大夕焼一天をおしひろげたる 素逝
誘われて 西空にカメラを向けた
遮るものが多いけれど 夏の記念
南側のグラデーション (撮影 7月27日)
うす箋に愁ひもつゞり夏見舞 蛇笏
ナプキンの糊のこはさよ避暑の荘 草城
暑中お見舞い申しあげます
どうぞみなさま おだいじに…
大夕焼一天をおしひろげたる 素逝
誘われて 西空にカメラを向けた
遮るものが多いけれど 夏の記念
南側のグラデーション (撮影 7月27日)
うす箋に愁ひもつゞり夏見舞 蛇笏
ナプキンの糊のこはさよ避暑の荘 草城
暑中お見舞い申しあげます
どうぞみなさま おだいじに…
いただいたポーチは涼をよぶ水玉、 贈り主のHさんは、紺地に白のドットに思いを寄せる。 「可愛いベイビー」 のコニー・フランシスを重ねて。 ウエストの細いドレスとちょっぴりハスキーな歌声は青春の記憶。
deux C … 包装紙も水玉で、 映画 「プリティー ウーマン」でジュリア・ロバーツが着ていたダークブラウンに白の水玉、 忘れられないキュートな水玉だ。
夏は 水玉…
先日も 水玉を着て出かけ、 ウインドウにぼんやり映った。
古くてもシルクの感触が好きで、 水玉はいつまでも廃れない。
ルイ・ヴィトンでも
ヤヨイ・クサマコレクション開催中。 遊び心と革新が惹きつける。
最後に とっておきの水玉を過去ログから
みずたま 水玉…
ランチはブルガリア料理の ソフィア(首都の名におなじ)で。
おすすめのスープは「タラトル」。 ヨーグルトに胡瓜のみじん切り、 にんにくのすり下ろしたの、水を加え、 塩胡椒で味付ける、 香草のディルもアクセント。
冷えたスープは酸味が利いてさっぱりしていた。 聴いた話では、 ガスパチョに並び世界三大冷製スープのひとつ。 こんど冷たいスープをつくってみよう、 手許のブレンダーが役に立つ。
サラダは ヨーグルトを水切りしたものがかかっている。 カッテージチーズみたいで、 塩味と酸味のさっぱりした風味、 猛暑にはうれしい料理だった。
装飾や料理がハンガリーのそれに似て 家近くのカフェを思った。 子羊の肉をソテーしてやはりヨーグルト、サワークリームのようなソースをつけていただく。
器の色や柄 盛りつけも愛でて
↓ の アイスクリームのようなのが「スネジャンカ」 水切りしたヨーグルトに胡瓜のみじん切りやディルを混ぜ合わせ、 胡桃を添えている。 クリームチーズのような味わいをパンにつけて。
気のおけない友人とシェアして、 写真を撮り忘れるほど味わった。
Tさん お暑いなか ブラゴダリャ…
ほんとうにありがとうございました。 文具店も 楽しくて一日中居たいくらいでした。
好きな色の組み合わせ… 店のシートは キリム(Kilim)
トルコやイラン方面の軽くて薄い絨毯、 つづれ織りにパイルはない。 夫からチェコの土産にもらったリュックの柄に似ている。
帰宅後 冬場しか使わないリュックを取りだして見ると、やはりキリムだった。
キリムの模様は 幸せ 豊穣 繁栄など表す。
涼しくなったら 高原へ出かけよう。 その時は、 おやつをたくさん詰めてこのリュックを背負う。 東欧の国々を思い浮かべ友と歩くのだ、 夢がふくらむ。
rest room の人形
薔薇の国の 色鮮やかなポプリ
ブルガリア情報で 詳しく
追記 あらためてタグをしらべると MAID IN Türkiye の表示
土産のリュックは トルコ YUN ARTの製品だった
歩道から奧の花壇を覗いて通り過ぎた が
気づいた猫ちゃんがこっちを見たような気がして また戻った。
やっぱり猫だ…
目玉をキラっとさせて ストップモーション! 尾の先まで、 いい緊張感だ。
ちょうど出てきたご主人に 「可愛いので撮らしてください」
「どうぞ 」 笑顔になった。
「作りものですよ…」
うまくできてるなぁ そういえば からだが透けてるか ガラスの目が盛り上がってる
プラスチック板の本物そっくりな猫のオーナメント
こんな猫なら家にも置きたいニャー
先日のセンスの良い花壇の吾亦紅は もうこんなに色付いていた。
こちらも断って 写真を撮った。
「いつも愉しませて頂いて ありがとうございます」
めずらしい花に出逢う ホルムスキヨルディア 花のようなところは萼で
芯の天狗鼻が やがて咲くほんとうの花 白いオシベが美しいそうだ
もういちど撮りに行こう…
でも ぐるぐる歩いて どの角だったか思い出せないなあ
こちらのblogに すてきな写真
半夏生のようだが 葉は全部白い 崑崙花(コンロンカ)
白は 中国の崑崙山に積もる雪に見立てて
マメ科だとは思うけれど ?
何の花?
二色使いがモダンな 柏葉紫陽花
解らないけど 茶色の花は終わりの花ですか
それともこんなふうに咲き分ける?
最後に ハイビスカス。 特筆すべきは 「雄蕊と雌蕊が長く合体している(花おりおり)」
木槿や芙蓉にも似てるね
午後の空いた時間 ブリヂストン美術館で ドビュッシー、 音楽と美術 展を観た。 印象派と象徴派のあいだで と副題がついている。
絵を見れば 心地よい音楽が響いたり、 音楽を聴けば荘重な絵が浮かんだりする。 音楽は色を奏でるのだ。
上段左から モネ「嵐、ベリール」 モネ「雨のベリール」 下段 ・マルセル・バシェ 「クロード・ドビュッシーの肖像」 ・ドビュッシー「海」 楽譜 ・葛飾北斎 「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
・マネ 「ステファヌ・マルラメ」 ・アンリ=エドモン・クロス「黄金の島」
・モーリス・ドニ「イヴォンヌ・ルロールの肖像」 ・ルノワール「ピアノに向かうイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロール」
画像はパンフレットから
ドビュッシーの肖像画や写真(実は水彩画) 手紙など 作曲家の実像に迫る。
楽譜をみたが、 小さな文字が書き込まれ、 細かな五線紙に列なる点のような音符、 重なる音が響き合い匂うようにやさしい。
眼に見えるものは物ではなくて 光りの束… 印象派の絵のように
ドビュッシーは 音の色彩を明滅させた、
象徴派の詩も彼に大きな影響を与えた。 手許の古い資料によれば
象徴派の詩は ことばを日常的な意味や社会性から洗い清め、 個々の単語は「感覚の記号」として、 また「響き」として把握し、かかるシンボルどうしの触れあいから生ずる象徴的な感覚をつなぎ合わせ モンタージュすることによって新たな世界をつくり出す。
(戸田邦雄)
却ってややこしくなったが
和音を 純粋に「響き」や「色合い」として 感覚的にとらえる
つまり ふんわりした 透明な音楽。 「音と香りは夕暮れの大気に漂う」 音楽は香のごとくたゆとう。 ドビュッシーの音楽に魅かれる理由はここかも知れない。
絵画的なタイトルを読むだけでも詩を感じる。
「亜麻色の髪の乙女」 「美しき夕べ」 「海」 「月の光」 「光と色」 「雨の庭」 「レントより遅く」 「沈める寺」 「ノクターン」
アール・ヌーヴォーやジャポニズムの影響(二人のクローデル)、 文学、 彫刻、 工芸、 舞台芸術などすべてに響き合う。
オルセー美術館、オランジュリー美術館、 そしてブリヂストン美術館の所蔵作品を中心に150点の作品。 まとめは引用が多くなった。
第1章 ドビュッシー音楽と芸術
肖像画や写真かと思うほど細緻な情景、ピアノを弾くドビュッシーの姿。
アンリ=エドモン・クロス「黄金の島」 遙かな島々、水や砂のグラデーション、きらめきはまさに音楽を奏で、 ドビュッシーの作品に重なる。
第2章 「選ばれし乙女」の時代
ロセッティの「選ばれし乙女」に共感して作曲された。
エドワード・バーン=ジョーンズ、モーリス・ドニが描く女性像も影響を与える。
第3章 美術愛好家との交流- ルロール、ショーソン、フォンテーヌ
交流を通して ドガ、ピュヴィ・ド・シャヴァンヌ、カリエール、ヴュイヤール、カミーユ・クローデル、 ロダンらの作品に関心を抱く。
第4章 アール・ヌーヴォーとジャポニズム
エミール・ガレの優美なガラス 「たまり水」 「蜻蛉草花文花瓶」
第5章 古代への回帰 「牧神の午後への前奏曲」
古代美術への関心が作品を生む。 メイヤーが撮影したニジンスキーの舞台写真など。
第6章 ペレアスとメリザンド
ドビュッシーが残した唯一の歌劇 楽譜、 舞台装飾 衣装などの写真
第7章 「聖セバスチャンの殉教」「遊戯」
音楽劇「聖セバスティアンの殉教」 バレエ音楽「遊戯」を作曲
さまざまな芸術家が関わった。
第8章 美術と文学と音楽の親和性
小説家ポール・ヴァレリーやアンドレ・ジッドらと交わした手紙が残っているそうだ。
「おもちゃ箱」 「花火」 「ため息」など作曲のためのエスキス。
第9章 霊感源としての自然-ノクターン、海景、風景
風景によって呼び覚まされた曖昧な感覚、 心地よい幻想を音で表現
モネ「雨のベリール」「黄昏ヴェネツィア」 マネ「浜辺にて」
ガレ「海」。ゴーガン、ボナール、エミール・ベルナールなど
ドビュッシー 「水に映る影」
第10章 新しい世界
シニャック、 マティス、ヴラマンク、モンドリアン、クレー、カンディンスキーの作品との交響 (カンディンスキーの「二本の線」は 以前背景に使ったポスターの絵によく似ていた)
本展覧を楽しみにしていた。 会場は部屋が入り組んでいて行ったり来たり、順序が解らなくなった。 矢印をふやして 誘導して欲しい。
音楽と絵画と… おなじ感性や感覚が響き合う、 芸術すべてに交響する。
常設展も愉しみました。
![]() |
先週のつづき 8F 2回目
この籠は旅先の湯布院で求めたよし。 同行のご主人に 「近所にもあるだろう…」と言われながら、 わざわざデザインが気に入ってかついで帰ったそうだ。 もう出会えないかも知れない、 究極のモデルだったのね。 なるほど ダイナミックなカーブもすてき。
泥つき野菜とともにワイルドに描いた。
やさしかったご主人は その後亡くなられた。 彼女はたいせつな思い出とともに絵をつづけている。 明るくて いっしょにいてとても楽しい。
写真は 夕方の室内で撮った。 外光が反射してうまくいかない。
背景の粗いところを直して完成させる。 お喋りしながらきょうも楽しかった。
本日 梅雨明け
明けるまえから真夏日で これから猛暑が襲ってくる
どうぞみなさま お健やかに…
夏らしい 強烈な色のカンナ
食用にする種類もあるので、 園芸種をハナカンナと呼んで区別するそうだ
カンナの種子は堅くて楽器のマラカスに使われる
立派な葉だけが繁っていたころ 何の花が咲くのか解らなかった
花びらに見える一部は 雄蕊の変形… ??
最高気温 37.2℃
昔の記事を見ると 写真が欠落していたり、 アルバムが動かないのもあるようで せっかく覗いてくださったかたに ご迷惑をおかけしています。
これは gooのシステムが変わったために起きているらしいのです。
でも 別所沼の四季 や 別所沼の四季Ⅱ 動いています
BGMも聞こえます (よかった!)
Sakura先生のおかげで 楽しいblogになりました。
あらためて ありがとうございます。
濃いブルーの元気なイルカと カラフルなビーチボール、 DEAN & DELUGA のたのしいアイシングクッキーだ。 見ているだけでワクワクする。 水族館で見たイルカの躍動が甦った。
夏草が涼しげな便箋に おめでとうの文字… すこし早いですが、 と断って先週の万葉講座の日に頂いた。 明日がわたしの誕生日。
きれいで可愛らしい 食べてしまうのが惜しいくらい。 芸達者なイルカがボールを転がしている。 いつもお気にかけてくださって ありがとうございます。
これも万葉の日 別の方からマグネットつきの栞をいただいた。
Abbaye Saint-Pierre de Moissac サン・ピエール・ド・モワサックの修道院(世界遺産)へいらしたという。 絵柄は 回廊の柱頭とアーチの装飾、 ロマネスク様式の彫刻が美しい。
読みかけの本に栞をかけると滑り落ちないでいい具合ね。 ありがとうございました。
ひとり参加の旅を満喫されたらしい。 旅行は たいていひとりよ…
長旅なればこそ相手に気兼ねしないですむし、 アクティブに動けるからでしょう。
旅の目的もはっきりしている、 見習いたいとおもう。
親友のメッセージもすてきだった。
新たな一年のはじまり 今年という佳き一冊ができるように祈ろう。
ノートに喩えたところもすばらしい。
しずかな励ましに感謝した。
家の蔓花茄子(ツルハナナス) 別名 ヤマホロシ
蔓を伸ばしてどんどん増えている
茄子の花に似ている 和風の花
きれいだけれど厄介者が 歩道をにぎわしている
牡丹臭木 ボタンクサギ 名前のとおり 臭いです
ムクゲは 韓国の国花
花言葉 「信念」
白木槿うかべて野路の月いまだ 翔
一重 半八重 八重咲きとあり
一重咲き群には名花と言われる 「宗旦」(白地に赤)↑
「日の丸」(白地に底赤) の品種。
これは?
近所の庭で
早くも吾亦紅の松かさのような花が色づいている。
吾亦紅をみつけると つい佇んでしまう
紫式部の(源氏物語 匂宮) では
老を忘るる菊に、おとろへゆく藤袴、 物げなきわれもこう… だ
物げ無し… それと認めるほどのこともない。 あまり目立たない、
たいしたものではないと言われるが 吾亦紅ほど気になる存在はない。
侘びた風情もいとおしいし 秋を代表する花だとおもう。
吾木紅すすきかるかや秋草のさびしききはみ君におくらむ 若山牧水
緑のカーテンに遮られて 気をゆるした蝶が来ます
20㎝くらいになったゴーヤーを 2本収穫しました
これから 次々成って お分けするほどできたらいいですが…
国道17号沿いを歩いたら ちょっと変わったアジサイが
花びらがくるっと反って 砂糖菓子のようです
可愛いアジサイを 初めてみました
調べると
渦紫陽花 ウズアジサイ とか お多福紫陽花 とか
ルナールによれば 沼の蜻蛉も眼を患っているらしい。 いつも水辺にいる訳は
腫れあがった眼を 水で冷やすのだって。
眼が大きい夫は、 入院五日目に退院。 本日抜糸です。
目のことだけにちょっと怖いけれど、
まだまだ充血は取れません。 3か月くらいかかるらしい。
ご心配くださってありがとうございます。
ふだんどおりの暮らしです。
ほんとうに (-_-;) 個人的なことなんです… m(_ _)m
やはりじっとしていられない、 ことしも見てきました。
さいたま市浦和区
見沼代用水 西べりに、 ヤブカンゾウが群生しています。
藪萱草は 忘れ草といわれ花は一日で萎む。
緑に囲まれて 朱色がひときわ目立っています。 地元の方が育てているのですね。
毎年みごとな花を楽しませていただいてありがとうございます。
以前の記事です
用水沿いに 皆さんが育てている多様な植物が迎えます。
レモンを植えて4・5年は経つ。 ことし初めて実がついた。 毎年花は咲けどほろっと落ちてがっかりさせていたのが、 主のぼやきが聞こえたらしい。
まだ親指の頭くらい。 庭の小さな檸檬は爽やかな色と匂いでこころを満たした。
あこがれのレモンイエローはいつごろみられるのか。 そして 茂吉の
黒貝のむきみの上にしたたれる 檸檬の汁は古詩にか似たる
大きな檸檬を半分に切ってジュッとやる、 その汁がいかにも古詩に似ているという。 檸檬の汁が、そのままホーマーかヴェルギリウスかダンテか、そういう感じの檸檬だ…
と、 斎藤茂吉没後50周年記念シンポジウムのパネルディスカッションより 芳賀 徹先生のことばにあった。 古詩に似ている… 反芻し深い語りに酔った。
起ち上る風の百合あり草の中 たかし
カサブランカも咲きだした。
省エネの夏がはじまった。 夜来の雨もあがって、 さっそく蒸している。
こんな日は 浮かれごころの舞姫も来る。
みどりのカーテンはこんなぐあい、
まだまだ透けている。 急がないとね
呑気だった これまでの七月
よそのお宅の梔子 純白が涼しげな八重
歩道沿いの文字摺草(モジズリソウ) ネジバナ 螺旋階段を蟻がゆく
なでしこの花見るごとに娘子(ヲトメ)らが笑まひのにほひ思ほゆるかも 家持
微笑が浮かぶ河原撫子
アゲハのサナギ 昨日から黒ずんできた。
寄生されて、 羽化は望めそうも無い。