プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

カラーラ

2020-08-25 16:45:52 | 日記

1998年

「大学球界での華々しい実績と甘いマスクをひっさげて、鳴り物入りのプロ入り」といえば、だれもが巨人・高橋を思い浮かべる。だが昨年の今ごろは、間違いなくダイエー・井口を指していた。だがデビュー戦で満塁本塁打を放つ派手なスタートを切ったものの、その後はしりつぼみ。出場76試合で打率2割3厘と期待外れの印象が残る1年だった。今季、周囲の注目度は昨年に比べ、はるかに低い。しかし反比例するように、実力は着実にアップしつつある。この日も成長の一端を見せつけた。まず二回、低めのチェンジアップをすくい上げて左中間へオープン戦第2号のソロ本塁打。打たれたカラーラは「良いコースに決まったと思ったが…脱帽だ」と舌を巻いた。

二十一歳の若武者のひと振りで、ダイエーが開幕3連勝を飾った。七回一死、二塁。カウント1-1からの内角シュートをフルスイングした。打球は高々と舞い上がり、左翼スタンドへ。その行方を見届けるまでもなく、城島はこぶしを突き上げてみせた。六回まで、井口の2安打だけに抑えられていた。適度に荒れたカラーラの投球に翻弄(ほんろう)されたのだ。先発武田も、七回途中で降板。十六年連続負け越し中の苦手を相手に、劣勢は隠せなかった。しかし、城島の見る目は違った。「六回に三振ゲッツーをとったでしょ。あれで流れが来たと思った」ヒーローになるチャンスを待ち望み、集中力を高めていった。そして迎えた七回。初めて、複数の走者が塁を埋め「みんなが一番打って欲しいと思う場面(王監督)だ。前回にも増した拍手が、城島を迎える。重圧は計り知れない。だが、ひるむどころか、感覚は研ぎすまされた。「ホームランを打てる球を意識し、狙っていた。2球目の変化球をファウルして、次は内角のシュート」完ぺきに配球を読み切った、自ら「文句なし」の3点本塁打だった。 

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ギブンス

2020-08-25 16:24:29 | 日記

1997年

ギブンスが完封した。外国人投手が、来日初登板で完封勝ちしたのは、1995年4月のチェコ(広島)以来だった。無難な立ち上がりとは、言い難かった。三回までで被安打3。二、三回には無死の走者を出した。しかし、後続をライナー性の打球で併殺に取り、切り抜けた。「低めにボールが来たから、打球も野手の正面をついたんだ」と東尾監督は言う。中盤からは140キロ台前半の直球や、110キロ台のチェンジアップなど緩急をつけた投球がさえる。六回以降は安打ゼロ。「今日のような投球をしてくれれば、いいよ」と伊東も合格点をつけた。 

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ハートリー

2020-08-25 15:41:05 | 日記

球種…ストレート、スライダー、カーブ、SFF。

1994年

ドジャース時代の90年には6勝を挙げた。力で押すタイプではなく、カーブ、SFFなど変化球を主体とした投手。

抑えから今季初めて先発に回った新谷がロッテ打線を139球で5安打完封した。打線も序盤に試合を決めた。五月七日に清原の頭に死球をぶつけて以来の西武戦先発となったハートリーから一回は清原が中堅右へフェンス直撃の2点二塁打。二回は安部の中前2点適時打などでハートリーを37球で退けた。ロッテは、大量点を背にコーナーを丁寧に突く新谷に手も足も出なかった。

西武・清原 スライダーです。うまく打てました。死球のこともあるから、やはり意識しましたよ。(一回、ハートリーから先制2点二塁打)

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ヤング

2020-08-25 15:24:47 | 日記

2001年

ヤングは、金メダルを獲得したシドニー五輪米国代表で、140キロ台の速球とスライダー、カーブが武器の左腕。 

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ギブンス

2020-08-25 15:19:24 | 日記

1997年

ギブンス(西武)は198センチの長身からカーブ、シンカーの制球がいい。 

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リベラ

2020-08-25 15:10:29 | 日記

1994年

ドミニカ出身のリベラは140キロ近いスライダーが武器だが、けん制やバント処理など細かいプレーに難があり、開幕一軍入りは微妙な状況。

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ラミーレス

2020-08-25 14:43:13 | 日記

1995年

右腕のラミーレスは今春の沖縄キャンプから合流。ウエスタンリーグで6勝6敗、防御率4.42の成績を残した。1メートル74と小柄ながら140キロ台の速球にカーブ、スライダー、シュート、フォークと変化球も多彩で、ウエスタン3位の86奪三振を記録した。 

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バークベック

2020-08-25 14:38:01 | 日記

1995年

横浜が5連勝で、二位広島に0.5ゲーム差と迫った。一回、広島・大野の不調を突いて、一死満塁からローズの先制適時打や進藤の走者一掃の三塁打で、一気に5点。バークベックは低めに投球を集めて、無四球で初完封。好調横浜に、頼もしい戦力が加わった。広島打線を手玉に取ったバークベックだ。立ち上がりから、速いテンポでどんどんストライクを取っていった。しかも、カーブ以外のチェンジアップ、パームといった変化球が、直球と同じ手の振り。直球も微妙に変化して、ほとんどの球が低めに制球されていた。初対戦の広島打者は全くタイミングが取れず、外野へ飛んだ打球はわずか五つで、内野ゴロと三振のヤマ。結局、三塁も踏めなかった。「いきなり5点取ってくれたが、広島は攻撃力があるので、気を抜かないように気を付けた。完封は七回くらいから意識したが、それより、勝てばプロ100勝になるので、それを意識した」と、米国ではマイナー暮らしが長かったバークベック。これで、今月に入って9勝1敗の横浜に対し、広島は対横浜戦、26イニング連続無得点。首位ヤクルトへの挑戦権をかけたこのカード、広島打線がいかに横浜投手陣を打つかが、カギとなってきた。

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バートサス

2020-08-25 14:28:08 | 日記

1991年

完封を目前とした九回二死一塁で、代走の亀山に盗塁を決められた時、バートサスは大声を上げて外野を前に出させた。「テキサス安打が怖かった」からだが、その心配も結局は無用。最後のバッター平田に対する2-2からのこの試合164球目は、「バットの上を通りましたよ」と古田が驚くほどよく伸び、11個目の三振で幕を下ろした。「三振はフォークかスライダー、それにギリギリの所でのボールの出し入れで取れたと思う」とバートサス。それも「ストレートに相手のバッターがついて来られなかった」(古田)のが土台だった。野村監督は、この左腕には頭をかかえていた。2メートル01という長身だけに調整も大変だが、本人は「試合で投げて体を作る」という大リーグ流。これまで7イニングを2度投げたのが最長で、150キロ近くは出たという自慢の速球も、138キロほどで止まっていた。それが、体重を10キロ落として約104キロに絞り込んだ努力も実って、十五日の大洋戦あたりで140キロを超し出した。そしてこの日、二死満塁という初回のピンチを乗り切ってからは、三振ショー。昨年ワールドシリーズを制したレッズの一員の意外な返り咲きで、ヤクルトの連勝がまた伸びた。 

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ハートグレイブス

2020-08-25 14:17:08 | 日記

1999年

ロッテは20日、パドレスからディーン・ハートグレイブス投手(32)を獲得したことを発表した。左腕からのスライダー、チェンジアップが武器で、メジャーでの成績は84試合に登板し3勝0敗。1年契約で、契約金の年棒の合計は43万ドル(約4900万円)。背番号は45。 

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スコット

2020-08-25 14:03:14 | 日記

1993年

米カリフォルニア・エンゼルスのダリル・スコット投手(25)(1メートル85、84キロ、右右)と契約したと発表した。2年契約で推定年棒は50万ドル(約5400万円)。来季はローズ、ブラックスとの外国人3人で臨む。同投手はフォークを武器に、今季メジャーに昇格、1勝2敗だったが、成長株で先発として期待される。 

1994年

右ヒジ故障の佐々木に代わる抑えにとスコットに期待しているが、速球が130キロ台止まりで得意の変化球を生かし切っていない。制球はいいので中継ぎで使えそう。

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