望月卓也

投球フォーム・・・右サイドスロー「大石投手コーチのアドバイスで当時・巨人のエース・小林繁のフォームを参考にした。右足と左足が交差する瞬間、一時、投球モーションを停止させて相手打者のタイミングを外しにかかる。しなやかな上体と長いリーチをフルに生かした変則フォーム」


球種・・・ストレート、カーブ、シュート、スライダー、シンカー


1977年・7月17日・巨人ー広島17回戦「後楽園」観衆4万8千・試合時間・3時間43分
広島００４０１００００・５
巨人３０００００００１・４
勝ち・望月・・セーブ・松原・・負け・加藤・・本塁打・王24号、張本13号、水谷7号

望月投手・投球内容・2番手・7回3分の1・5安打・三振０・四死球１・自責１

・後輩の北別府や小林誠に遅れをとって、やきもきしていたプロ3年目の望月が17日、うれしい初白星。しかも首位を独走する巨人からということで、先輩としてハナ高々。エースの池谷がKOされた直後の2回からリリーフに立った望月はシンカーが冴え、8回まで3安打の無失点。どたん場の9回に初勝利を意識したところで渡辺弘にバトンを渡したが十分に合格点をつけられる投球内容だった。