ドアの向こう

日々のメモ書き 

珍しい蝶

2013-08-27 | 夢見鳥

  ニラの花と

 

 翅が破れたようなの   エルタテハ?
表の模様がわからない

  午後4時ころ。 草むらを探すと 目の前に アカボシゴマダラ!
  以前は全く見られなかった蝶で  ラッキー!と  静かにそっと…  近づいて撮った。
 やはり異常な暑さがもたらしたものでしょう。
 

   日陰で休むアカボシゴマダラ。 チェックや水玉もようがはっきりしている。

  逃げてしまわないか 急いで…  手が震えた
 アカボシゴマダラ…  調べると  なんだ一昨年も 別所沼公園で見ていた

  奄美で出逢ったカバマダラも思い出される。 水玉が美しい。


 

  珍しいといえば、まったく珍しくないこの花。 つる性でどこにでも生える夏の雑草。 せせり蝶やシジミチョウなどたくさん集めている。 ミツバチが来るほどだからきっと甘い香りがするのね。 今度嗅いでみます。   

 せめてみれば(よく見れば) 灯りのような極小の花、オレンジ色の独楽か。 
  取るに足らないこんな花にも きちんとした名前があるのでしょうね。 
 さっそく NET検索 「藪枯らし」と。

 

   花の構造も面白い   こちらのサイトで詳しく学べます

 

 

 

  

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雨の日曜日

2013-08-25 | 自然や花など

  ぎらぎらと照りつける太陽もない
静かな日曜日  

  雨は晴れたり。  空気はうるほひ、 木立の匂ひはみなぎりて、 開け放ちたる窓の外、 木葉(コノハ)に滴る雫の音は、 室(ヘヤ)のすみ、 いづこと知らず啼きいづる、 虫の調(シラベ)にまじりたり。 
               
        永井荷風 訳   シャルル・ゲラン 「暮方の食事」  



  小雨が秋を連れてくる   気温28度 

 風知草に   細やかな花

     往く夏を惜しむような風鈴の音

        あれは何?     物陰で虫が鳴く

 

 

 

 

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野の花

2013-08-22 | 自然や花など

 野道をゆけば
   烏瓜が こんなに大きくなっている
  赤く熟しているのも見た

 可憐な野の花に魅かれる。  やいと花(灸花・ヘクソカズラ)
 すごい名前で可哀相…
 

  いつも涼しげな 露草さん

 エノコロクサ(狗尾草) 猫じゃらしが おいでおいでする

 やさしい マルバルコウソウ。  以前の記事にも  こちらも

 昼顔

風船葛  種まで個性的!

 ほんとうはジャコウアゲハの食草 ウマノスズクサを探しにやってきた。  葉は零余子のようなハート型、先が円い… 径 1センチ 小さな花・ 楽器のチューバのような形・ 紫色の花・・・ 唱えながら 目を皿にして探したがみつからない。 
 葛葉が生い茂るあたりから黒蝶が躍り出る。 オレンジ色の斑紋が鮮やかなジャコウアゲハだ。
  蝶はいるけれど、 なかなか止まらなくて写真はなし。 

 

 

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日盛り

2013-08-20 | 自然や花など

 真空地帯に  蝶が来る
 熱風と せみ時雨と 
   均衡をやぶるサイレンの音
  
   

 葉裏白うそよぎて暑し竹煮草  水明

   シックなグラデーションが すてきです

  

 公園はがらがら  歩く人などほとんどいない 
 
  ひっそりと待つ花

  ゆらりと高い 日輪草
  保育園の向日葵が 見下ろしていた

   
    ここは 涼しそう

 

 

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ジリジリ…

2013-08-12 | 自然や花など

  のけぞりに空蝉すがる青柚かな   青畝

  蝉とんで木蔭に入りし光かな    虚子

 空蝉も小さな庭ではなかなか見られない、 ほとんど聞かない蝉の声。 たま~に ジリジリ・・
 
 公園に行けば  煮え立つような大合唱

   聞くうちに蝉は頭蓋の内に居る   梵

   身に貯へん全山の蝉の声      三鬼


 
蝉時雨のすごさ  ときに声明… ありがたく

 

 蝉の背に 人の顔  
 

 

役者の くま取りよろし…  そう思ってしまったら  そのようにしか見えなくなった。 
 歌舞伎の隈取  きれいな藍色。   

 

 

 毎日ジリジリ… 日照りが続く。  浸水被害もあるというのに このあたりに雨はまったく降らない。
 遠雷をよそに 心中はじりじりとなる。
 

 

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