
みどり滴る別所沼。 紫陽花がブルーの毬を揺らし、ラベンダーに瞳の大きな一文字セセリをみつけた。 あざやかなパラソル、 陰の釣り人。
・バンタンデザイン研究所から実習に来られた。
一日がかりで家具(棚、 引きだし、把手など) 室内のすべてと、 外観のありとあらゆる箇所を計っている。
先生とインテリアデザイナーの男女7名。
(道造さんも微笑んでいたでしょうね。今後のご活躍を楽しみに。 建物の価値、インテリアの重要性。 ガイドも住み心地良さ。 箱と中味の関係など考えた)
・ヒアシンスハウスHP(管理人の)佐野さんに初めてお目にかかった。
どんな方が作っていらっしゃるのか興味津々だ。
住まいも近いらしい、偶然とはおもしろいものだ。 小さな記事が目にとまり、 ガイドになったおかげで、 詩人や小説家、 若い建築家にも会える。
・読売カルチャー ぶらり花の旅のみなさん20名 講師から公園の樹木について説明を受けている。 こちらも声をかけてハウスと詩人のことを知っていただいた。 中原中也と立原道造について話した。
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かなしみではなかつた日のながれる雲の下に
僕はあなたの口にする言葉をおぼえた、

それはひとつの花の名であつた
それは黄いろの淡いあはい花だつた…
立原道造 「ゆふすげびと」 より
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梅雨晴れの空に 絵のような雲がながれる。
しじまに用意されている 雲の不思議…
詩人に繋がれ 来訪の方々と語り合うしあわせ。
・杉並区 ・久喜などから
雑誌で知り、 気になっていた。
靴を履いたままで室内に入りベッドに向かう 当時も今もモダン、 設計に感心する。 小住宅に住まう夢を紡いでいらっしゃる と。
感度のよい方でガイドの説明も弾んだ。
敷石は14枚 ソネット形式です。
見学者34名。 充実の真夏日。