急に秋らしくなって 来週は残暑に戻るのでしょうか
インターネットにつながりにくく、 繋がれてもすぐに切れてしまう、 問題はまだ解決していません。
LANケーブルがないと 確認作業もできないらしく
しばらく blogをお休みいたします。
急に秋らしくなって 来週は残暑に戻るのでしょうか
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LANケーブルがないと 確認作業もできないらしく
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フォレスタ×日本フィルコンサート 指揮 大友直人
司会 石川牧子
夫の好きなフォレスタを聞きに行く コンサートは満席で どちらを見ても中高年…
若き日のメロディーがなつかしく 心を揺さぶった。
第1部 NHKTV番組のテーマソングから始まった
新日本紀行(富田 勲 作曲) 聴きなれたあのメロディーが郷愁を誘う。
故郷 山寺の和尚さん 赤とんぼ さくら貝の歌 待ちぼうけ 城ケ島の雨
荒城の月 浜辺の歌
曲によって混声、女性コーラス、 男性4人のコーラスが響いた。
第2部 日本フィルハーモニー交響楽団
J.シュトラウスⅡ トリッチ・トラッチ・ポルカ
J.シュトラウスⅡ 美しく青きドナウ
マスカーニ カヴァレリア・ルスティカーナ 間奏曲
スメタナ 交響詩 我が祖国より モルダウ
コーラス 中村八大 黒い花びら
マルグリット・モノー 愛の賛歌
ポール・アンカ 君は我が運命
暑さを避けて、 生演奏に酔いホッと一息…
埼玉県立近代美術館 戦後日本住宅伝説—挑発する家・内省する家
7月30日 夏休みの学生が多い。 現代彫刻のようにモダンな建築、 その内部にこめられた建築家の想いや眼差しを感じて。 とても楽しい展示だった。 2時間かけて 建築家が趣向を凝らした夢の自宅に潜入、 あこがれを体感できた。
今や伝説ともなった戦後日本の、挑発する、あるいは内省する建築作品の数々を。1970年代まで、16人の建築家の16作品で構成。
この展覧会がご観覧いただく皆様にとって、改めて住空間を見つめ直し、思索を深めながら、新たな視点を見出す機会になればと願っています。(captionから)
8月31日(日)まで
展示の内 カメラマーク付は撮ってもよい
・磯崎新《新宿ホワイトハウス》1957年
篠原一男《白の家》1966年
・清家 清 私の家
家族の間にドアをつくってはならない。 建物の南面をすべて開放すると、庭とひとつづきの空間として使える。
庭と部屋との一体感… 広々とした空間にあこがれる
・菊竹清訓 スカイハウス 宙に浮く壁柱によって持ち上げられた方形の住居。
・黒川紀章 中銀カプセルタワービル
世界ではじめて実用化されたカプセル集合住宅
主な建築は 埼玉県立近代美術館の動画サイトで見られます。
https://www.youtube.com/watch?v=7laDgSM29pk
日をあらためて常設展へ (8月20日
・画家のまなざし—モーリス・ドニと見るフランス近代絵画
描くばかりでなく、美術論にも健筆をふるったモーリス・ドニ。
画家のまなざしを通してフランス近代の名作 ドラクロワ、ピサロ、モネやルノワール、コローの作品など紹介。
展示は MOMASコレクション[Ⅱ] 出品リストに詳しく
ドニの辛口な批評や、 彼が好む作品。
・読むように見ること—荒川修作の絵画
ふだん展覧会に行くと、好きな作品はつぶさに読むように観てくる。
が、抽象はちょっと難しかった。 時間をとって じっくり向き合いたい。
お目当ては小村雪岱
・リサーチ・プログラム:小村雪岱をめぐって
新たに寄贈された貴重な資料や特別出品など 必見です。
ほんとうに愉しく、 時を忘れて見入りました。 心に残る作品をいくつか並べてみます。
鏡花選集 装幀 小村雪岱 1915 春陽堂
(表見返し 湯島詣から湯島天神の春景
山本特製海苔報條 (報條は 宣伝チラシのこと
意匠 小村雪岱 宣伝文は鏡花という贅沢なもの、
海苔にかがよう 物語り、 芸術の香りがすばらい。
草に入る月。旭の海。武藏野、江戸のはじめより、大東京の春の曙ゆかりの色の紫を
千本に咲かすは、麗なる海苔の佳品なり…
すてきでした。
小村雪岱顕彰碑拓本 (世田谷区烏山 妙高寺
「おせん」宣伝ポスター
小村雪岱・堀尾成章から泉鏡花への書簡
繊細で美しい絵入りの手紙
雪兎模様着物 蚊帳釣草に桔梗図着物
彩色 絹 「こおろぎ」
鏡花賛 砧うつはよい女房か案山子どの
蚊帳釣草のくさかげに 5匹のコオロギ
落葉 雪の朝 見立寒山十得 巴御前
常設展が充実している。
これだけでも2時間かかった。 雪岱の作品はもう一度みたい。(8月31日まで
69回目の終戦記念日。
今、 自分が幸せであればあるほど 楽しければたのしいほど
父の無念をおもう。 遺書のことばは余所ゆきで、 うちにある想いを掬う。
突如うばわれた命…
お骨もなく 遺品もなく 父の顔を声を覚えていない 思い出せない
戦争は 絶対にしてはならない
あの日のままの父
帰る日をずっと今も ひたすらに待っています
茂みの奥を行ったり来たり パタパタとせわしない クロアゲハ
とうとう この暗がりが気に入って
一夜の宿を決めました
蝶々さんは 夢見鳥…
ぐっすり休んで どんな夢を見るの
平穏な眠りを そっと祝福したい
今宵は どなたが泊りに来るでしょうか
先月につづき 千駄ヶ谷で講演を聞く。
かねてより
疋田 勉 写真集 大峰山系の四季(東方出版) で
「山岳地帯の雄大峻険なすばらしい自然」 を拝見していた。 何度も通い、シャッターチャンスを狙う ご苦労はいかばかりか… 写真集はありがたく、 じぶんの足で登らないと絶対にみられない原始の山々を拝んだ。
吉野大峯世界遺産登録10周年記念 連続講演会 in 東京
吉野大峯(オオミネ)の魅力 第3講 (全5講)
講演 「吉野大峯」の考古学と修験のはじまり
菅谷 文則 氏 (奈良県立橿原考古学研究所長)
メモ) ・吉野と読む 音の響き ・みよしの ・その地の大部分が 紀伊半島
679(庚辰 ついたち 天武天皇、吉野宮に幸(イデマ)す時の御製歌
よき人のよしとよく見てよしといひし 吉野よく見よよき人よく見つ(万1-27)
・奈良時代より始まった修験 霊場 修験道。・役行者の修行。 薬草を採り、製薬。漢方薬。
呪術 吉凶占。代参。代わりに悩みを解決。
・森林地帯、水稲生産できない 太閤検地中断 聖域
・中世の修験 例 ・古事記(応神記・雄略記) 日本書紀に 特筆される吉野
・修験の難行苦行(冬山など)により 行動 忍耐 活力 危険を察知力(獣の匂い)など得る
・吉野山 熊野 こころのメッカ。 修験の力 人間再生
・ 出雲 ・隼人 ・國栖(クズ) 吉野を中心とする土着の人々
・ 國栖奏のこと
吉野の歴史に登場するひと
・空海 ・宇多天皇 ・理源大師 ・日蔵(ニチゾウ)
・藤原道長 頼道(ヨリミチ) 師道(モロミチ)
・白河上皇 熊野詣 白拍子 金峯山の女人登山禁制 宇多源氏
義経と静 ・後醍醐天皇 吉野遷都 南北朝。
・金峯山 金剛蔵王大権現
暑さにめげず満席。 知る楽しみ… 深山幽谷にのこる歴史が解る、 聖域が開発されないよう願った。
次いで 三菱一号館 ヴァロットン展
ミストも心地よく 暑さを忘れる。
美術館は、しばらく居ると寒いくらい。
ヴァロットンの版画入りカレンダーを買う。
2014.7~2015.12まで 1年6か月分。 今年分は油彩画です。
アングルへの傾倒。 ジャポニスム。 ヴァロットン所蔵の浮世絵。
版画がとくに面白い。 ルナールのにんじん(挿絵 ヴァロットン)を読み返す。
白黒のミステリー、冷たい炎…
非現実的なせかいが、ものがたりを生む。
炎えるような暑さがつづきますね
カレンダーは
「金魚」 青木乃里子
藍の鉢に 水中の金魚が涼しそうですね。
うす箋に愁ひもつゞり夏見舞 蛇笏
くれぐれも ご自愛くださいませ