プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

関清和

2011-12-30 15:00:07 | 日記
関清和投手

投球フォーム・・・ノーワインドアップ投法

球種・・・ストレートはMAX145キロ程度。カーブ、フォーク、スライダー「制球はやや甘い」


「プロ初完投勝利」
1988年・10月15日・ロッテー阪急23回戦「川崎球場」観衆・3千人・試合時間・2時間58分
急110000000・2
ロ02040036・・15
勝ち・関・・・負け・古溝・・本塁打・古川8号、マドロック16号
関投手・投球内容・9回・6安打・6三振・四死球7・自責2

・ロッテ・関がうれしいプロ初完投勝利で3勝目を挙げた。初回、2回の大ピンチも最少の1点ずつの失点で切り抜け、打線の援護もあり堂々の2失点完投。3回以降はわずか1安打とピシャリ。「立ち上がりあまりよくなかったけど、勝てて良かったです」勝利インタビューも、なにやら興奮気味。これまでの最長投球は7回が2度。「完投って意外と疲れるというのか・・・。6,7回になるとシンドかった・・・」産みの苦しみを十二分に味わった関の、ひと山越えた飛躍が楽しみだ。

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堀井恒雄

2011-12-30 14:59:00 | 日記
投球フォーム・・・右サイドスロー「投球自体、やや弱気な面がある」

球種・・・ストレートはMAX138キロ程度。シンカー、カーブ、シュート、スライダー。


堀井投手・ベストピッチングゲーム

1985年・6月8日・大洋ー阪神5回戦「札幌円山」観衆1万6千・試合時間・3時間5分
阪神100000000・1
大洋00100012・・4
勝ち・堀井、セーブ・斎藤、負け・伊藤
堀井投手・投球内容
2番手で登板・5回・・2安打・・1三振・・四死球3・・自責0

・大洋は、堀井のプロ入り5年目の初勝利で阪神を下した。制球難の先発・金沢に3回途中から代わった堀井は、スライダーの制球がよく、5回を散発2安打に抑えた。

「5年目の初勝利だから恥ずかしい」大洋の堀井は、それでもほおを紅潮させ、緊張のインタビュー。阪神打線は一発を警戒すればいいと「ストライクを投げないように心掛けたのがよかった」と言い、ストライクゾーンから逃げるスライダーの制球がよかったことを勝因に挙げた。昨年の春先ヒジを痛めたこともあり、上手投げから横手にフォームを改造するなど、苦しかった昨年中いろいろと世話を焼いてくれた大商大の先輩・斎藤が二回を無難に締めくくり「先輩のおかげ」と感謝していた。

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右田一彦

2011-12-30 11:37:24 | 日記
投球フォーム・・・ひと口でいえば、元・阪急の山口高志を思わせるタイプ。バックスィングが小さく、力でねじ伏せるピッチング。制球力に難あり。

球種・・・プロ入り時はストレートのMAXは148キロ程度。インハイを突く速球に威力あり。タテの大きなカーブ。シュート、フオーク。


・かって、サインを頼まれて色紙に「ロックンロール・右田」と書いた逸話を持つ。


1983年・オープン戦「右田に自信・先発ローテ当確」
3月24日・大洋ー阪神「横浜」試合時間・2時間26分
阪神0020001・3
大洋0010010・2・・・7回降雨コールドゲーム
勝ち・大町、負け・増本・・本塁打・高木豊3号
右田投手・投球内容・6回・・5安打・・自責2

・大洋の右田が、またまた自信をつけた。強力打線を誇る阪神打線を6回投げて2失点と、まずまず。掛布、岡田を三度とも打ち取った。まず一回、トレーシーの拙守も手伝っていきなり真弓に右翼線の二塁打、そのあとすぐに三盗を許し、無死三塁のピンチになった。佐野には四球を与えたが、掛布をカウント1-1から外角のフォークで1ゴロ併殺にとって切り抜けた。二回は先頭の岡田をカーブで三球三振。ふだんは速球主体のピッチングだが、この日は変化球を半分以上も投げ、目先を変える組み立て。右田は「きょうは、ストレートが高めにいってストライクが取れないんです。それでちょっとフォークを投げて・・・」と、かわすピッチングにも自信をつけた。三回、投手の野村にあっさり四球を許し崩れたものの、以後の3回を1安打。これまでのオープン戦3試合で10イニング無失点を続けていて、この好投だから、関根監督の口元もゆるんだ。大洋の先発陣は,遠藤、門田、平松、金沢、それに若手から一人ということが決まっていたが、前日、ライバルの堀井が四球で自滅して6失点。これで、右田が「残る一議席」をまたまた確実にしたわけだ。右田は「投手に四球を出したのはいけない。それで点を取られまいとあせってしまって・・・。でも、いままでテレビで見ていた選手を抑えられたんだから」と、ニャッと笑った。

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