
痛さはさほどないのですが
チクチクとした感じでしょうか
どうやら唾液腺が細いようです
何度も何度もチャレンジして
お医者さんが諦めかけた時に穴が見つかりました
よかったー
これで唾石取り出せるね!
麻酔はこの段階だったかな
チクっとする
目を瞑っておれば怖くないだろうと
ここから目を閉じる
シャキシャキって音が聞こえる
あれ?メスでスーッと切開して石をぽポーンって取るんじゃないのけ
ずいぶんと長い間
(それほど時間が経っていないのかもだけど)
シャキシャキっと何かを切っている音が聞こえます
チラっと目を開けてみましょう
好奇心というのは恐怖に勝つ事があります
人類史上初めてナマコを食べた人
同じくフグを食べた人
そしてアフリカの猿とSEXしたとされる人
皆、恐怖心よりも好奇心が勝っていたのです
そうして人はナマコを食し、フグを味わい
コロンブスがアメリカから持ち込んだ梅毒よりもやっかいな
HIVという病気がこの世に生まれました
また話がそれました
負けました
お医者さんは鼻毛切りくらいのサイズのハサミを持ってました
それで何を切っているのか
まったく分からない
舌の裏に何か切るものあるのか?
そう考えると怖くなってきた
だんだんと血が頭に登ってくる
そして意識を失いました
遠のく意識というのは不思議なもので
今までの苦しかった事や楽しかった事を思い出すでもなく
さようなら~という感じ
ああ、まだやり残したことあったのにね
そして意識が少し戻る
血圧を測られ、大きく深呼吸するようにと言われます
その言葉がずいぶんと遠くから聴こえてきます
まだちゃんと意識がはっきりしていないようです
何とか元に戻り
治療はここで終わり
唾液腺の穴を広げたそうです
そうすれば自然と唾石が出てくることもあるだろうと
よれよれになりながら
耳鼻科を出ると待合いの椅子に患者さんが数名座っていました
時計を見ると1時間近く経過していたのかな
自分のせいで他の患者さんを待たせてしまった申し訳ないです
ということで
舌の裏にはまだ唾石が残っています
唾液腺を広げたおかげか
食後の痛みがなくなりました
抗生剤と痛み止め、胃薬を処方され
それを5日分服用し
来週再び耳鼻科へ行く事となりましたとさ