ドアの向こう

日々のメモ書き 

高尾山薬王院

2014-04-26 | 道すがら

 墓参のあとは 高尾山へ。 心配ご無用、 リフトで山上まで行かれるのだ。 
目指す薬王院は 真言宗智山派の大本山、正式には 「高尾山薬王院有喜寺」(タカオサン ヤクオウイン ユウキジ)と。 

 リフトを降りて浄心門をくぐり険しい男坂より山上に向かった。 そびえる階段は108段、 参道の両側に歌碑がたくさんみられた。

  我が精進こもる高お尾は夏雲の下谷うずみ波となづさふ 白秋

ほか渡辺水巴、 鈴木龍二など。

 薬王院 御本社裏にまわれば 真紅の椿が社の赤に呼応する。

 

 

  にわかに響く法螺貝のおと   樹間に揺れる袈裟の色…  
 午後2時  御護摩奉修がはじまった。 

御護摩奉修は 早朝5時半より一日6回行われている。   

 

 鮮やかな衣や袈裟。
 登山道にウワミズザクラや高尾すみれ、シャクナゲ、ムラサキケマンなど咲いていた。 はつらつと伸びる若い緑、 霊山の清浄な気配にこころが洗われる。

 アルバムにまとめました。  

  

※  NHK BSプレミアム 「高尾山ハイキング大百科」 放送です  
「高尾山」の知られざる魅力、奥深さを伝えます
 5月3日(土)19:00より  お見逃しなく

 

 

 

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庭の花

2014-04-22 | 自然や花など

 

   暗赤色の「黒侘助」

   今までで もっとも花数多い

 

 大輪の豪華な花を咲かせたボタンだが、 冬のあいだ枯れ枝を選定し、今年は花が少ない。
若枝につく花は小ぶりで、 見劣りがする。 

 

 

 

射干も増えてきた。 近くにホウチャクソウが芽を出している。

 たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時…

  まさに 独楽吟…

  たのしみは庭にうゑたる春秋のはなのさかりにあへる時々
  

 一面に広がった勿忘草に今朝はトカゲがいた。  
 カサブランカが芽を出し、 黄えびねは すぐにも咲きそうだ。


 

 たのしみは心をおかぬ友どちと笑ひかたりて腹をよるとき   橘曙覧

 

 

 

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花から花へ

2014-04-19 | 夢見鳥

  4月12日 今年初めて ルリタテハを見ました (別所で

 翅を閉じれば まるで枯れ葉
よくできてますね。 朽ち葉を重ねたようで、 表のもようが想像できない。

 ベニシジミ   写真では、 ほかの蝶と同じ大きさですが、開帳3センチくらい 

 田島ヶ原で  ツマグロヒョウモン 開帳7センチ


 真っ赤なテントウムシもいる

 

 

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桜草まつり

2014-04-18 | 自然や花など

 週末は特別天然記念物 「桜草」まつりが開かれます。 一足お先に16日 自生地のさいたま市 田島ケ原へ行きました。 花の大小、 色の濃淡、花びらの隙間が広いのや狭いの… 注目したらおもしろい。

 東京からも見物に 
 目立つ黄色はノウルシ、 細い葉が茂るのはオギやヨシ。 桜草が実をつけ、6月頃に種を落とし葉が枯れると、 一面オギ、ヨシの原になってしまう。 それらを刈ったり草焼きしたり 皆様の努力で守られています。  

 

 桜草以外にも 関東蒲公英と、 ピンクの花はジロボウエンゴグサ(ケシ科)、 青はオオイヌノフグリ。ヒキノカサ、アマナ、ムラサキケマン、ツボスミレ、アマドコロが群生していた。

 

 多くの方がたいせつに保護、管理されていますが、 年々花が少ないような…
白花はことし1ヶ所しか見当たらない。 ひとりひとり自覚をもって自生地を守らなければいけないと思う。

 

  おととしの桜草   

 田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会

 

 

 

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瑞泉寺まで

2014-04-07 | 道すがら

 

 墓参のついでに 北鎌倉を歩いた。
 建長寺を経て半僧坊から鎌倉アルプスを尾根伝いに歩き、太平山、天園、天台山を下って瑞泉寺に至る、約7Kmのコース。 帰宅後のカウンターは 26165歩。

 

天園ハイキングコース

 

歩き始めて2時間半 いよいよ瑞泉寺に到着です。

  夢窓国師の庭園は以前も拝見したことがある。 亡き母や弟夫婦、 甥も一緒だった。

  

  
            

   春なれや名もなき山の朝がすみ  芭蕉

 多くの文人が訪ねた境内には歌碑があります。

 手の平に豆腐をのせていそいそといつもの角を曲りて帰る  山崎方代
 いつぬれし松の根方ぞ春しぐれ    久保田万太郎
 

   

 さらに詳しくは 瑞泉寺HPにてご覧ください

 

 

 

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