ドアの向こう

日々のメモ書き 

BALTHUS

2014-04-28 | アートな時間

二度目のバルテュス展 
 一度は1993年 東京ステーションギャラリーであった。 不思議な魅力と静けさが心に残った。 とくに画面構成に関心を持った。

  自らを アーティストではなく職人として…   
当時、 巨匠は85歳、夫人とともに東京を訪れたと思う。  作品は日本的な香りがし、 とても魅かれた。

   自画像 1940年

 油絵さえしなければ大賛成… と巨匠のお許しを得て画家になった節子夫人。 グラン・シャレ便りでセンスの良い作品に出会った。  

 

 テレーズ 1938年

今回、 これらは展示されないが油彩やテンペラ画、素描など、アトリエ再現もありとても楽しい。 28日月曜も特別公開されていてゆっくり堪能できました。
  

 詳細は こちら

 

 

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高尾山薬王院

2014-04-26 | 道すがら

 墓参のあとは 高尾山へ。 心配ご無用、 リフトで山上まで行かれるのだ。 
目指す薬王院は 真言宗智山派の大本山、正式には 「高尾山薬王院有喜寺」(タカオサン ヤクオウイン ユウキジ)と。 

 リフトを降りて浄心門をくぐり険しい男坂より山上に向かった。 そびえる階段は108段、 参道の両側に歌碑がたくさんみられた。

  我が精進こもる高尾は夏雲の下谷うずみ波となづさふ 白秋

ほか渡辺水巴、 鈴木龍二など。

 薬王院 御本社裏にまわれば 真紅の椿が社の赤に呼応する。

 

 

  にわかに響く法螺貝のおと   樹間に揺れる袈裟の色…  
 午後2時  御護摩奉修がはじまった。 

御護摩奉修は 早朝5時半より一日6回行われている。   

 

 鮮やかな衣や袈裟。
 登山道にウワミズザクラや高尾すみれ、シャクナゲ、ムラサキケマンなど咲いていた。 はつらつと伸びる若い緑、 霊山の清浄な気配にこころが洗われる。

 アルバムにまとめました。  

  

※  NHK BSプレミアム 「高尾山ハイキング大百科」 放送です  
「高尾山」の知られざる魅力、奥深さを伝えます
 5月3日(土)19:00より  お見逃しなく

 

 

 

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庭の花

2014-04-22 | 自然や花など

 

   暗赤色の「黒侘助」

   今までで もっとも花数多い

 

 大輪の豪華な花を咲かせたボタンだが、 冬のあいだ枯れ枝を選定し、今年は花が少ない。
若枝につく花は小ぶりで、 見劣りがする。 

 

 

 

射干も増えてきた。 近くにホウチャクソウが芽を出している。

 たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時…

  まさに 独楽吟…

  たのしみは庭にうゑたる春秋のはなのさかりにあへる時々
  

 一面に広がった勿忘草に今朝はトカゲがいた。  
 カサブランカが芽を出し、 黄えびねは すぐにも咲きそうだ。


 

 たのしみは心をおかぬ友どちと笑ひかたりて腹をよるとき   橘曙覧

 

 

 

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花から花へ

2014-04-19 | 夢見鳥

  4月12日 今年初めて ルリタテハを見ました (別所で

 翅を閉じれば まるで枯れ葉
よくできてますね。 朽ち葉を重ねたようで、 表のもようが想像できない。

 ベニシジミ   写真では、 ほかの蝶と同じ大きさですが、開帳3センチくらい 

 田島ヶ原で  ツマグロヒョウモン 開帳7センチ


 真っ赤なテントウムシもいる

 

 

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桜草まつり

2014-04-18 | 自然や花など

 週末は特別天然記念物 「桜草」まつりが開かれます。 一足お先に16日 自生地のさいたま市 田島ケ原へ行きました。 花の大小、 色の濃淡、花びらの隙間が広いのや狭いの… 注目したらおもしろい。

 東京からも見物に 
 目立つ黄色はノウルシ、 細い葉が茂るのはオギやヨシ。 桜草が実をつけ、6月頃に種を落とし葉が枯れると、 一面オギ、ヨシの原になってしまう。 それらを刈ったり草焼きしたり 皆様の努力で守られています。  

 

 桜草以外にも 関東蒲公英と、 ピンクの花はジロボウエンゴグサ(ケシ科)、 青はオオイヌノフグリ。ヒキノカサ、アマナ、ムラサキケマン、ツボスミレ、アマドコロが群生していた。

 

 多くの方がたいせつに保護、管理されていますが、 年々花が少ないような…
白花はことし1ヶ所しか見当たらない。 ひとりひとり自覚をもって自生地を守らなければいけないと思う。

 

  おととしの桜草   

 田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会

 

 

 

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裸婦像のある風景

2014-04-17 | イーゼルのうた

 2枚目  炎天下、 ジリジリと焼かれ頭痛がしてくる。  2Fで 3枚描いた。
      急いで色づけして 楽しくなった。 

    1枚目は モノトーンで終える

 

 3枚目 裸婦像のある風景   
  木陰を選んで、反対側から描く。
   真っ赤なつつじとウコン桜が新緑に映える


 実景写真



  
 スケッチするには 遠すぎた。

 

 

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さようなら

2014-04-14 | こころ模様

 ようやく WindowsXP のリカバリを済ませデータ消去を終えた。 これでプライバシーは完全に守られるだろうか、 不安を残しつつ廃棄の申し込み。 リサイクルのマークつきでメーカーが無償にて回収、再資源化される。
 メーカーとユーザーが協力し合って使用済みパソコンをリサイクル。 購入は2006年10月。 価格に回収分費用も含まれていたのかも知れないが、今回の負担金0円はうれしきこと。

 

 XPは7年余り、ノート型の8に替えるまで良き友であった。 なにより大きな画面で、撮った写真を見るのも楽しみだった。 ノート型は軽量で、 部屋を変え無線を利用して家族に調べ物を見せたりできるのが良い。 しかし画像は圧縮され迫力に欠ける。
 
 やはりデスクトップがよかったかな。 XPを削除して、そのまま8を入れるわけにはいかないのかな、 絡まったケーブルを外し、 ビニール袋で梱包する。 
 
  さようなら、XP…   ご苦労様でした。

 間もなくエコゆうパックの伝票が届いて、 郵便局が引き取りに来るのだ。

 

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満開の春

2014-04-12 | 別所沼だより

 ウコン桜

 透ける花びら 変化する色  満開のとき

 新緑とパンジーに彩られるヒアシンスハウス
 きょうも 水彩を描くひとたちがいる

  沼底はヘドロで 「上げ底」状態。  掘り返すのだろうか。

 

干潟のような別所沼。 シラサギや鵜など水たまりをつついている。


 来訪15名  ありがとうございました。
 ・少女のころ軽井沢で神保先生に出会った。 自宅に戻ってからも家が近く、 親交は長く続いてお宅になんどか招かれた。 先生は道造さんのことやヒアシンスハウスの設計についてよく話していた。雨どいの下の瓶の話など、そのころは夢のように聞いていたが、 実際に建てられ、守られていることに感動する。 先生のお話がくわしく思い出される と。
 ・ 友人にみせたくて。  
  ヒアシンスハウスにいると詩が生まれる  こころのよりどころ。 
・ 建築科学生 2名  2度目。 
・若いカップル。 木の香がする。 素敵な家、 写真をたくさん撮った。

 春は気もそぞろ。 大事なことを後回しにして毎日が日曜日、 花に追われ、そよかぜにそよぐような暮らしだ。 きょうは眠い目をこすって、ガイドを務めた。 歩数 8208 
 WindowsXPの整理で  疲れがたまってきた。

 

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ハシビロコウ

2014-04-10 | イーゼルのうた

動くものをとらえるのはとてもむずかしい。 動物園で描くことになった。

なかでも するどい目つきの彼に夢中だ
見れば観るほど 愉快なお姿… 

ハシビロコウ(嘴広鸛) コウノトリの仲間? 
 冠羽かな、 ぼさっとした頭がひょうきんで

ソローリ ソロリ 慎重に歩く。 立ち止まって首をかしげては 何を思うのか。 
  
 


 動物園の人気者(画像が小さすぎました)  1分もかけられない 
速写でなければ   

 モデルたちは  大はしゃぎ   

うしろ向いたり ピョンピョン跳ねて 少しもじっとしてくれない
 

餌場のなかで勢いよくパクパク 
 目は小さくて あるのかないのか

  もっとも魅かれるハシビロコウは
写真ばかりでこれっきりだよ

まどろむシロフクロウとメンフクロウ
 飛び回り落ち着かないのはオオタカ 

 柄を描かなきゃ  虎にならない。 テナガザルはすばやくて…

 ゴリラ舎は改装中、 たくましい彫像をみて描いた。 
瞬く間にひとで溢れ記念写真に大わらわ。 幼児は像にかじりつき、腕の中にすっぽり納まったりして ほんとうに可愛らしい。
 本日  9029歩

 

 

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瑞泉寺まで

2014-04-07 | 道すがら

 

 墓参のついでに 北鎌倉を歩いた。
 建長寺を経て半僧坊から鎌倉アルプスを尾根伝いに歩き、太平山、天園、天台山を下って瑞泉寺に至る、約7Kmのコース。 帰宅後のカウンターは 26165歩。

 

天園ハイキングコース

 

歩き始めて2時間半 いよいよ瑞泉寺に到着です。

  夢窓国師の庭園は以前も拝見したことがある。 亡き母や弟夫婦、 甥も一緒だった。

  

  
            

   春なれや名もなき山の朝がすみ  芭蕉

 多くの文人が訪ねた境内には歌碑があります。

 手の平に豆腐をのせていそいそといつもの角を曲りて帰る  山崎方代
 いつぬれし松の根方ぞ春しぐれ    久保田万太郎
 

   

 さらに詳しくは 瑞泉寺HPにてご覧ください

 

 

 

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桜とかいぼり

2014-04-05 | 別所沼だより

別所の写真を お待ちとうかがって… 
 ここに桜はあまりありませんが 週末は花見客でいっぱい。

 

  (画面奥) ランニングコースに沿って植えられている
雪洞のような桜です

 

 近づいてみると  淡い色の薄紙のような花びら

ウコン桜は ようやくちらほら   来週が楽しみです


 

 

 沼のかいぼり作業が進んでいた。
 周囲はフェンスに囲われ立入禁止、 釣り人も居ません。

 

 田んぼのようになってよろこぶ白鷺
  ドジョウはいるのかな…  

 泥田を渡るボートもある。

 かいぼり作業では 底に堆積したヘドロ土砂を天日干しし、 底質・水質・生息環境の改善、外来魚の駆除など行われる。 

ヘドロとともに  空き缶やら自転車やら
 いったいどれくらいのものが出てくるでしょう。 


 囲いの中に 魚類飼育施設、 重機など。
  ここに沼エビや鯉、ヘラブナなど避難しているらしい、 よかったね!

 

 

 

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花のトンネル

2014-04-01 | こころ模様

  やはりそわそわ…
  気になって見沼の桜を見に行きました。

 

 朝晩は冷えますが 風もなくポカポカといい陽気

 

 蕾が少し  八分咲でしょうか

 

  通船堀に沿って自転車で走り  
 ところどころ歩く  11Kの旅でした。

菜の花や 目に染みる連翹など

 

 毎年おなじことを言っていて
  以前の記事で おさらいできます  
    こちらにも

 
お急ぎでない方は 他の画像をこちらでどうぞ

 

 

 

 

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