奇しくも淡路島付近を震源とする地震が起きた。 知人の身を案じながらも、かねてより念願だった復興応援ツアー(日帰り)に出かけた。 南三陸・気仙沼を訪ねる旅は、大宮発7時38分の新幹線で、仙台駅から「びゅうばす」に乗る。 現地に立って復興はまだまだ遠いと実感する。 震災は人ごとではない、 いつかはわが身、 歯がゆさと理不尽を胸に帰宅した。
それでも笑顔を届けたい。 現地の今を目で確かめ美味しい海の幸をたくさん食べて、買い物をし、 エールを届けたい。
南三陸町被災地区を廻る。
以前の自然ゆたかな南三陸の町をパネル写真で理解した。
四季折々の美しい風景 あたたかい人情がこの町を 包んでいました。
小さくてもキラリと輝く町 それが南三陸町です…
いまは荒涼とした風景がひろがり港の活気も聞こえない。 語り部ガイドの はがさんは建てたばかりの家と大学を終えこれからという23歳の息子さんを失った。 苦しくても、つらくても語り継がなければならないと、こころに決めてご案内くださった。 車窓から、 南三陸防災対策庁舎、 防災無線塔が寂しく残る。 町民に呼びかける若き女性の声… 平和な町に突如押し寄せた大震災!
青空がまぶしい。 おだやかな海を望みながら、 ガイドさんの心を覗けば胸が熱くなった。 大震災をずっと忘れないでいよう、 これからも被災地を想像して思いやること。
・気仙沼市内では、石油タンクが破損・流出したことにより、流れ出た石油に引火。 約1週間、燃え続けた。 津波の高さは気仙沼市域において最大20mを記録。 地盤沈下最大 マイナス74㎝(2012/11月現在 気仙沼観光コンベンション協会資料より)
(南三陸町 さんさん商店街。 歌津駅。 ツツジの名所、 田東山(タツガネサン)の伊里前商店街。 気仙沼市魚市場(語り部ガイドさんによるご案内) 南町紫市場・気仙沼横町・お魚市場) 車窓より 気仙沼鹿折(シシオリ)地区。 BRT(震災後、JR気仙沼線で導入。 従来の線路にアスファルトを敷きバスを運行。 寸断された鉄路を繋ぐために、 ところどころ一般道を走っている)
一端でもご覧ください 写真はまだ増えます
(一ノ関より帰路につく)
ツアーは他に 石巻・女川を巡るコース
名取ゆりあげ・亘理の復興応援コースがある。