プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

下村栄二

2017-11-09 21:04:20 | 日記
1965年

名商大のスタートの攻撃は快調だった。一回は二死一、二塁から伊藤友の右前安打と右翼手からの送球を中継した一塁手の失策で二者生還、さらに山口のヒットで早くも3点。そして二回は相手内野陣の2失策で2点、四回には柴田を救援した村松に浅井勝、東松が長短打をあびせて2点と前半で大量点を奪った。一方の愛学院は名商大の左腕下村の内外角をゆさぶるピッチングに手こずり七、八回に2本の内野安打と5敵失でやっと3点を返しただけ。2安打、15三振という貧攻では勝ち目がなかった。

名商大 投手陣は主戦の高井を軸に下村、梅村、河合がいる。高井は二年生になり、投球内容にも幅が出てきた。打者の手元で浮きあがる球は威力がある。左腕下村も使える。梅村、河合は今年四年生になってやる気をだしている。

投手陣は、高井、下村、浜島、有里ら人材豊富だが、二年目のエース高井の右腕がポイント。高井はストレートに伸びを加えた。カーブ、シュートの切れはいまひと息。杉浦監督は左の下村、下手投げ浜島らもクセがあっておもしろい存在と期待している。しかし優勝戦線に食いこむには高井が連投、連投で投げまくる以外にないだろう。
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島谷勇雄

2017-11-09 19:00:59 | 日記
1956年 高校時代

盈進は一回、2四球に続いて佐藤文、島谷の長短打があったが、三盗の失敗があって1点に止まった。しかしムラのない打線は毎回のようにチャンスをつかみ、二回は園田の左翼二塁打を足場にスクイズを成功させ、五回は堤の適時打、六回は中前安打の佐藤文が、島谷の右翼安打で三進し、伊東の二ゴロ野選で帰って4点目とし、ジリジリと点差をひろげた。廿日市は一回、四球の谷口が二、三塁を連盗したあと、棚田の中前適時打で、一度はタイに持ちこんだが、二回以後は島谷の速球とドロップに打棒を封じられて、11三振を奪われ反撃できなかった。
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