北海道のお土産といえば
カニやラーメン、利尻昆布といった食事系のものや
「ロイズ」「白い恋人」三方六の「柳月」「ルタオ」「もりもと」等
北海道ならではの有名菓子も大人気ですが
より北海道っぽいお土産はいかがでしょうか?
その土地の歴史を感じられたり
郷土色の強いお土産は
北海道ツウな方へ贈っても
「こやつできるな」と思われ
他とは違う特別感を発する事ができるでしょう
ということで
1枚目の写真は
熊肉の缶詰とエゾシカの缶詰(知床産)
札幌を中心とした道央圏では
熊や鹿を食べる風習があまりないのですが
世界自然遺産の知床半島がある道東方面へ行くと
ホテルの食事や食堂などで
熊肉や鹿肉を食べる機会があります
特にここ最近
農業や林業分野においてエゾシカの被害が拡大しており
やむなく駆除をしなくてはならない状況です
そこで北海道はエゾシカの肉を食べよう!と
各メディアでキャンペーン的なものを発信しています
熊の肉は食した際に獣っぽい感じがあったけど
鹿肉は脂の少ない赤身で
熊ほど獣肉感もなく
少し固めの牛肉に似ている
肉を噛みしめる喜びを味わえることでしょう
づづいて
石炭ラーメンと
塊炭飴
北海道の歴史を語る上でかかせないものとして
石炭があります
かつて北海道には多くの炭鉱があり
炭鉱のある街は人口も多く栄えていました
石炭から石油へとエネルギー政策の変更や
大規模な炭鉱の事故などにより
多くの炭鉱が閉山となり
夕張のように旧産炭地は過疎化の道を進んでいます
炭鉱の思い出や
今後のエネルギー政策を語る上で
芦別名物の石炭ラーメンと塊炭飴をお土産にいかがでしょうか?
芦別市の道の駅には
旧三井石炭鉱業で採掘された
大きな石炭の塊が展示されています
北海道芦別市は
富良野市と滝川市の中間にあり
明治30年に石炭が発掘され
沢山の炭鉱ができ繁栄してきましたが
1992年に最後の炭鉱が閉山されました
1970年には人口が4万人を越えていたものの
現在は約16000人となっています
芦別の道の駅
芦別の名物で欠かせないもの
それがガタタン
こちらはガタタンにラーメンが入っている
ガタタン(含多湯)とは
タケノコや椎茸、豚肉等10種類以上の具が入った
トロッとした塩味のスープです
旧満州の家庭料理が由来で
大戦後に芦別へ引き上げてきた方が広めたとされています
産炭地グルメとして
馬の腸を食べる「なんこ」料理と同じくらい有名
寒い日にガタタンを食べると
とろみのあるスープが熱々で
身体の芯まで暖まります
全国的に知られている有名な北海道土産に
ピリっとしたアクセントとして
訪れた土地のこれぞ一品な土産も是非加えてください
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