川越カワコシのをちの田中の夕闇に 何ぞときけば亀のなくなり 藤原為家
亀は、実際には 鳴かないといわれるけれど
亀鳴く… 為家の歌から典拠された春の季語だそうだ。 (をち…彼方、遠方)
亀鳴くや柱ラムプの照返し 万太郎
毎日伺っていたblogが閉じられて、 何よりも 寂しい。
教えて頂くことばかりでした。
いつも豊かで深い内容の 楽しいコメントをいただきました。
にわかに 格調高くなるのも 大きな喜び、 励みになりました。
亀鳴くや独りとなれば意地も抜け 真砂女
恐れ多くも 同士を失うようで どっと力が抜けます。
亀は やはり泣くのだろう…
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/3f/3fc989a4d7de7391cc88072f232f61f7.jpg)
いよいよ片づけに着手。
開けたことのない茶箱、 母の箪笥など
見覚えのある着物が 沢山でてくる
子育てのすんだ母が 自ら自分に与えていた褒美
それでよかった と思う
着物を着なくなって久しい。
これらの始末を どうしようか
やーめた 気分転換に 一枚描いた 水彩4F
裏返る亀思ふべし鳴けるなり 桂郎
片づけもはかどらなくて もがいても 妙案は浮かばない
苦手な片付けが、 いつも頭に懸かっている 泣きたいくらいだ
母を片づけることとは 違うのだけれど…