このあたりも梅雨入り間近…
門ごとに アジサイが待っている
雨を しばらくは楽しんでいようか
雨はいったいどんな色で どんな香りがするだろうね
雨は林檎の香のごとく…
酸っぱいビールのような
はたまた
黴くさいインキ色の青い雨… だろうか
庭のホウチャクソウ。 すっかり忘れていたが 実がなれば思いだす。
黒い珠が可愛らしくて何だろうと思い、 何処かで採って撒いたのだった。
草むらの青白い花に惹かれる。
このあたりも梅雨入り間近…
門ごとに アジサイが待っている
雨を しばらくは楽しんでいようか
雨はいったいどんな色で どんな香りがするだろうね
雨は林檎の香のごとく…
酸っぱいビールのような
はたまた
黴くさいインキ色の青い雨… だろうか
庭のホウチャクソウ。 すっかり忘れていたが 実がなれば思いだす。
黒い珠が可愛らしくて何だろうと思い、 何処かで採って撒いたのだった。
草むらの青白い花に惹かれる。
演奏家と聴衆のこころがひとつになった。 惜しみない拍手がつづく。
忙しい仕事の合間に練習をかさねてきた。 マーラーの難しい曲を よくぞここまでと胸がいっぱい。 音楽に魅せられて、 大人になってはじめて楽器を手にした。 ゼロから立ち上げる、創るよろこびは、 やり遂げた人にしかわからない。
大宮フィルハーモニー管弦楽団 第35回 定期演奏会 (埼玉会館大ホール)
指揮:石毛 保彦
バーンスタイン 「キャンディード」序曲
ガーシュイン ラプソディ・イン・ブルー ピアノ:森田由子
マーラー 交響曲第1番 ニ長調
アンコール
ヨハン・シュトラウス作曲 雷鳴と電光
大ホールは満席。 音のシャワーを全身に浴びて とても幸せな時間でした。
来年も楽しみにしています。
去年のようす
そろそろ終わりのウェスターランド とても良い香り
はじめはこっくりした朱が 日増しに変化。 折々の色は心にのこる。
ミニのコーヒーオベーションは アンティークな色で気に入っている
木洩れ日がきれい
招鶴洞を抜けると
そこは 鎌倉文学館
太宰治VS津島修治特別展 開催中。
庭園では 191種 230株の薔薇が迎えます。
プリンセス ドゥ モナコ
家にもある レッドライオン なかなか他所では見られなかったのでうれしい。
一番花は大きく 20センチくらいあった
ローズ色を含む濃い赤 香りはない (イギリス)
フィオルド ローズがかった赤 (フランス)
「コスモス」 クリームホワイト 中心は淡い杏
薔薇なのにコスモスのなまえ (ドイツ)
とても魅かれる
ブルグンドン81 ビロードがかった濃い赤 ドイツ
ソンブロイユ
アンジェラ
アンクル ウォルター
他 つるソニア かまくら小町 …
ばらの香か今ゆき過ぎし人の香か 星野立子
どうぞ お心を休めてくださいね
レンゲ畑夕景/渋谷町(5月中旬) 疋田 勉写真集「山の辺の四季」
ガイドをするおかげで、毎回すてきな方に出会う。 そのおひとりがHさん、 何事にも造詣ふかく、沼蛙はたくさんのことを教わっている。 時おり、 いただいた写真集を開く。 古代の風に吹かれると、 奈良が身近に感じられた。 素朴で美しい風景が、 こころをなだめてくれる。 ひととき万葉歌を口ずさみ静かにこころをみつめるのだった。
先月ご案内をいただいた。
奈良県立万葉文化館主催 「夕星(ゆうつつ)万葉」 「万葉古代学東京講座」。
うれしいことに会場は 日本橋三越前 奈良まほろば館
詳細は拡大して。
いずれも申込が必要。
TEL 0744-54-1854(代)
FAX 0744-54-1852
Eメール
夕星万葉 kenkyu@manyo.jp
万葉古代学講座 tokyo@manyo.jp
憶良の我が子古日を恋ふる歌、
夕星の 夕になれば… 挽歌が一入身にしみました。
緑陰の裸婦像を 五月のそよ風が包んでいた
おもしろいブラシの木 オーストラリア原産
ビンを洗うブラシにそっくり タワシのところは全部雄しべ!!
果実さえユニーク。 丸くて柄がなく、 いきなり枝にずらっとつくそうだ。
虫の卵かサナギのよう (花おりおり) 写真はこちら
昼顔の小さなる輪や広野中 松本たかし
車輪梅 甘い匂いに誘われて 小さな虫が群がっている
花は気にしていると あちこちで見つかる
枇杷は 薄様に包まれて客人とともにやって来た。
ラクダいろの侘びしげな花を思いながら、 薄皮をていねいに剥いた。
懐かしい味が口中に広がる。 果汁をすヽる、 飾らぬ甘さ。
汁はあふれ 指のあいだを伝った。
陽の色もおだやかな形も 限りなくやさしい枇杷の実だ。
庭のマダム
何を夢みる薔薇の花…
薔薇崩る激しきことの起こる如 橋本多佳子
薔薇の辺やはにかみの齢過ぎたれど 森 澄雄
夕風や白薔薇の花皆動く 正岡子規
雷すぎしことばしづかに薔薇を撰(エ)る 石田波郷
狭い庭でも よく咲くばらに感謝!
そして 近所の薔薇を愛でる
淡い色の
パッと明るい
笑みがこぼれる
グラミス・キャッスル
マクベスの舞台となったお城の名前なんだとか
淡いあわい ミルラの香り
ウェスターランドとレッドライオン 花束にして
ミントや勿忘草 キンポウゲを添える
アンネの薔薇
ブラックベリーに白花が咲いて
黒アゲハが休んでゆく
強風に揉まれながら歩いていると、 まばゆいひかりに思わず立ち止まる。 金のくさりが揺れていた。
藤のよう、 でもゴールドだ。
上品なもの 水晶の数珠。 藤の花。 (枕草子)
清少納言の言うとおり 藤は、やはり藤色、 あの紫の暈かしが好みです。
調べると その名も 金鎖(キングサリ) 黄花藤(キバナフジ) ゴールデン・チェーンとも。
上品なものには カルガモの卵などもあってたのしい。 卵を実際に見たことはないが、想像はできる。、 ほんとうにほのかな緑をふくむ上品な色、 青磁の秘色を思い浮かべる。
梅の花に雪の降りかかりたる… などもあった。
夏来る…
街はいま 夏の装い
風の色に 雲のかたちに
店頭に さまざまな紫陽花がならぶ
淡い緑からブルーへ うすい紫は赤へ
左のスプレータイプの液肥は
赤アジサイや青紫陽花を より鮮やかにさせるとか
めざましいバイオテクノロジー
アジサイのように 一吹きで変われたらどうしよう
タウン情報誌 月刊「武州路」 NO.477
「北原恵子の 別所沼 ヒアシンス通信」の連載が今月で100回を迎えた。
楽しいエッセイに いつも 蛙の写真を添えてくださいます。 北原さんの独特な感性が拾う別所沼の魅力が心を和ませています。
記念の写真は連翹の花 カラーではこうなります ↓
ふり返れば 25回からのお付きあい。
うれしいことに 読者から反響もあるらしい。
最初のNO.25モノクロ写真は 都鳥でした。
これからも楽しく
200回を目指して…
あと100回 1年が12回なら 8年4か月
頑張りましょうね。
北原さん 100回連載 おめでとうございます!!
恒例の大盆栽まつりは5月3日から5日まで
大宮氷川神社を抜けて 盆栽村に着く
りっぱな盆栽を鑑賞。 掌サイズから、 何代にもわたって管理される芸術品まで。 鉢のなかにくり広げられる物語りを愉しむ。 小さな世界に宇宙がひそむ。 生きとし生けるもの言の葉となってこころをなぐさめる。 いくら見ても飽きることはない。
しゃがんで見あげたり、 ガリバーになって見おろしたり。 根元を這いずり山あいの路をゆく。 下草がそよぎ 樹齢何百年の幹の太さや荒々しさに感嘆する。 盆器のなかに何百年も生づく命、 神々しいような大自然だ。 風を感じ、 虫や鳥の声を聴きながら落ち葉の匂いを嗅ぐ。 新緑や花を愛でる。 小さくとも風格のあるうつくしい姿に感動せずにはいられない。
盆栽まつりにやってきた
飼い主さんもヤギさんも ずいぶんオシャレだこと
名前は 小春ちゃん
マフラーの巻き方 色彩センスも抜群だ
楽しんで創った じまんの服で
どお 似合う? たちまち人だかりができて
もう疲れたよ
盆栽村に ポニーと住むお宅もあって
つぶらな瞳がかわいい 人気者!
ことしも 混雑してるなあ
おとなしく通りを眺めていた
どちらも たいせつな家族だって
市民盆栽展、 地元小学生の作品など。
ほか 大宮盆栽美術館へ
(番茉莉、 難波茨、 立浪草など購入
先日から 鈴蘭のとなりでうつむく花が やっと判った。
宝鐸草(ホウチャクソウ)ユリ科、 狐の提灯ともいう。
宝鐸とは
(奈良) 岡寺 三重の塔(2009.2.26)
堂塔の軒の四隅などに、 飾りとしてつるす大形の風鈴。
花の形が軒の宝鐸に似ているのでこの名が付いた。
ユリ科の 日影を好む青白い花は 似たようなのが他にもある。
それにしても なぜうちに来たのかが判らない。 いつの間にか生えていた。
暗くなって 狐が提灯をかざして来たのかしらん
えにしだの黄色が目に沁みる季節になった。
猫の額ぐらいの我が庭にも、 愛らしい花が咲いている。
なつかしき靴の釦のここちして斜(ナナメ)にならぶ鈴蘭の花 与謝野晶子
鈴の音の清らかな香り
隣りには 見慣れぬ花が
知らぬ間に ひょっと出ている
どこから来たの お名前は? 知りたい病は重くなるばかり
ホウチャクソウか
あの勿忘草が たくさんふえました
夏のいろ、 散歩で出会う珍しい花
突抜忍冬 ツキヌキニンドウ 葉を良く観ると 葉を突き抜けて花が咲いてる。
花に一番近い葉は、2枚がひっついて1枚になり、その真ん中を突き抜けるように茎が伸びて花をつける。 (季節の花300)
ほかにも 唐種招霊(カラタネオガタマ)などお目にかけましょう