注意：このページの画像は全て4/29のものです。仙台市若林区荒井にある「仙台農業センター」に行ってきました。
田園風景のなかにポツリと建つ施設ですが、隣接する大沼では夏はホタル、冬は白鳥が飛来する場所です。
室内の企画展は年間を通して、人気のようです。
その日は、春の山野草展があり、愛好家が多く、賑わっていました。
こういう景色を見るにつけ、1992年中央公論社で発行された、日野啓三の「断崖の年 」のエッセイの一節を思い出すのは、なぜでしょうか？
正確ではありませんが、おおまかな内容はこんな感じかな
・・・病の宣告をされて帰途に就く際、今まで雑草を見るたび嫌悪感を抱いていた自分が、ふと地面を見やったときに、こんなに力強く生きようとしている雑草に、畏敬に似た気持ちがふつふつとわいてくる自分が不思議でならなかった…
「コモウセンゴケ」
見るからに日陰の植物なのでしょうが、その姿は美しく、繊細で、興味深く眺めました。
その日は、終りかけのチューリップが華やかに公園を彩っていました。
チューリップの花は、遠くから眺める方がハッとするほど綺麗です。
遅咲きの桜が満開で、大沼の青い水面を背景に映え、綺麗でした。
春を感じ、心は時めいて高揚しま～す。
高台の、ちょっと変わったモニュメントから大沼を眺めてみました。
園内では植木市が開催されて、珍しい樹木の花やガーデニングの花が咲き誇り、見るだけでも楽しいものです。
色とりどりの花が比較的安い値段で売られていました。
私は、ラベンダーを買いました。
可愛い、ワンちゃんに会いました。