山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

羽根沢温泉共同浴場

2014年01月16日 | 温泉

羽根沢温泉は、新庄市から西へ鮭川村という場所にある鄙びた温泉です。

かつて、このあたりの住民が、新庄藩の藩主に鷹の羽根を献上したことから名づけられたとか。

大正8年になると、石油試掘中に温泉が湧きだし、石油自体は湧出量が少なかったことから、採算性がないとして本格操業されず、地元に住んでいた加登屋旅館の先祖が採掘権を石油会社から買い取り、一軒宿から徐々に規模を大きくしていったそうです。(wikipedia)

戦中には旅行客がいなくなり、一時存亡の危機に立たされたことも。

客がいなくなった空き部屋を蚕小屋にし、養蚕を行いながら細々と温泉宿を維持してきたそうです。

 

さて、羽根沢温泉は良質な温泉が魅力的です。

そんな羽根沢温泉の共同浴場へ行ってみました。

無料の駐車場が完備され、川沿いに共同浴場があります。

近づくとセンサーが反応してチャイムがなります。

200円を投入して、いざ入湯!

脱衣所はシンプルな作りで、広くはありません。

浴室もこぢんまりしています、。

源泉かけ流しの良質のお湯です。

含食塩重曹泉(穏和低張性高温泉)の温泉は湯花が出るため、カバーで漉しています。

「美人の湯」言われる弱アルカリ性のお湯は、無色清澄で泉温摂氏47度。

最初にジジジと熱さを感じますが、なぜかしばらくすると体が馴染んでとても気持ちよくなります。

それに美容液のような、トロトロ、ツルツルとした感じが心地よいです。

男湯はシニアの方が先に入っていたそうですが、浴槽から上がる際に肩を貸していただける方が来て、安心したと相方は言われたそうです。

そのくらいツルツル滑るお湯なのです。

ちょっと熱めのお湯なので、この時節は雪があるけれどじっくりお湯に浸かることができます。

昨今、広くて設備が充実した温泉は沢山ありますが、羽根沢温泉は素朴ながら何かのんびりした気分になれるお気に入りの温泉です。


ハダカレイ(松川カレイ)

2014年01月15日 | 

その日近海で獲れた新鮮なお魚を販売しているスーパーさんがあります。

 

その日、変わったお魚が並んでいました。

「ハダかれい」(別称:松川カレイ)の美しさに一目惚れしてしまいました。

なんとそのスーパーさんは、要望があれば調理までして下さるのです。

あえて自分の好みの厚さにスライスしたかったのと、昆布締めも試してみたかったため「刺身の柵まで。アラも要ります」っとオーダー。

このハダカレイについて調べてみました。(wikipediaより) 

メスは、体長 80 cm、体重 6 kg になるものもある。太平洋北西部。日本の北部沿岸(太平洋側、日本海側)からオホーツク海南部、樺太、千島列島まで。目のある側の鱗が大きくざらざらしており、松の樹皮のようであることから。背ビレと尻ビレに黒い縞状の紋が入る。水揚げ量が減少している。北海道では、えりも以西海域マツカワ資源回復計画を策定し種苗放流等に取り組んでいる。これに関連し、えりも以西栽培漁業振興推進協議会では、この海域で水揚げされる本種を「王鰈」と名付けた。また近年養殖も試みられている。

さて、自宅に戻りその日の贅沢を準備しました。

わさびは、安曇野の生わさびを試したかったのですが、鮫肌が家にはないので、いつもの「料亭 生わさび」で。

塩分が苦手な私は、「金笛」の減塩醤油が一番のお気に入りです。

この「ハダカレイ」の味は、抜群に良かったです。

おろしたてのプリプリ感、臭みは全くなくて、噛むと後からお魚の「甘味」がどんどん増してくる~!!

人工的な甘味とは全く違います、繊細な味わいです。

多分、海のエキス、大豆の旨味、山葵の辛味のアクセントがバランスよく、それぞれを引き立て合っているという感じです。

相方が八海山の「貴醸酒」を合わせてみたい、というので試してみました。

「合わないよな~(内心)」思いつつ、ハダカレイと合わせてみれば、最初のうちはダメねぇ~、という印象ですが、ハダカレイの凄いところは、貴醸酒の甘さにさらにさらに違うタイプの甘味を乗っけてくるのですから・・・不思議です。

このカレイは、スーパーでパッケージされている「ヒラメ」なんかより、はるかに上物でした。

とてもよい食材と出会えて、会話も弾み、その日は充実したご飯でした。

 

 


過ぎゆくものとくる年

2014年01月14日 | つぶやき

お正月は「沖縄」に行ってみようと年末に思いつき、ネットで空席を確認したのに、少し迷った数時間の間には満席に。

そんなものですよね~。

「人生椅子とりゲーム」のようにタッチの差で、大きく得たり失ったりもします。

大きな決断には、直感が大事と思います。

 

さて、新年になって昨年のことを持ち出すのもなんですが、やっぱり過ぎ去った一年を仕切りたいという気持ちがあります。

本当に2013年は「旅の時間」に恵まれていた一年でしたが、同時に自分の生き方を振り返り、確認する一年でもありました。

 

まず「東北」の温泉の趣の素晴らしさを再確認したのも、2013年の収穫でした。

東北の温泉についてマスコミで度々見受けますが、それは限られたごく一部の温泉です。

たとえ素晴らしい泉質でも、運営や維持費が回収できず、潰れていく温泉地の現実を目の当たりにしました。

廃墟になってしまった宿の跡地では、今もなお温泉がコンコンと溢れ、人を癒すこともままならず、大地に溢れたままです。

とりわけ東北の温泉旅館は、個人客を大事にする細々とした配慮がなければ、維持が難しくなったかも知れません。

一番印象深かった秋田の某野湯は、大地のパワーの凄さが温泉好きの私の心に深く刺さりました。

東北以外にも、石川県、長野県、新潟県の温泉地を旅しました。

かつて、故 伊丹十三さんがCMに出ていたツムラ日本の名湯シリーズは子供ながら強烈な印象が残り、大人になったら行ってみたいと思い気がかりだった「山代温泉」。

やっとその温泉地で宿泊する機会を得、念願を果たすことができました。

こうして考えてみると、ヒトには時間をかけて満願する局面もあるけれど、それを叶えようとする気持ちがないと、そのまま生き過ぎてしまうものだと実感しました。

石川県の海の青の美しさ、豊かな海の幸や郷土野菜に恵まれたその土地で温泉を巡り古刹を巡った経験も思い出に残りました。

それがきっかけで、東北に帰ってから週末に「最上三十三観音巡り」を続け、結願したのは12月のことでした。

 

今年のお正月は、両親とともに、炬燵のあるこぢんまりした宿で過ごすことができました。

両親とは離れて住んでいるのですが、食べ物屋さんでも温泉旅館でも、半椅子のほうが楽だと・・・

気がつかないうちに両親ともにすっかり足腰が弱くなってしまっていてショックでした。

両親は半椅子でこちらは座布団でとなると、会話している時の目線の位置が違うんですよね。

近くにいるのに、存在が少し遠く感じてしまいます。

ふいに子供の頃から教育が厳しい両親で、いつも家では正座させられていたのなんかを思い出しながら、あと何年こうして両親揃って一緒に温泉でお正月を過ごせるのかと思うと、なんだか切なくなりました。

元気だから大丈夫なんて思っていたけど、確実に両親の持っている時間は少なくなっているんですよね。

お正月を温泉でまったり過ごせたと、とても喜んでくれたので、本当に良かったです。

さて今年は新潟方面の温泉地を色々と巡ってみたいと考えています。

森吉岳周辺の秘湯も今年は行きたいです。

伊勢神宮、沖縄・・・

これ以上書くと、行きたいところがどんどん出てきちゃうのでこの辺でやめにしておきます。

長くてつたない文章でしたが、今日のブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

 


黒ママの子猫

2014年01月13日 | 

**2014年秋**

 

地域猫に4匹の黒猫が生まれ、ある日そのうちの1匹と黒にいを捕獲したWA。

子猫は男の子だってニャ。

ご飯をあげたけど・・・

お腹がいっぱいになると、出て行こうとするニャ~。

そうはさせないニャ~!

家猫の僕は退屈なんだからNE!!

 

 

 

 

 


黒にいと子猫たち

2014年01月12日 | 

**2014年某日**

地域猫の黒ママは2014年に2回、黒父との間に合わせて6匹の子猫を出産したニャ~!

この黒猫は「黒にい」。

性格は穏やかで、面倒見が良くて、ヒトママにはハイタッチで挨拶したり性格の良い猫ニャン♪ 

お腹がすいて、僕の家に来るんだけど・・・

黒ママが産んだ4匹の子猫にご飯をあげるためなんだニャ~。

空腹の黒にいは、子猫たちがお腹いっぱいになるまで見守り、最後に残った飯を食べているニャ。

子猫たちはやんちゃだから、いつも傍にいて、暴走しないよう教育しているニャ。

左の黒猫は、黒ママニャ。

家族みんなで子育てするニャ~だから、縄張りのある猫の世界では珍しいことかも・・・

地域のそれぞれの家庭で黒ちゃんファミリーにご飯をあげているから、こうして仲良く過ごせているけど、また黒ママのお腹が膨らんで来たら、今度はどうなるかわからないニャ。