山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

自宅のタラの芽で天婦羅

2017年04月17日 | 

数年前からなぜか1本のタラの木が、裏庭に生えてきてからというもの、その成長は凄まじく、どんどん木が増えていきます。

この時節はこんな感じ(写真)で、スッキリしてまだよいのですが、夏場にかけて葉っぱを大きく広げて凄いことになってしまいます。

猛暑の頃になると、葉っぱでできた日陰の下で、心地よさそうに地域猫たちが涼をとっている姿が見られます。

そうして猫たちだけでなく私にも、1年に1回、大地の恩恵が頂けるそのシーズンがやってきました!

ちょうど桜が咲きだした頃と連動して、タラの芽のつぼみが大きく膨らみ始めます。

その日はこれだけの収穫。

自宅だから無料。

採れたてのタラの芽は柔らかくて、瑞々しいです!

早速、天婦羅に。

薄衣に輪島の海水で作った焼き塩を合わせます。

塩をちょこんと少しつけることでタラの芽の甘みがより引き立ちます。

収穫したてのアスパラガスのような新鮮な甘み、えんどう豆のようなホックリ感、青臭さやエグミは全くなく、えもいえぬ味わいです。

一言「美味しすぎる!」

大地の力強い生命エネルギーに感謝です!

元気パワーを沢山いただきました。

第二弾タラの芽の天婦羅が待ち遠しいです♪

 

 


私の好きな桜並木

2017年04月16日 | つぶやき

昨年の春は、忙しさにかまけて春の桜を愛でることもなく、時間が過ぎ去っていきました。

そんな昨年は、良いも悪いもいろんな出来事が身に起きました。

生きるということは、そのリスクと表裏一体。

いつ何が起こるかなんてわからないものです。

「今年は、見に来たよ♪」

心の中でつぶやきます。

本当にきれいとしか言葉がありません。

夕刻が迫ってきました。

川面に虹のように光が伸びて、人工的な景観ですが、これもこれで綺麗ですね。

橋の欄干にある大きな一本桜は、毎年見事な桜を咲かせます。

木の下から見上げると、巨大な花のアンブレラのようです。

花に包まれている時間は、まことに心地よいものですね♪

心が、春の嬉しさで、キュンキュンします♪♪


写経

2017年04月15日 | 神社・仏閣

昨年9月に四国遍路88箇所を結願し、高野山で2泊3日を過ごした後、家に帰ったら今すぐにでもやりたいことがありました。

それから6か月も経って、ようやくそれを叶えることができました。

やらなければならないのにやらない(やれない)のは、やる気がないのではなくて、機が熟していないからだと思いました。

何かを成すには、エネルギーが要るものです。

これが私のやりたかったことです。

「写経部屋」という空間を作ることでした。

高野山の「高野山大師教会 」で写経体験したことが大きなきっかけでした。

そこでは筆ペンで写経しましたが、どうしても私は筆で書きたいと思ったんです。

それで、写経セットも準備しました。

写経用紙も3種類ほど準備しました。

大きさや紙の質、厚み、色、それぞれに違いがあります。

一番書きやすいものに出会えるでしょうか?

このお経は、四国遍路の山中、私のピンチを救って下さった方から頂いたもので、大事にしています。

ご縁があって、遍路から数か月後に再会する機会があり、神社や仏閣を一緒に巡りました。

不思議なものですね。

とても印象的な出会いでした。

墨を水で擦り、好きな色味になったら、写経用紙に書き出します。

最初は安価な写経用筆で練習したところ、墨のとどまりが悪く、筆先がパサつき気味でイマイチでした。

小学校で書道を教えてくれた喜恵子先生が「筆はいいものを使わないと、文字も良くならない」とおっしゃっていたのを思い出し、次は少し高価な筆を使って書いてみました。

やはり、良い筆は墨の馴染みもよく、とどまりもよいため、文字も思うように伸びて、書き易かったです。

写経し始めると、なぜか知り合いからの電話が鳴って、はじめのうちは心が落ち着いていないのが自分自身わかりましたが、夢中になってくると集中しはじめ、心がどっしりと安定してきました。

写経、いいですね♪

 

この部屋ができた時、私の心の居場所ができたと嬉しく思いました。

好奇心旺盛で、アクティブに活動するのが好きな一面もありますが、静かに内観する時間を持つことも、生きていくバランスを保つ上で、大事だと私は思っています。

写経することで、自分と向き合い、内観しながら、リラックスに結びついていくような気がします。

 

そう思ったら、今年中に108枚の写経をしようと思いついてしまいました。

1年は52週。

もう4月になってしまったので、一週間に約3枚ですね。

そんなに頑張れば、もっと上手に早く書けるようなりそうですね。

今日は2枚頑張りました。

ちなみに108という数は、煩悩の数です。

 

 


駒場不動尊 愛敬院

2017年04月14日 | 神社・仏閣

東北36不動尊の一つ、宮城兼丸森町の「駒場不動尊 愛敬院」に行ってみました。

愛敬院さんは祈祷寺院ですが、ふたつの山門をくぐります。

この山門にはいわれがあります。

文政の頃、天下泰平庶民安楽を祈願しこの地の名主であった菊地大兵衛が私財を投じ建立しました。

文政6年に菊地大兵衛は、冷害飢饉・圧制に苦しむ庶民の窮状を訴えるため出里し、工事は中断となり、昭和56年の完成工事が行われるまで、未完成のままだったそうです。

農民の窮状を訴えた大兵衛は、その後捕らえられ、仙台の経ヶ峰にて死罪に処せられました。

無常な時代だったのですね。

人のために我が身を犠牲にし、この祈願寺院を後世に遺した菊地大兵衛さんの生き様を考えなると、なんか心にグッと押し寄せてくるものがあります。

梵鐘を打ちました。

余韻のさざめく音に心も共鳴します。

駒場瀧不動尊は、約1100年前、天台座主の慈覚大師が奥州鎮護霊山寺を創建し、鬼門の守りとして浄地を選び、世の平和と泰平を念じて激流岩をかこむ駒場ヶ瀧において 自ら不動尊像を刻み滝上の岩窟の中に祀られたそうです。



「中尊堂」

中央には大日如来、右には慈覚大師の尊霊と当山歴代の三界万霊等を祀られています。

左には江戸時代の末期に農民の窮状を訴え処罰された菊地大兵衛翁を祀っています。

「本堂」

中に入れました。

般若心経を読みあげ、しばらくご本尊様を見つめていました。

誰もいない本堂は、静寂に包まれてました。

愛敬院さんでは毎年5月に山伏修業体験を行っています。

愛敬院さんのホームページに詳細が掲載されていますが、今年の分はまだ受付されているようです。

私も参加してみたい気持ちはいっぱいあるのですが、岩岳の断崖絶壁に身を前のめりにする業があるらしく、それが写真で掲載されているのを見て、高所恐怖症の私に置き換えてみれば「無理無理!」という気持ちしか沸きません。情けない、情けない・・・。

さてご朱印帳を頂いた後は、しばらくの間、境内の周りを散歩することにしました。

 「子安観音」

内川。

累々と重なる岩石を洗って急流や深淵がいたるところにあり、上流には高さ12mの清滝もあるそうです。

水石として価値の高い五色石の採集もできるそうですよ。

そして上流には「不動尊公園キャンプ場」もあります。

どこから来たのか?巨石がゴロリ。 

清流は時には激しく、時にはゆるりと時間の止まることを知らず、流れ続けています。

自然の中にいると、だんだんと心がほどけて、子供のようにはしゃいで、そして家に帰るとなぜか少しさびしくなります。

 

 

 


三居沢不動尊

2017年04月13日 | 神社・仏閣

たまたまバイクツーリングで見かけ、好奇心が疼き立ち寄った「三居沢不動尊」。

牛越橋近く、広瀬川を少し上った三居沢電気百年館の奥にあります。
「三居沢のお不動さん」として昔から地元の方々に親しまれているそうです。 

まわりには人も、犬の散歩をする人さえいなくて、とても静かな場所です。

橋を渡ってみましょう。

水子不動尊がお祀りされていました。

不動堂へは鳥居をくぐります。

三居の由来は山中の住居の山居が三居になったと言われており、正式名は「三居沢大聖不動尊」。

あら、不動堂の奥から水音がします。

行ってみましょう!

想定外の、景色でした!

3段の滝が流れており、なにか静かなエネルギーを感じます。

あとで調べたところ、修行にも使われた伝承があるそうです。

また冬期(2月位?)には、滝が氷結するようですよ。

後で知ったのですが、この場所はパワースポットで知られていますが、心霊スポットとも言われているようです。

滝の前の、樹齢250年を越す夫婦杉に触れながら、滝からくるマイナスイオンを体に吸い込み、他の+エネルギーを頂いてくるのも良いかもしれませんね。

帰り道「仙台の中心部近くに、こんな場所があるなんて、意外だったね」と夫と私も同じことを呟いていました。

 

ちなみにすぐ傍にある「三居沢電気百年館」は営業していませんでした。

三居沢は日本最古の水力発電所で、東北の電気発祥の地。

百年館では明治21年の運転開始以来、今なお現役の発電所として電気を送り続けている発電機と水車をガラス越しに見ることができ、電気事業の歴史や、三居沢発電所の歩み、私たちの暮らしと電気との関わりを紹介するとともに、発電所を支えてきた広瀬川、青葉山の自然を遊びながら学べるそうです。

「三居沢電気百年館」に興味のある方は、営業日と時間を確認の上で行ってみて下さい。