ドアの向こう

日々のメモ書き 

石蕗の花

2008-11-05 | 自然や花など

                            

    いろなき風が 黄色を揺らす

       
       咲くべくもおもはであるを石蕗の花    蕪村

       今日となり明日となりゆく石蕗の花    たかし

       つはぶきはだんまりの花嫌ひな花    鷹女

       静かなる月日の庭や石蕗の花      虚子

 

  去年は これほどきれいには咲かなかった。 
  ことしは ひときわ鮮やかで眼に沁みる。 花に気を取られ
  これを食べるなんて思いつかなかったが。

    ある時、 蕗を煮るように石蕗を炊いたのをご馳走になった。 
    とても美味しい。 水っぽさがない。


      

コメント
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