山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

タラの木の突然の出現

2009年05月18日 | 箱庭にて
家のお庭では、そろそろ雑草が花をつけ始めています。
花が咲くとあっという間に種子ができるので、花のうちに草取りしてしまわないといけません。
そうでないと引き抜いた時、自分の命と引き換えにたくさんの種を落とし、そうして次から次へと増えていくからです。

我が家は箱庭ですが、いつもながら雑草をむしる時間は惜しいと感じます。
かがんだ姿勢が長く続くと腰も痛くなります。

ところが、そんな時、アッと息を呑む出来事がありました。

いつもは立ち寄らない裏庭に、あまり見かけない草を発見しました。



あれ?
これは・・・・
そうとしか思えませんよ
タラの木ではありませんか

それにしても不思議です。
あったらいいなぁ~とは思っていましたが、植えたりはしてませんから、何故出てくるのでしょう?
隣近所でタラの木がある家はありませんし…
タラの木は、根っこで増えると思っていたのですが…

そこで調べてみました。

Wikipediaのノートを見るとこう書いてあります。

「自己増殖に関しては5年目頃になると、自ら根元より少し離れた場所に新芽を出す。これは山から抜いてきた幼木を育てた結果、6本在るうちの5本が生き残り、うち4本の根元から30~40cm付近より新しいタラノキが生えた。

また、実は鳥に食べられて種の表面を覆う膜が溶けないと発芽しないと考えられていたが、採取した実をタラの木が生えていない笹藪に散布したところ、5年で30本ほどが2mに達した。種による繁殖力も高いようだ。」

つまり、種がどこからか運ばれてきたのですね。
風か、鳥が運んできたのでしょう。

しかしそれにしても不思議です。
あまり立ち寄らない理想的な場所に種が落ちて芽を出すなんて。
しかも、あったらいいな~と思っていた矢先のことでしたから。

今までにも植えていないのに自然にはえてきた木はこちらです。



「南天」
2年位前に出てきて、抜くのがかわいそうでそのままにしています。
鳥が南天の実を食べて糞として排出し、発芽したものと思われます。



「ヤブツバキ」
ヤブツバキの花が終わって種になり、1年前にこの場所に落ちて芽を出したようです。

家の周りには野鳥も多く、スズメも飛んでいます。
毎日の暮らしの中で、さまざまな生き物たちによる生命の循環が行われているのですね。