投球フォーム・・・右スリークォーター
球種・ストレートはMAX138キロ、シュート、カーブ、シンカー、スライダー「制球力あり。投球内容がやや単調になる傾向あり」
「エース・鈴木啓示のアクシデントによる代理・先発で好投し首位奪回の立役者になる」
・1984年・4月30日・阪急ー近鉄6回戦「西宮」観衆2万4千・試合時間・3時間30分
近鉄071000000・8
阪急000010030・4
勝ち・小山・・セーブ・鈴木康・・負け・山沖
小山投手・投球内容・・7回・・8安打・・三振1・・四死球4・・自責2
・素直に二十歳の若者に脱帽しよう。エースの代役と呼べば、おこられてしまう。先発を予定していた鈴木啓が、右足首痛のため投げられない。マウンドへ胸を張って小走りでかけていった小山は、どこまでも無邪気だ。「きょうの練習中に坂東コーチに先発を言われたんです。緊張するというか、ビックリするというか、本当に血の気がひきました」試合後、大勢の報道陣を集めて出てきたのが、このコメントだ。プロ3勝目は、もちろん今季初めての白星。今シーズン、先発のマウンドを踏むのもこの日が最初だった。・阪急・上田監督は「本命・橘、対抗で村田。小山は完全にノーマークやった。右がきても左がきてもええように打線を組んでいたんやが・・・」と
百戦錬磨の敵将も脱帽する力投を見せた。