玉川温泉の遊歩道からは、あちこちで高温の蒸気が立ちのぼっています。
この大地の下で止むことなくマグマが激しく活動しているその激しさ、凄まじさを思うたび生と死の表裏一体の感じが頭をよぎります。
一部の噴出口は有毒ガスの恐れがあるため、立ち入り禁止となっています。
それにしても噴出口は美しい黄色をしています。
これが硫黄の結晶です。
その日は立ちのぼる蒸気の白と共にダイナミックに、澄渡る青空に映えていました。
玉川温泉では岩盤浴が目的でしたので、あらかじめ100円ショップでゴザを2本買い、持って行きました。
はじめて玉川温泉で岩盤浴を体験した時は、湿疹治療(アトピー)で、ステロイド軟膏を長く使ったために、副作用として皮膚が赤く腫れあがっていた頃でした。
特に皮膚の薄い顔面は酷いもので、その頃はメークを厚塗りにして隠す以外手立てはなく、皮膚科に行っても同じ薬しか処方してもらえず、病院に行くことが不信にしか思えず、薬を使うのも恐怖で、痒みに耐えられず酷くなるばかりでした。
子供のころから皮膚科通いの私でも、さすがに精神的にだいぶ落ち込んでいました。
そんな時、相方の勧めで2日ばかり玉川温泉の岩盤浴をして後、少しづつ腫れがなくなりました。
それからはステロイドを使わない先生のいる皮膚科で診てもらい、今は、季節の変わり目のひどい状態の時だけ皮膚科に行くだけにまでよくなりました。
もともと私は、ラジウム温泉が体質に合っているようです。
かつて旅先の他県で急性の寒冷蕁麻疹と湿疹の併発で、緊急入院を勧められた時も、そのまま旅を優先し白神山地へ向かい、途中のラジウム温泉に2日ばかり入ったところ、大量の汗と共に湿疹がなくなってしまったことがありました。
自分でも不思議ですが、今でも「ラジウム温泉」といわれる温泉に入ると、体が快調になり、自分にあっているんだなぁと感じます。
さて、玉川温泉には現在3つの岩盤浴専用のテントがあり、岩盤浴の順番待ちの列が出来るほどの人気です。
今のテントは2008年に建て替えられたそうです。
私は一番下のテントで3日間、岩盤浴をしました。
岩盤浴では体をできるだけ覆い、適度な時間のなかで汗をかくのが最も効果的で、一回の入浴時間は放射線ですから45分程度がよいと聞き、そうしてみることにしました。
最大で2回行うのが良いそうですが、一日一度の岩盤浴でもなぜかだいぶ疲れます。
岩盤の場所によっては、蒸気が噴き出している程の場所もありますが、順番待ちでは好きな場所を選べないのが現状で「今日の場所は暑すぎる」「今日の場所はラッキーだ」などと自然なつぶやきが聞こえてきます。
玉川温泉の岩盤のテントの内部はこんな感じです。
生物に対して通常では有害な作用を示すものが微量であれば、逆に刺激作用を示す場合があり、この生理的刺激作用をホルミシスと言うそうです。
このことについてアメリカで1978年に本が出版され、1980年代に入ると放射線影響研究の中でこのことが話題となり、低線量の放射線照射が生物の成長・発育の促進、繁殖力の増進等々の効果をもたらすことがあるという「放射線ホルミシス研究」として注目されることとなりました。
放射線と言っても種類によって効果がまったく違うそうです。
一般的にラドン温泉と言われている施設の80%以上が、ラドン220番モナザイト鉱石などにより発するトリウム系の放射線で、北投石にはラドン222番のウラン系放射線、またその他にも、ラジウム、ラジオ鉛、ホロニウム、アクチウム、イオニウムと5種類の微量放射線が含まれています。
それらの大きな違いは主に体内での滞在時間にあるようです。
通常220番のラドンガスが吸入、あるいは皮膚を通って体内に入り、血液に溶け込んで細胞に到着するまでは10分間。
体内の深部まで到達することは出来ません。
それに対し、玉川温泉のラドン222番の半減期は55.6秒なので3.82日となり、充分に全身に行きわたるという効果が、研究により実証されてきているそうです。
テントの中で岩盤浴をしていると、病気のの苦しいいきさつが耳に届いてきたり、癌が治った(?)方がテントを訪問し、励ましの活動をしている場面にもあいました。
岩盤浴の間に、小さい噴出孔に投げ込んでいたお野菜がこれです。
新じゃががほくほくで、とても美味しかったです。
にんにくはとろ~りとしていました。
玉子は茹で卵になりました!
この大地の下で止むことなくマグマが激しく活動しているその激しさ、凄まじさを思うたび生と死の表裏一体の感じが頭をよぎります。
一部の噴出口は有毒ガスの恐れがあるため、立ち入り禁止となっています。
それにしても噴出口は美しい黄色をしています。
これが硫黄の結晶です。
その日は立ちのぼる蒸気の白と共にダイナミックに、澄渡る青空に映えていました。
玉川温泉では岩盤浴が目的でしたので、あらかじめ100円ショップでゴザを2本買い、持って行きました。
はじめて玉川温泉で岩盤浴を体験した時は、湿疹治療(アトピー)で、ステロイド軟膏を長く使ったために、副作用として皮膚が赤く腫れあがっていた頃でした。
特に皮膚の薄い顔面は酷いもので、その頃はメークを厚塗りにして隠す以外手立てはなく、皮膚科に行っても同じ薬しか処方してもらえず、病院に行くことが不信にしか思えず、薬を使うのも恐怖で、痒みに耐えられず酷くなるばかりでした。
子供のころから皮膚科通いの私でも、さすがに精神的にだいぶ落ち込んでいました。
そんな時、相方の勧めで2日ばかり玉川温泉の岩盤浴をして後、少しづつ腫れがなくなりました。
それからはステロイドを使わない先生のいる皮膚科で診てもらい、今は、季節の変わり目のひどい状態の時だけ皮膚科に行くだけにまでよくなりました。
もともと私は、ラジウム温泉が体質に合っているようです。
かつて旅先の他県で急性の寒冷蕁麻疹と湿疹の併発で、緊急入院を勧められた時も、そのまま旅を優先し白神山地へ向かい、途中のラジウム温泉に2日ばかり入ったところ、大量の汗と共に湿疹がなくなってしまったことがありました。
自分でも不思議ですが、今でも「ラジウム温泉」といわれる温泉に入ると、体が快調になり、自分にあっているんだなぁと感じます。
さて、玉川温泉には現在3つの岩盤浴専用のテントがあり、岩盤浴の順番待ちの列が出来るほどの人気です。
今のテントは2008年に建て替えられたそうです。
私は一番下のテントで3日間、岩盤浴をしました。
岩盤浴では体をできるだけ覆い、適度な時間のなかで汗をかくのが最も効果的で、一回の入浴時間は放射線ですから45分程度がよいと聞き、そうしてみることにしました。
最大で2回行うのが良いそうですが、一日一度の岩盤浴でもなぜかだいぶ疲れます。
岩盤の場所によっては、蒸気が噴き出している程の場所もありますが、順番待ちでは好きな場所を選べないのが現状で「今日の場所は暑すぎる」「今日の場所はラッキーだ」などと自然なつぶやきが聞こえてきます。
玉川温泉の岩盤のテントの内部はこんな感じです。
生物に対して通常では有害な作用を示すものが微量であれば、逆に刺激作用を示す場合があり、この生理的刺激作用をホルミシスと言うそうです。
このことについてアメリカで1978年に本が出版され、1980年代に入ると放射線影響研究の中でこのことが話題となり、低線量の放射線照射が生物の成長・発育の促進、繁殖力の増進等々の効果をもたらすことがあるという「放射線ホルミシス研究」として注目されることとなりました。
放射線と言っても種類によって効果がまったく違うそうです。
一般的にラドン温泉と言われている施設の80%以上が、ラドン220番モナザイト鉱石などにより発するトリウム系の放射線で、北投石にはラドン222番のウラン系放射線、またその他にも、ラジウム、ラジオ鉛、ホロニウム、アクチウム、イオニウムと5種類の微量放射線が含まれています。
それらの大きな違いは主に体内での滞在時間にあるようです。
通常220番のラドンガスが吸入、あるいは皮膚を通って体内に入り、血液に溶け込んで細胞に到着するまでは10分間。
体内の深部まで到達することは出来ません。
それに対し、玉川温泉のラドン222番の半減期は55.6秒なので3.82日となり、充分に全身に行きわたるという効果が、研究により実証されてきているそうです。
テントの中で岩盤浴をしていると、病気のの苦しいいきさつが耳に届いてきたり、癌が治った(?)方がテントを訪問し、励ましの活動をしている場面にもあいました。
岩盤浴の間に、小さい噴出孔に投げ込んでいたお野菜がこれです。
新じゃががほくほくで、とても美味しかったです。
にんにくはとろ~りとしていました。
玉子は茹で卵になりました!