ドアの向こう

日々のメモ書き 

春めいて

2014-02-27 | 自然や花など

 暖かな昨日  植木屋さんの畑では
 よく手入れされた樹木が みごとな花をつけていた。

満作を背景に

 枝垂れ梅の うつくしいシルエット  

花かと見まがう黄金色     黄金マサキ

遊歩道の馬酔木も満開!

 

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雪の色

2014-02-22 | 自然や花など

我が園に梅の花散るひさかたの 天(あめ)より雪の流れ来るかも  巻5 822

  はらはらと 落ちてくる白いものは 花だろうか
   花ではなくて雪なのだろうか… 万葉集の大好きな歌だ。

まだまだ雪が残っている。
  北浦和公園を覗いてみると

あちこちに折れた枝が横たわっている



 若い枝や古木など たくさん積まれていた
 椎の木も 梅も
   これほど雪の被害に出会ったことはなかった。

 雪の色を奪ひて咲ける梅の花 今盛りなり見む人もがも  巻5 850

 まことに…  雪の色を奪ったかのような 真っ白な花
 公園の奥で きょうは観る人もいない

多くの蕾を散らし  梅の木もあはれ…

 

 

 

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飛鳥の雪

2014-02-17 | 自然や花など

きのういただいた写真は雪景色の石舞台古墳です。 
入鹿の祖父、 蘇我馬子の墓と伝えられ、わが国最大の方墳で、墳丘は失われている。

 天井石は約77トン!!   重機などなくてどうやって運んだのでしょうね。 

 

 

  二上山をバックにして   2012年1月

 

2012年4月
一面のピンクに囲まれて照れてるように佇んでいる石舞台
 
  春よ来い♪   早く来い (^^♪ 
 いただいた写真から 旅心を誘われて

 

 

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雪と氷と

2014-02-13 | 道すがら

  8日の雪が未だのこる10日 羽田を35分遅れで13:30発、新千歳空港15:00着
3泊4日の旅は13日 根室中標津より羽田へ30分遅れで帰着。 自宅に戻ったものの14日は雪で、結局一週のあいだ雪を見ない日はなかった。 
 往きも帰りも一日違いで欠航するところだったのだから、 まことに運が良い。

しかし、まったくこちらの雪質は違った。 はたけば落ちるさらさらの雪、踏みしめるときゅきゅっと鳴る細かな雪は、片栗粉か粉砂糖のような感じ。 水分が少ない。

夜の雪像見物。 傘をさしているのは たいてい関東の人と言われ

さっぽろテレビ塔に昇る。

ライトアップされた氷像は 台湾-伝統とモダン
中央は 台北「国立故宮博物院」
左手に高く 超高層ビル「台北101」 右手前は台湾高速鉄道 

ウインタースポーツ天国、北海道!
 厳しい寒さや降り積る雪と戦いながらも道民は老若男女を問わず冬のスポーツを楽しんでいる。 大雪像は中央にジャンプ、ノルディック、アイスホッケー フィギュア・スケートの像など躍動感いっぱい。 

スルタン・アブドゥル・サマド・ビル 
(実物はマレーシア首都クアラルンプールにあり全長137m)
ドーム型のイスラム建築と 西洋の様式が融合した、ムーア様式の建築

 翌朝、ふたたび雪まつりへ あらためてテレビ塔より昼間の札幌を俯瞰する。

 吹雪は矢のように顔をめがけて飛んでくる。 コートのフードに隠れて足もとばかりみて歩いた。 部屋は25度くらいとかなり暑く、 外気に触れて気持がよいくらいだ。
滞在中は、場所にもよるが-16度まで体感した。 思ったより寒くない。

11日 札幌よりJRスーパーおおぞら号で 帯広へ移動  阿寒湖は結氷。 湖畔泊  

 

12日 オホーツクの流氷見物。   知床泊 

 

 

 

13日 細かくてサラサラの雪

  息白く行き交へる時人親し  鴻乙

 同じもののを見て共感し  知らない人とも話をする。

  車窓よりみる雪原  夏はジャガイモ畑

 

 酪農のサイロはあまり見ない。 干し草のロールが積み上げてあった。
これらは円柱状に成型し梱包するロールベーラーという機械で巻き上げられる。

 黒っぽいのは  麦畑

霧の…   摩周湖は快晴 


 

おおむね晴れて ときどき小雪、 札幌は吹雪いた。

 10日 札幌    最高 0.4   最低 -6.0   最深積雪76㎝  
 11日 札幌        0.2       -7.3         85
 11日 阿寒湖畔    -1.8      -16.3         69
 12日 網走       -2.4      -10.6         71
 13日 中標津      -1.8       -11.1         25

 

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大雪にて

2014-02-08 | 自然や花など

 

2005年3月7日ブログ開設から 今日で3260日  
 まもなく9年  相も変らぬ絵日記に お越しくださりありがとうございます
大雪の予報とて 外出もせずTVにくぎ付けです

 お礼状を書いたけれど 
 明日はポストまで  行けるかな  
 

   ソチのドラマが楽しみです 

 

 夕方 吹雪のなか やはり投函にゆく
北を向くと こちらめがけて雪が飛んでくる 
 めずらしい雪道…

 

 人影もなく 車がのろのろ走るだけ
ポストの口に雪が積もっていて ハガキの文字がにじんでしまった
残念だなあ

 

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春寒し

2014-02-05 | 自然や花など

 暦のうえでは春なのに… 

  4日 午後から雪が降った
  

 

  春寒し泊瀬(ハセ)の廊下の足のうら  太祇

そうそう 冷えて 長い永い廊下だったな

  春寒や七味ふり込むにしんそば    さくの

 5年前 泊瀬のにしんそばを食べた。 湯気の向こうに思い出はかさなる。


 

 検診のかえり 新装なったパン屋さんに寄ると
 レジの若いひとが  「お袋は…」

  「いりますか?」 と聞くので びっくりして 

 「お袋は おりません…」 と言うつもりが
 「いりません」 と言ってしまって ほんとに残念だった。  

 

 

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もう二月

2014-02-01 | 自然や花など

 ふっとよい香りがして 見あげれば梅の花… 
 藪のむこうや農家の庭先  いたるところでお目にかかれる  

  雄蕊の弓が新月のやうに青空へ矢を放つ…  (川端康成  梅の雄蕊)

 白金の弓矢につかまって くっきり冴える二月の空ね
 急いで歩けば からだはぽかぽか
 風が頬につめたくて 気持ち良い
 

 

  廃屋に残されたカラスウリのように じっとしていたけれど
もう二月だよ!  少しは前に進まなければ 

 それでも春はまだまだだ
   これから雪が降ることもあるのだから

 

 

 

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