ドアの向こう

日々のメモ書き 

花いろいろ

2014-05-28 | 自然や花など

 庭の一員になって早一年、 蝶が群がるような柏葉アジサイ。

  花のタワーに、 よじ登る虫がいた。

  

  草かんむりに秋と書く…
  万葉集に141首も詠まれる秋の花が もう咲いている。 
   雨の日はうつくしい雫をためていた。 葉はビロードのような繊毛がある。

   萩垂るる涙のごとく雨のごとく   山口青邨

 盛んに茂り枝垂れる風情をめでている。 万葉講座で 「ををる(撓る)」という古語を習った。
花がたくさん咲いて枝はたわむのだ。

 萩の花咲きのををりを見よとかも月夜の清き恋まさらくに  (万10・2228)

 

 荒地の女王

 

 わあ可愛い…   街路のジューンベリー  (アメリカザイフリボク) バラ科
  ルピナスさんに教わりました。

 

 

 

 

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虹のかなた

2014-05-22 | 自然や花など

  きょうも 不安定な空もよう。  
 夕方6時半 巨大な虹が出ていた。 大きくていつもより近い感じ、
 根っこは すぐまえの通りのむこうがわにあるらしい。   
  暗雲が覆いかぶさるように迫ってくる  雷鳴が聞こえた。 

 

昨日もかなり降った。 エバンタイユ ドールがささやく。

 

 

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五月の風に誘われて 

2014-05-20 | こころ模様

 コンサートに誘われて、 はじめて降りた武蔵浦和。 沼からは想像できないほど活気あふれる街が広がっていてとても驚いた。 知らなかったのは蛙だけかもしれない。
 とても恥ずかしい。

  南区まちづくり大学  名曲コンサート   
     ピアノ 栃木典子     ソプラノ 野口幸子

 1 春への想い  シューベルト (ソプラノ) 
 2 「無言歌集」より  ・春の歌 ・出発  メンデルスゾーン(ピアノ)
 3 ・セレナード、ガニュメート ・音楽に寄せて ・水の上にて歌う  シューベルト (ソプラノ)
 4 「四季」より 舟歌   チャイコフスキー  (ピアノ)
 5 至福 シューベルト  (ソプラノ)

  休憩

 6 ・君は花のよう ・はすの花 ・新緑 ・君に捧ぐ シューマン (ソプラノ)
 7 幻想即興曲  ショパン  (ピアノ)
 8 ・甲斐なきセレナーデ  ・セレナーデ  ブラームス (ソプラノ)
 9 リゴレット パラフレーズ  リスト  (ピアノ)

 知っている曲や 知らない曲に乗って、 想像の旅をする。
 ピアノやソプラノが心地よくひびく。  

終わりに全員で  ドイツ民謡 「うるわし春よ」 を大合唱

 「うるわし春よ 緑に映えて/ 歌声ひびく 野に山に
 うるわし春よ 緑に映えて/ 歌声ひびく 野に山に

 ら~らら ら~ら らららら~ / ら~らら ら~ら らららら~
 ら~らら ららら ら~ら / ら~らら ららら  ら~  」

 ~ 五月の風に誘われて ~ たのしい素敵な時間でした。
 ありがとうございました。

 

 

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薔薇まつり

2014-05-17 | 自然や花など

さいたま市 与野公園の薔薇まつりです

公園は明治10年開設され、バラ園は昭和52年から。 24のブロックに分けられ アンネフランク、プリンセスアイコなど 約170品種、3000株。 

 古風ないろのエバンタイユ ドールを買って帰る。 アンティークな雰囲気にゾクゾクした。
以前育てたおなじような品種の ジュリアは枯れてしまった。 これらは弱いのかもしれない。
 今度こそ 頼みますよ。

 今年は どれも花つきよく、 ちょうど見頃

 

 ピエール ドゥ ロンサール  外の花びらは 緑を帯びて 中はピンク

 奥で カルガモの親子に遇いました

 

 

 

 黒っぽい赤の ルイ14世、 古色をまとうエバンタイユドール、 二色づかいが粋な クローネンブルクなど魅かれた。

 

 

 

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飛鳥から

2014-05-16 | アートな時間

モチノキの太った幹や ケヤキの大木を見上げ、 ユリノキの満開の花を眺めながら 
2時間並んでようやく中へ  (写真は 外灯に映る人の波

キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)の壁画を見に行く。 

 青龍(東壁) 朱雀(南壁) 白虎(西壁) 玄武(北壁)… 
 2009年 高松塚古墳を訪ね、帰り飛鳥駅に向かって高松橋を渡る。 その欄干に「四神」のレリーフがはめられていて 嬉しかった。

 キトラ古墳壁画の  十二支のネズミ、 丑など。 動物の顔に人間の身体をもつ。 衣装の襟の赤が鮮やかに残っていた。 天井の天文図。 出土遺物のガラス玉、黒漆塗銀装大刀 ほか

 

 2009年の案内図で キトラ古墳と高松塚古墳の位置確認。  拡大写真

 

 玄武

 白虎


 本展覧は 18日まで。 連日の混雑を想像しおののき、 もう行かれないかと思っていた。でも、 ありがたき奈良の友に背中を押され、 エイッと飛び出して。 感謝します。

 

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お帰りなさい

2014-05-14 | 自然や花など

 昨日のこと  雨戸を閉めようと2階に上がった。  
 18:46 目の前に丸い月が浮かんでいた。 望月かな?

 

  調べると月齢 13.9    15日が満月
 
 今日 さいたま出身の若田光一さんが6ヵ月ぶりに帰還する。 お疲れさまでした。 
宇宙でのお話、たくさん聞かせてください。  たのしみです。


 

月に兎… 
 街角のギャラリーは  「うさぎ小屋」 (油彩) 土屋志穂梨さんの作品
 ガラスに 周りの景色が映りこんで観にくいですが
小学6年生の すばらしい作品に見とれました。  将来が楽しみですね。 

 

 

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薔薇咲く

2014-05-09 | 自然や花など

  杏色がすきな ウェスターランド
  

 深みのある赤 brick red     コーヒー オベーション
アンティークな花のかたちが優しい雰囲気

 アンネの薔薇。 迫害をうけるユダヤ人、 極限の不安や恐怖の中でも明るさを失わなかったアンネ。 彼女を讃える薔薇。 連休は 「戦場のピアニスト」をみた。 ユダヤ系ポーランド人の シュピルマンを支えたピアノ。 ショパンの名曲が熱く重く こころに響く。 
  困難な状況下でも 人生に希望を失わないことだ…   


 

  勿忘草は種をいっぱいつけて

  丈高くなり 十二単を追い越した

 

 風薫る五月  緑はまたたくまに伸びて 狭い庭はジャングル状態
  茂みの中に トカゲの家族が潜んでいる

 午後から 突風、 雷鳴がした。 

 

 

 

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今頃の花

2014-05-08 | 自然や花など

新しくできた公園で 雪を頂く なんじゃもんじゃ…

 なんじゃもんじゃの木   細い花びらがふわふわ舞った

 

 エゴの花によく似たハクウンボク。 薫り高い。

白の大きな花  ナニワイバラの気品

ダンディな棕櫚の木に   地味だけど立派な花 

 

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いとをかし

2014-05-06 | こころ模様

 真夏のような日がつづくかと思えば今日は降って14度、
 午後も18度くらいで かさね着をして出かけた。 

  萩の葉につらなるおびただしい露は  

        

  小刻みにふるえ 今にも転がり落ちそうだ  

    ちひさくつらねたるが いとをかし…

 

植物は 雨にぬれて風情を増す

 

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アオスジアゲハとカワラヒワ

2014-05-03 | 夢見鳥

 植え込みのあいだをゆらゆらと

 ハルジオンにとまる蝶

 

 


 

キリリコロロ チョンチョン…  菜種を啄むカワラヒワがとっても賑やか
 
近づいたらすぐ逃げて    

オリーブ色と褐色を混ぜたような体に  尾羽の黒と黄色のコントラスト 
 飛ぶとき 黄帯がちらちら見えてすぐに正体がわかる (針ヶ谷で)
    


 飛ぶ姿をここに…    「日本の野鳥」 日本野鳥の会より

 

 

 

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5月

2014-05-02 | こころ模様

 

      清い朝だ
      緑の朝焼けが地上を流れてゐる
      澄み切つてゐる
      地上のものはみな登つてゆく
      天に向かつて
      熱情に燃えてゐる…    (後略)   室生犀星

 

 

緑の朝焼け…  うつくしい言葉に出会った。
 
 やわらかな感受性を持ち続けるのはむずかしいけど  茨木のり子さんの
「…自分で守れ/  ばかものよ」 なのだ。 

 


 

 5月、 小さな庭でもみどりが眩しい季節、 陽は真夏のよう。
 でもね、 涼しげな顔でホウチャクソウが咲いている。

 

 
   宝鐸草一華一華に雨雫    燕城

ことし 5本に増えた。 別名 狐の提灯

 

  木蔭を明るくする黄エビネのそばで  其れはそれは控えめに

 

 

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